石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -6ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

大方の予想は外れたのではないだろうか。

漏れなく私も大外れ。

 

パの代表は、ぶっちぎりで優勝のソフトバンク。セの代表は3位からクライマックスを駆け上がったベイスターズ。

 

私の贔屓はロッテなのだけど、憎ったらしいバカ強いソフトバンクにはシーズン中結構なやられ方をした。

大体が好投手に抑え込まれ、こっちも頑張って抑えるも凄まじい打線にそれを打ち破られ押し切られる、という感じで。

 

パのCS、第一ステージは僅差でロッテは日ハムに敗れた。けど、ファイナルステージではその日ハム、ソフトにあっけなく蹴散らされた。

つまりソフトは、シーズン中と変わらずバカみたいに強いまんまだった。

 

だから、3位から勝ち抜いたベイはまあ勢いはついただろうけども、やっぱり歯が立たないだろうと悔しいながら思っていたので、予想としてはソフトの4勝1敗くらいかなあと。

 

すみませんでした。

 

最初の2戦こそソフトの連勝で、ああ予想通りかあ、という感じだったのが、3戦目からベイ怒涛の4連勝! 

びっくりしたと同時に、爽快だった。

 

ロッテを応援する者としては、パに勝ってほしい思いはあったものの、ソフトに対しては、「ズルい、こんな戦力」といった妬みめいたものもあり、それを突き崩したベイに拍手です。

 

普段あまりセの試合を見ないので、ベイの選手は、牧、筒香、宮崎くらいしか知らなくて。

あらあら、桑原、森、中川、伊勢、森原……元気ないい選手がたくさんいる。

 

そして、連勝を重ねるにつれ、何だか負ける気がしない雰囲気や士気がワンワン湧き上がってきているのが目に見えてわかった。

 

すみません、2010年のロッテを思い出して良いですか?

 

下剋上。

 

最近は、リーグ優勝じゃないチームがCSを勝ち抜けるだけでそう言われることも多くなったけど。

言い出しっぺは当時正捕手だった里崎智也さん。

 

全くの底辺、つまりCS権を持つ一番下の3位だったチームが、CSの第一ステージ、ファイナルステージと勝ち進み、日本シリーズでも勝ち切ること。

これをやって初めて「下剋上」だと私は思っている。

 

けれどそれはホーム球場や1勝のアドバンテージなどのせいで、めちゃくちゃ難しい。2010年のロッテしか成し遂げていないことを見てもわかる。

 

唯一ロッテだけの称号だったそれを晴れて手にしたベイの大健闘(ちょっと悔しいけど)。

おめでとうございました。

 

(了)

 

 

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会社で手書きがワープロへと移行しつつあった頃。

妙な漢字変換が多発し、笑っている場合じゃないのにウケまくっていた時代も今はもう昔。

 

小説を書く身としては、ホント、笑いごとではない。


そんな自分に朗報。

 

私が利用する小説投稿サイトには、「誤字報告」という機能があったのだ。


読んでくれた人が、気づいた誤字を作者に伝えてくれるのである。たぶんダイレクトメッセージみたいなもので、作者本人にしか届かず、その指摘は非公開、作者はこっそり直すことができるというものである(と私は解釈している)。

 

変な単語が一つあると、読み手は「これ何だろう?」となってつっかえてしまう。

そこまで流れていた小説の勢いが止まってしまう。

その誤字一つのせいで、作者が膨大な労力をかけて書き連ねた本題へ読者が意識を向けにくくなってしまう、というか。

 

大損でしかない。

 

とわかっているので、書き上げた小説は、何度も読み直して確認する。

 

ただ、誤字だけでなく、言い回しとかエピソードの順番やてにをは等々も同時に直してゆくので、うっかり見過ごしてしまうことがある。


また、何度も見直しているうちに目がおかしくなるのか、「変な変換」に気づかずスルーしてしまうこともよくある(これは第三者が無垢な気持ちで読むのが一番発見しやすいと常々思っている)。

 

つまり、誤字があるまま公開してしまうことが結構ある。


プロ作家で編集者等がついている場合なら防げるだろうが、アマチュアの場合は自分ひとり、全方位自己責任。カバーしきれないことも多い。

 

なので、フォロワーの方が当然第三者目線で読んで「???」と悩み、「もしや本当はこの漢字を充てる単語だったのでは?」と気づいて報告してくれるとは、何てありがたい機能なんでしょうか……!

