石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -21ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

もう3年も前になるが、宝塚の「壬生義士伝」を観劇した(雪組2019)。

 

同じ原作の映画版(2002)があると知り、気になった。ちょうどそのタイミングでテレビ放送されたので録画。それをこのほどようやく視聴。

 

で、最初の感想は、「あれ? 観たことあったわ、これ」だった。

 

浅田次郎さん原作の、新選組の一人の武士のお話。


家族を愛し、南部という故郷を愛した男が、貧しい暮らしゆえに脱藩という大罪を犯して剣の腕で稼ぐ。家族への仕送りのため、ちょっと異様なくらいの金への執着も、周りを和ませる仁徳があるゆえに可愛らしくすら見え、悲劇へ向かうしかない流れは涙ものだった。

 

映画も宝塚も、そんな大筋は同じ。でも宝塚を観た時に、映画版を既に観ていたこと、全然全くひとかけらも思い出さなかった。なぜだろう?

 

映画版は、明治ももう時代が進み、歳を取った斎藤一が孫を医者に連れてくるところから始まる。この医者が、実は主人公の吉村の縁の者で、斎藤とかわす会話が幕末の回想につながってくる構成。引越し間際の貧乏医者らしく、ボロ屋と言ってもいい「場」。

 

でも、そこが宝塚版はタカラヅカ。鹿鳴館で踊る貴婦人たちの中、警備の職に就く制服キリリのカッコイイ斎藤一が登場し、華やかに当時を回想していくのである。故郷への強い思いが歌で表現されるのも効果的だった。

 

映画の斎藤は年を取り、怪我の後遺症で足も悪く、いかにも老いぼれ。でも宝塚の斎藤はどこまでもキラキラに素敵である。

 

だから同じ話だと気づかなかったのか……? そして「観たことあった」と気づいたのは、斎藤が佐藤浩市、縁のある貧乏医者が村田雄浩、と私の大好きな俳優さんだったから。何かこのシーン覚えがあるわ、と、途切れ途切れに思い出したわけで。

 

ざっと並べると、主人公吉村=中井貴一、大野(吉村の幼なじみ)=三宅裕司、近藤=塩見三省、土方=野村祐人、沖田=堺雅人、息子ら=伊藤淳史、藤間宇宙等、めちゃくちゃ見たくなる配役。つまり自分、まずは俳優さんありきで映画選んでたな、という傾向がクッキリわかった。

 

もちろん宝塚版も、吉村=望海風斗、大野=彩風咲奈、土方=彩凪翔、斎藤=朝美絢、沖田=永久輝せあ、と、そうそうたる顔ぶれ。映画の後にもう一度宝塚の録画を観直して惚れ惚れした。

 

映画版で前回なかった感想が一つ。

佐助という使用人がとてもいい味を出している。忠実で仕事が出来て非情な目もするが実際は温かい。そんな脇を締めた佐助を演じたのは山田辰夫さんという俳優さんだと初めて認識。検索したら、2009年にもう亡くなってらした。とても残念。

 

(了)

 

↓「○○解禁」がお題の短編です。14分で読めます。

バラを育ててはいけません

 

 

 

 

↓「あなたと離れた理由」がお題の短編です。14分で読めます。

ママの婚活

 

 

 

 

↓「泥棒」がお題の短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

いつの頃からか、洋物の話を読むのが苦手になってきた。

登場人物の名前がカタカナだから(当たり前だ)、というのが一番の理由かと思う。

 

元々記憶力が悪いのに、近年忘却力も加速、この2人がガッチリ手を組んでくるから、「この登場人物誰だっけ?」となってしまうのだ。

 

都度都度そうなってはページを戻して確認(本によっては見返しに人物紹介があったりするのがありがたい)。で、ちっとも物語が進まなくて結局放り出す羽目になるのである。

 

映画や漫画なら別。演じている俳優さんに馴染みがあったり、絵の描き分けで見分けがつくので、そういう障害は少ない。

 

でも、文字だけしかない本になると、すぐわからなくなってしまう。何なら男女の区別さえしばらく気づかなかったり(泣)。

 

