スポーツニュース(24/4/7) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

プロ野球が開幕した。

贔屓球団がある私には、スポーツニュースが大変大事。


勝った日には大喜びであちこちにチャンネルを合わせる(負けたときはまあそこそこ)。

 

ただ、プロ野球は12チームあって1日最大6ゲームの結果を伝えるため、例えば巨人とかサムライ代表者のいるチームなどが優先される。私の贔屓球団は割と地味な部類なので、あまりスポットが当たらないことが多い。

 

そんなのはわかっている。わかった上で不満がある。

 

贔屓球団云々に限らず、地上波のスポーツニュースの伝え方にモヤモヤするのである。

 

まず真っ先に大谷くんニュース。

ホームランとかヒットとか、勝ちに貢献したならまだいい。でも、三振でした、とか、今日はヒットが出ませんでした、とか、あるいは試合がないのに明日のためにこんなトレーニングをしてました、とか。

 

私だって大谷くん、嫌いじゃない。むしろ大好きだし、WBCでめちゃくちゃ興奮したし、頼もしくて素晴らしい、日本の宝だと思っている。

 

でも、国内のプロ野球の公式戦があったんだよ? その結果より先に、試合のなかった大谷くんの今日の様子、というのが、どう考えても納得いかない。

 

チャンネルによっては、公式戦の勝敗を優先して告げるニュースもある。でも、それにしたってどうも手抜きに感じてしかたないものが目立つ。

 

試合前から「今日のAチームとBチームの対戦は、A所属の〇選手にスポットを当てよう」といった決め打ちをして、どう試合が転ぼうがそのまま放送しているように見えるのだ。

 

その対戦、Bチームが勝って〇選手が4タコだったとしても、「〇選手は惜しくも残念な成績で、Aチームは負けました」といった放送の仕方。

 

え、Bチームはどうやって勝ったの? どの選手が決勝打を打って、勝ち投手は誰? という最も核心のところは、最後に一瞬出される経過ボードで確認しろ、というスタンス。

 

例えばサヨナラ試合だったとしてもその肝心な場面がなく、◯選手の凡退打席の映像ばかりを見せられ、「試合はサヨナラでした」との一言だけ。


はあ? 

?と💢マークで頭が一杯になるわけで。


残念ながら、こういうパターンのスポーツニュース、多い気がする。

 

別にね、私の贔屓球団にクローズアップしてくれと言っているのではなく。

どの試合でもちゃんと、どちらがどういう経過で勝ったか、誰がヒーローなのか、きちんと伝えてほしいわけです。

 

で、だからCSやネットしか見なくなってしまう。

 

ネットのハイライトなら、試合がとてもよくわかる。

投手の好不調も、ゲームのターニングポイントも、活躍したのが結構地味な選手だったとしても、ポイントを押さえている。


試合後のヒーローインタビューまで見られるので、それはもう満足。

 

贔屓球団はあるけれど、野球全般が好きな身としては、どの球団の試合でも、知りたいのはそこ。

 

そういう意味で、先の決め打ちニュースを作っている方々は、あまり野球愛がないのかな、と思ってしまったりする。

 

(了)

 


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