 

これまで私も何度か誤字報告をいただいて、即座に秘密裏に訂正した。これで小説のグレードはグッと上がった(に違いない)。

 

というように、本当に助かるので、私も読み手として気づいたら報告したいと思っている……のだが。

これがハードルが高い。

 

仲良くしてもらっているフォロワーさんなら言いやすいのだが、初見だったり自己紹介がピシパシッとしている方相手だと……気を悪くさせやしないかとか思ったり(小心者)。

 

また、自分の語彙力にも自信がなく、「これはどっちの漢字を充てるのが正しい?」と年がら年中迷っては辞書を引き引き書いている身なので、指摘しておいて間違いだったら大恥じゃないか、とか……。

 

でも、何度も確認の上、勇気を持って何回かお伝えしてみたら。

やっぱり皆さん、ありがたいと言ってくれました。

 

書き手の方はそんな風に、皆ちゃんとした文章を書きたがっているのだな、と改めて思ったのでした。

 

(了)

 

 

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久しぶりに映画館に出かけて映画を観た。

 

最近は映画館に結構な料金を払い、かつ、封切り後すぐにでも観たいと思うものがなく、大体がテレビ視聴を待つ感じで。

 

けれど、連ドラの「アンナチュラル」「MIU404」にハマっていた身としては、ほぼ同じ制作陣のこの映画を、絶対観たい、早く観たい、大画面で観たい、と腰を上げざるを得なくなった。

 

それでもこの出遅れ方だけど、混雑が嫌なのでよしとする。

結果、観に行ってよかった。

 

あのテレビドラマ2つのファンなら、毎週毎週密度の濃~い1時間に浸ったはずだと思うけれど、それそのままに、どうにも目の離せない、観終わって全力を使い果たすような濃度の映画だった。

これで1100円は安い(はい、それでもサービスデーで観ました)。

 

舞台は、流通業界。

私たちが軽く「ポチった」ものが、こんなに大規模にこんなに大勢の下請けやら孫請けやらを総動員して運ばれてくる、という物流の現状が、一目でわかる映像と、ぐさりと突き刺してくるストーリー。「今」を切り取るお手本のような題材の選び方だと思う。

 

そして、物語はミステリ要素を含み、「犯人は誰?」「この連続爆破の理由は?」と、息もつかせない勢いで展開していく。

 

脚本が、まあ先に上げた2つのドラマと同じく、ものすごく練られている。物流の今がどういう状態かが、ものすごく取材されている。

 

おそらくは、2時間に収めるために捨てたエピソードが山のようにあると思われ、だったら別途連ドラにしてほしいくらい。

 

セリフや登場人物の人物像など、細かいこだわりが随所にあって、個人的にはラストの洗濯機エピソードがツボ。

 

主演の満島ひかりさんがとてもいい。

芯の強さと馬力がある優秀な上司で、近寄りがたいのかと思えばたとえ話が下手で笑える。

とってもチャーミングで、私はこの人の声が特に好き。耳に心地よく響いてくる。

 

それから、お祭り映画にはよくあるけれど、脇に豪華キャストがぞろり。

岡田将生さん(脇じゃなくてW主演なのかな)、阿部サダヲさん、火野正平さん、安東玉恵さん、ディーンフジオカさん……。


更にこの映画の場合、他に「アンナチュラル」「MIU404」の役での出演者も。それも顔出し程度ではなく、ちゃんとストーリーに絡んでくる。

窪田くん、さとみちゃん、綾野くん、源ちゃん、井浦さんに松重さんに大倉さん……、みんなみんな大忙しだろう売れっ子の俳優さんたちなのに。

わー、もうハッピーだなあ。

 

ただ、あまりに濃過ぎて観終わった後疲れ切ってしまったので、もう一度観るとしたら、心身ともに元気な日を選ばなければ、と思う。

 

(了)

 

 

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その昔、「東京ラブストーリー」とか「ずっとあなたが好きだった」などのドラマ放映日の夜には、街からOLが消えたという。

 

その頃にはもうビデオ録画という方法もあったけれど、なるべくオンタイムで観たい、なぜなら翌朝みんなで「あれはひどいよね」「あっちの彼にすればいいのに」等々感想を言い合いたい、という気持ちからだったと思う。

 

でも、時代と共に嗜好が細分化して、みんながみんな同じものに一斉に夢中になる、ということが少なくなったのかな、と思っていた。


だから観たいドラマがあれば、録画して時間があるときにゆっくり観る。少なくとも自分はそうなのだけれども。

 

それが、最近はX(旧ツイッター)でオンタイムにつぶやく様をよく見るようになり、そうやって知り合いのみならず、同じものに夢中になっている人同士つながっている感じがあるように見える。

 

え。

現代のみなさん、あれやこれやお忙しいのでは。

なのにその時間帯、テレビをしっかり見ながら感想のつぶやきをすぐさま流す?

