コロナ禍の混乱が明けて大分経つ。
まだまだ完全に安心はできないけれど、あの不要不急の外出を控えるしかなかった頃に比べれば、それ以前の毎日に戻ってきてはいる。
あの頃、会いたい人に会うことが難しくなった。それまで普通にできていたそのことが、どれだけ大きかったかを知った。
自分も年を重ね、大事に思う人といつ会えなくなるかわからないのだ、ということに、気づかされたコロナ禍でもある。
なのに。
コロナでなくとも、いつ何があるかわからない。
会いたい人がいるならば、先延ばしにせずに会っておこう。
言いたいことや、感謝を伝えておこう。
ごめん、や、楽しかった、などの気持ちをちゃんと言っておこう。
もう少し言葉や態度に優しさを持とう。
そう思ったはずなのに。
いつの間にかまた、いつでもできると思ってしまっていた。
最近、そういうことが満足にできないまま、急に断ち切られてしまった相手がいて、とてもしんどい。
(了)
「山」がお題の新作短編です。10分で読めます。(ヒューマンドラマ)
↓
「あと一回」がお題の短編です。11分で読めます。(ヒューマンドラマ)
↓
「届けたい〇〇」がお題の短編です。9分で読めます。(コメディ)
↓
「雨上がり」がお題の短編です。7分で読めます。(ヒューマンドラマ)
↓
********
☆彡読み切り連載中⚾
「キッコのベンチ裏レポート」(ただいま第10話まで公開中)
第213回コンテストで佳作に選んでいただいた「ポケットの中」がお題の短編はこちら↓ 11分で読めます。
第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた「○○解禁」がお題の短編はこちら↓ 14分で読めます。
バラを育ててはいけません (ファンタジー)







