プリンター(24/5/12) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

自宅のプリンターの端っこが欠けて久しい。インクセットする場所の蓋の爪の片方が割れてしまってパカパカするのだ。


でも、紙をセットしたり印刷したりに不具合はない。


ほとんど年一回、年賀状の時期にしか使わないのである。それ以外は、手帳代わりのメモ用ブランクや、役所に提出する書類のひな型くらいで、ろくに稼働していない。


つまり、ちょっとくらいの不具合など普段は忘れている。


だからなのか、年末に急に数十枚のカラー付きイラストと表の宛名をたて続けに印刷する、という大仕事のときに限って詰まる。


紙じゃなくてインクが。

かすれて一部が欠損。

 

これは、ノズルチェックとヘッドクリーニングを繰り返せばどうにか復活するのだが、結構な回数が必要。


で、かなりのインク量が消費され、さて本番、てときに「インクがなくなりました」とのメッセージが出たりする。

 

滅多にプリンターを使わないので、そのたびいちいちどうするんだっけ? と試行錯誤してから、そうだった、と思い出し、その結果にそうなると、やる気が無くなる。


たぶん、あまり使わないことが、逆に目詰まりを引き起こしやすくなっている気がしている。


元々は、あちこちのコンクールに応募する小説やシナリオを印刷するために買ったプリンターだった。

 

ところが、最近はWeb募集が増え、印刷や紐綴じや郵便局へ走る、などの手間をかけずにすむ。バカにならないインク代、郵便代金もかからないし。


なので、画面上だけですますことが多くなったのだけれど、これはちょっと危険。

 

ジェネレーション的に差はあると思うが、紙にプリントアウトすればすぐに気づく間違いを、画面上だと見逃がしやすいのである。


だから、できれば印刷して読み直して赤ペンで修正を入れて画面上に反映する、というのが一番ミスが減る方法だと思う。


最近は短編ばかり応募しているので、これをちょっとサボっていて……随分経ってから自分の公開作品を読んでみて冷汗をかくことも多い。


だから使おう、プリンター。

絶賛印刷推奨中。


ただ……バイトのためには使う気になれなくて。

 

細かい数字を確認しデータ入力する仕事。

出社していた以前なら、会社のプリンターで資料を紙に出力し、画面のデータと突き合わせていた。

 

が、今はそれができない。

いや、プリントしてもいいのだが、会社から貸与されているパソコンに、自宅のプリンタドライバーをインストールするのはどうかと思うし、セキュリティ上もよろしくない気がするし。


みなさん、どのようにしてこうした確認作業をしているのだろうか???


私はその元資料を、画面から広告の裏紙に手書きで写し取り、入力したデータに間違いはないかの確認をしているが……(その裏紙は一応シュレッダーへ)。


テレワークなんていう最先端だからこそ発生しているこんな旧態依然のやり方……、ちょっと笑ってしまう。

 

(了)
 



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カルガモは笑わない



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