 

すごい。

 

私の場合、どうしてもオンタイムで観るより家事やらお風呂やらのマスト事項を優先してしまう。


お気に入りのドラマやバラエティは、お菓子などを食べながらゆっくり、もう他に何もしなくてもいい状態で全力で観たいのだ。


そうしないと、例えば推理物である場合、細かい伏線エピソードだったり、意外な人物の思わせぶりな表情だったりを見逃してしまう可能性がある。


それが嫌で。

 

となると、なかなかオンタイムというわけにいかず。

 

それと、私の頭は、どうも感じたことを素早く的確な言葉にする能力に欠けているらしい。


「これに違和感があって、その理由はこうで、だから自分はそう思った」といった意見がまとまるのに、偉く時間がかかるのだ。

 

となると、やっぱりなかなかオンタイムというわけにいかず。

 

だから、番組の進行と同時に考察や感想をぎゅんぎゅん流せる人たちを見ると、「すごいなあ」と思ってしまうのだ。

 

最近は、あんまり芳しくない出来のドラマに対しても、「反省会」とかのハッシュタグで賑わったりもするとか。


確かに突っ込みたくなるドラマも多いけど、そして、そういう負の感想の方が、より盛り上がったりもするだろうけども。

 

物語を書く立場から見ると、そういうの、キツイなあとも思ってしまう。

ただ、弱点や欠点がわかって次回作に生かせるようならば、それはプラスであることも確かで。


そうやって、いいものを見たいし読みたいし書きたい、という思いが満たされてゆくといい。

 

(了)

 

 


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対談番組やヒーローインタビューを見るのが好き。

 

あのドラマの裏側でこんなやりとりが? あの劇的なプレイはこう思いながら臨んだ結果。などという裏話が面白くて。

 

でも、インタビュアーさんによっては、ときどき不満の残るものがある。

 

プロ野球では、試合後に勝利の立役者に話を聞くヒーローインタビューというのがある。

 

「あの打席に入る前に〇〇選手と何か話してた!」「打席を外してもう一度サインを確認していた」などと、今はそういう瞬間をカメラが結構映している。

それを観ていたこちらは「何話してたんだろう」「サインは途中で変わったのかそれとも見逃したのか?」みたいなことを知りたいと思うわけで。

 

ところが、インタビューをするにあたってひな型でもあるのか、「今どんなお気持ちですか」「あのとき何を思って打席に入ったのでしょうか?」などと、判で押したような質問が多い。

 

いや、それはいいのだけれど、「あのとき何を思って打席に~」と聞いておいて「ふがいない打席が続いていたので何とかしたかった」「ずっと援護できなかった投手に勝ちをつけてやりたかった」とか、選手が考え考え答えたものに返すことなく「ファンの熱い応援が後押ししてくれましたね?」とぶった斬る。事前に用意していたと思われる質問を順番通りに繰り出したのみ、としか見えないことがよくあって。

 

そういった形式だけに思えるインタビューは当然面白くないし、一生懸命言葉を選んで答えた選手にも失礼に思える。

 

一番ひどいのが、「オータニさんの今日のホームランをどう思いましたか」「被災地の方々に勇気を与えられたと思いますか」と、その試合、その選手に全く関係ない話題を振ってくること。

それはそれ、これはこれ、ではないのでしょうか?

 

上手いインタビュアーさんだと、選手の答えから話を膨らませ、「ふがいないなんてことないです。ここ一番で打てたのは何がよかったのでしょう?」「今回は援護できましたね。その投手に何か言葉はかけられましたか」等、話は広がっていく。

 

そこが面白いし、こちらは聞きたいことが聞けて更に裏話や選手の性格の一面などのプラスアルファが知れて、満足する。こういう「会話」になっているのが上手いインタビューなのだろうなと思う。

 

宝塚の対談番組「宝塚カフェブレイク」の司会の中井美穂さんなどは本当に上手いと思う。

 

ジェンヌさんの言うこと言うことに全てご自分の感想を添えて返し、更に役作りや心構えなんかの話に広げていくのがお見事。相手へのリスペクトも多々感じられて、事前によく勉強しているだろうことも伝わってきて、やはりインタビューとは「会話力」なのだなあと思う。

 

(了)

 

 

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今、宝塚雪組で、現トップさんの退団公演として「ベルサイユのばら」が絶賛上演中。

 

原作は、1972年~1973年に連載された池田理代子さんの少女漫画。

 

というと、あれ、そんな短期間だっけ? と思うほどあまりにも有名な名作の大作で、たぶん私と同世代はもちろん、その親世代、若しくは子や孫に至っても、この漫画のおかげでフランス革命には精通している、という方が大勢いらっしゃるはず。

 

おかげで世界史苦手な私もそれだけはそこそこわかるし、単行本化された全5巻も手元にある。

 

読み返せば読み返すほど、年を経て再読してみれば尚、そして作り手側の立場で読んでも、この物語は最高に面白く、展開やキャラ設定や時代背景、画力など、すべてにおいてレベルが高すぎる。

 

読みすぎてストーリーもセリフもすっかり頭に入っているのに何度でも読みたくなる。


今上演中の宝塚の観劇予定はないが、キャスト表などを見て、「ああ、あの人物をこの方が演じるのね」と、そのキャラや登場シーンや名ゼリフがすぐに浮かぶほどで。

 

中で、私が好きなエピソードを一つ。

 

オスカルが衛兵隊に移って、隊員たちの反抗に遭う。そのリーダー的存在のアランは、肩書は貴族。けれどご時世柄、平民よりも貧しい暮らしをしていて、隊で支給される豪華な料理を妹のディアンヌに面会ごとに持ち帰らせ、家族に渡らせていた。

けれど結婚を前に幸せそうに輝いていたディアンヌは、相手が裏切って裕福な平民娘と結婚してしまったため、自死。

 

単に、貴族だから金持ち、貴族だから幸せ、といった短絡的な構図ではなくなっていた時代を強烈に訴えるエピソードだった。何度読んでも哀しい。

 

最初に「ベルばら」を読んだのは小学生のときだったけれど、その頃はアントワネットらの豪華なドレスを見るのが楽しくて、そのうち悲恋物語に心打たれるようになり、やがて革命やその時代背景を理解し、……などと、年齢が行くにつれ様々な楽しみ方、読み取り方が出てきて奥深い。

 

今回の宝塚はフェルゼン編なのだが、実は私はフェルゼンはあまり好きではなかった。というか、私の中では影が薄かった。


それよりはロザリーやジャンヌ、ポリニャック伯夫人などの脇を固める強烈なキャラたちに心が躍った。アントワネットとデュバリー夫人の女の闘いの、今でいう「ざまあ系」みたいな展開も読むたびにワクワクする。


つくづく「ベルばら」、宝塚向きだなあと思う。主人公が男装の麗人ということはもちろん、詩的なセリフ回しといい、革命がベースの物語なことといい、お衣装の豪華さ、愛と死の劇的な展開。


チラリと舞台の一部を映像で見たけど、原作での革命の合言葉って確か「自由、平等、博愛」だったのに、「博愛」でなく「友愛」となっていたのは何か意図が? (訳には両バージョンあるようですが)

 

という疑問を含め、観たかったけど、とんでもないチケット難の人気公演、手元の単行本を読み直して楽しむことで我慢します。

 

(了)

 

 

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久しぶりに、ネット以外の小説コンクールに応募してみようと思い立った。

とはいえ、これまで書きためて来たネット落選作の一つを練り直す予定。

 

その物語は、主人公がちょっとした専門職で、仕事の7つ道具として普段聞き慣れない名前が出てくる。

いつものごとく、図書館でそれ関係の本を借りたり、ネット検索したりでそういうものを描写した……はず。

 

この小説を公開したのは4年も前だけど、そのときと今とで自分の創作ルーティンはほぼ変わっていない。

変わったことと言えば、その頃は一太郎、今はWordでベタ書きしているというくらい。

 

けれどそれが致命傷だった。

 

本やネットを参照した場合、そのタイトルやアドレスを資料として書き残しておくのは癖になっている。

 

なのに……この作品についてはその資料についてのメモが見つからない。

何故だ!

 

というか、その頃は一太郎で作っていたはずのその原稿が、Wordしか残っていない。

え? 何で?

 

一太郎にはタブ機能があって、一つのファイルにいくつもの文書を作ることができる。

だから一つの作品に対して、そのファイルに「アイディア」「プロット」「本文」「本文【ボツ1】」「本文【ボツ2】」等……まあ、6~7個のタブを作って保存していた。


その「アイディア」タブの文書に参考資料のタイトルや出版社等を残したはずだった。

 

今年始めに旧パソコンがいろいろ不具合の末ぶっ飛んだ時、新パソコンへの移行で一太郎を載せ直すのに諸事情あって手間取った。

ので、書きためた大量の一太郎文書を徐々にWordに変換していこう、と思ったことは覚えているんだけど。

 

Wordにはタブ機能がない。

だから一つのファイルにはノッペリ一つの文書しか作ることはできない。だから一太郎文書にいくつタブがあろうと、一度に変換できるのは一つのタブの分のみである。


その時の自分は「出来上がった最新の本文さえあればいっか」と思ったのか、「本文」タブの分のみがWordとして存在している。でも元々の一太郎を消してしまうはずもなく。

 

まあ、毎度USBにしっかりバックアップは取ってあるし、とそっちを見てみたが、やはりWordしか残ってない……一太郎で作った元ファイルは一体どこ行った?

 

しかも、その作品を書いた時期の前後5つ程だけがその状態。

その他ほぼ90%の作品はちゃんと一太郎が残っている(おそらく5つ変換した時点で面倒くさくなって「いつかやろう」と放り出したのだろうが)。

 

で、つまり、「アイディア」タブに記されてあったはずの資料メモがない。

 

ちょっと。

今書き直すにあたって、もう一度確認したいのに、何を参照したのかわからないじゃんよ。

 

そこで、あ、と名案を思いついた。

図書館から借りたのなら、「予約の本〇〇が届きました」とメール連絡があったはず。そこから本の名前がわかるはず。

 

よし、とメールを遡ろうとしたら……旧パソコントラブル、去年以前のメールも全て消し去ってくれちゃったことを思い出す。

 

……仕方なく最初から資料の探し直し。当時参考にしたものを求めているのだけれど、いまだこれというものにたどり着かない。


別の資料を参照し直して違った描写にするしかないのか……奮闘中。

ふう。

 

(了)

 

 

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最近、夕方のフジテレビに過去のドラマの再放送枠が復活した模様。


「救命病棟」「ガリレオ」「古畑任三郎」「医龍」「振り返れば奴がいる」など。

 

本放送当時、夢中になったものが多いので、喜んで懐かしく観ている。

 

というのも、最近のドラマ、面白いものは面白いのだけれど、ちょっと複雑すぎてついていけなくなるものもあって。いいドラマだなと思いつつも、もう一度観たいかと言われると、まあどっちでもいいか、となる程度ののめり具合。


どうしてだろうと思っていたのだけど、そういう昔のドラマを観ていて一つ思いついた。

 

速さが違う。

 

今のドラマはとにかく展開が速くて、速いから54分でも話がどんどん進んでいき、だから同じ1クールでもたくさんのエピソードが詰め込まれている。

 

そうすると、複数人物のそれぞれの物語やあるいは入り組んだ人物関係が多く描かれ、それが結果として複雑すぎて何だかわからなくなってしまうパターンに陥ったりするのである。

 

翌週に続きを見ると、何だっけ……この人、どうしてこうなってるんだっけ……とか、もう私の著しい理解力低下も加わって、脱落、となったり。

 

ただ、昔のテンポの方がいいというわけではなく、今観ると「それで?」「速く次、次!」とか遅さにイライラしたりもするので、勝手なものであるが。

 

要するに、今の方が同じ時間の中にたくさんのものを次々見せないと視聴者はついてこないのか。いわゆる「コスパ」というやつ?


それでいて一本芯が通っていないと話が分裂してしまってついていけなくなる。いわゆる「ブレない」というやつ?

 

難しいものだなあ、、、と、物語を作るときの我が身を振り返って思う。

 

とにかくテンポよくスピーディーに進めたいから、ちゃっちゃちゃっちゃとエピソードを転がす。でもそうすると予定より枚数が少なくなってしまい、話全体が薄くなってしまうことがある。で、他にもいろいろと加えなくては、となって、今度はごちゃごちゃしすぎて趣旨が伝わりにくくなってしまったり。

 

逆に詰め込みたいエピソードが多すぎてどうしても枚数に収まらない、となって泣く泣くカットするシーンを探すときもある。その作業はかなりしんどい。それでも、たぶんその方が濃密になるので読み応えがあると思ってはいる。

 

だから、今のドラマの作り方としては間違っていないのだろうな、とは思う。思うのだけれど、ついていけないときがあるのは、理解力の低下、スピードに乗る力の劣化、加速する物忘れ等々、こちらの力が衰えてきていることも、認めざるを得ない。

 

(了)

 

 

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コロナ禍の混乱が明けて大分経つ。

 

まだまだ完全に安心はできないけれど、あの不要不急の外出を控えるしかなかった頃に比べれば、それ以前の毎日に戻ってきてはいる。


あの頃、会いたい人に会うことが難しくなった。それまで普通にできていたそのことが、どれだけ大きかったかを知った。


自分も年を重ね、大事に思う人といつ会えなくなるかわからないのだ、ということに、気づかされたコロナ禍でもある。

 

なのに。


コロナでなくとも、いつ何があるかわからない。

 

会いたい人がいるならば、先延ばしにせずに会っておこう。

言いたいことや、感謝を伝えておこう。

ごめん、や、楽しかった、などの気持ちをちゃんと言っておこう。

もう少し言葉や態度に優しさを持とう。

 

そう思ったはずなのに。


いつの間にかまた、いつでもできると思ってしまっていた。

 

最近、そういうことが満足にできないまま、急に断ち切られてしまった相手がいて、とてもしんどい。

 

(了)
 

 

 

 

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5月に、我が家のプリンターの不具合ぶりと、それでも大した問題ではない、といったブログを書いた→プリンター

 

 

なのに、数か月経っただけの今、手のひら返しで新プリンターを買ってしまった。

 

というのも、ノズルチェックやヘッドクリーニングを何度か繰り返せばどうにか印刷ができていた旧プリンター、ついに何をどうしようとも全く印字出来なくなってしまったのである。

 

新品のインクに替えてもダメ、時間を置いてもダメ、つなぐパソコンを替えてもダメ。

 

自分仕様のブランクシートや、紙で見たいWebページ、バイト先等に要提出の書類の書き方マニュアルとか、まだ早いけど年末のはがき大量印刷……等を考えて、大型家電店で見てみたところ、結構手頃な値段のインクジェットプリンタがあったので、ほぼ即決。

 

パソコンやスマホの買い替えでは、セットアップの手間にげんなりし通しだったのだけれど、プリンターはあっという間だった。


今時はドライバーを入れるとか、「いつも使うプリンターに設定」とかそういう手順はないのね。

 

ペラ一枚の「スタートガイド」通りに進めるだけ。

 

まずあちこちに貼ってある保護テープを剥がす。4色のカートリッジをセット。インク充填ボタンを押す。用紙をセット。ノズルチェック、ヘッドクリーニング(ノズルチェックがOKなら不要)。

プリンター側はこれでおしまい。

 

そしてパソコン側も、ホームページにアクセスし、「セットアップ」ボタンをクリック、ダウンロード。

それでWifiも勝手に読み込んでくれて、以上。

 

試しに適当なエクセルシートを印刷してみたら、一瞬で、しかもクリアなプリントアウト。

 

実は旧プリンター、インクの不具合の他に、数年前からWifiで飛ばなくなってしまい、印刷するにはパソコンとプリンターケーブルでつながなくてはならなかった。その手間がなくなって万々歳。

 

何て身軽で気楽なプリンターライフ。

 

更に嬉しいのが、スマホからもすいっとプリントアウトできたこと。
旧プリンターのWifiがダメになったところでスマホの直印刷はあきらめていたので。

 

その上、このコはコピーとスキャナも可。

スキャナは別に持っているのだけど、以前はコピーしたい書類などは、それでパソコンに取り込んだ上でプリンターにつなぎ印刷する、というまどろっこしいことをしていた。


そういうのから解放されたわけで、まだ実践はしていないけど、試すのが楽しみ。

 

印刷のたびに前準備のインク充填にえらく時間がかかるのと、その分そもそも高いインク代がかさみそうなのが、、、ちょっと懸念材料だけど。


 

(了)

 


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