そういう自覚が年々強くなってきたせいか、自分が書く物語も、洋物はほとんどない。

書いているうちに自分でも「この人誰だっけ?」となってしまいそうで、そんな話は読み手側だって訳わからん、となるのは必然だから。

 

で、洋物というだけで、手を出すべきじゃないブラックホール的な苦手分野になっていた。

 

が、挑戦している定期的なコンクールで最近、「○○解禁」というお題が出た。

 

私の場合、まずお題から連想する物をどんどん列挙することから始めるのだが、「解禁」についてはどうしても「禁酒法」しか出てこない。

 

となると、洋物にするしかない……?

と追い詰められて、ついに挑戦してみることにした。

 

ただし、8000文字という制限があるので、1930年代のアメリカという背景をどーんとリアルに添えるにはいささかキツイ。

で、考えた挙げ句、大人向けメルヘン、若しくはファンタジーという形にしようと決めた。

 

それで、この分野はほとんど初心者なので、雰囲気とか目指すイメージを得るためにいろいろと観たり読んだりした。

 

宝塚の「Once Upon a Time」、映画「アンタッチャブル」。

主人公の少女のイメージとしてジャンヌ・ダルク関連の偉人伝。

薄幸感が欲しくてロザリーを思い出すために「ベルばら」。

 

それから、和田慎二漫画。

私は大昔から和田さんのファンであり、その作品には洋物の大作を下敷きにしたと思われるものがいくつかある。それを日本の、それもティーンエイジャーの物語に換骨奪胎している技に、改めて感心しながら読み直した。

私も真似て、日本のティーンに置き換えて創ろうかとも思ったが、どうしてもうまくいかず、断念。

 

ちなみに鬼門の「登場人物名」は、作者が把握や区別がクッキリできるようハリウッド俳優名を拝借。

 

とまあ、いろいろ妥協しながらだけど書き始めてみたら、面白くなってしまい、一気に書き終わった。

 

そういえば、子供の頃は洋物の本を読むのが大好きだった。そんなことを思い出せただけでも、良い挑戦をしたと思っている。

                    (了)

 


↓洋物挑戦した「○○解禁」がお題の短編はこちら。14分で読めます。

バラを育ててはいけません 

 

 

 

 

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子供の頃から忘れん坊だった。


といっても忘れ物が多いという意味じゃなく、記憶するのが苦手ということ。すぐに別の何かに上書きされてしまう。要するに脳のキャパが小さい。

 

勉強したはずのことを後輩に教えてと言われるたびに「覚えてない」とばかり答えていたら、意地悪だと言われた。

思い出話をされて「何だっけ?」みたいな顔をし、友人を不機嫌にさせたこともある。軽んじられたと感じたらしい。

 

いや、意地悪とか軽んじるとかじゃなく、本気で思い出せないのに。

 

人との会話でも、盛り上がってあれよあれよという間に話が展開してゆくと、前半部分の内容が記憶されてないことがしょっちゅう。


私的なことならまだいい。けれど、例えば仕事でマスト事項を一度にいくつも言われると最後だけしか認識できてない、という経験も何度もある。

 

セミナーで同時多発的な質問に答える人や、複数の仲間同士で軽快に会話する人を見ると、自分の短時間しか記憶できないっていう現象、他の人にはなさそうだと感じる。


自分はごくごく普通の平凡な人間だと思っていたが、普通の人なら平然とできることができない、要するに欠陥品なのでは、と落ち込むことも多かった。

 

そういった歴史を繰り返しているので、忘れないためにメモを取ること、覚えておくために同じことを何度も繰り返し見直しやり直して体に刷り込むこと、などの習慣がついた(偉いねえと褒められたりするけど、結構必死なだけです)。

 

友だちとの会話という楽しい次元でも忘れん坊現象は年中起こるのであるが、お芝居やドラマという大好きな趣味でもこれはある。


一度しか観なかったものは、大概忘れてしまう。もう一度観直すと「あれ、こんな話だっけ? この俳優さん、こんな演技してたんだっけ」などと新鮮に観られる(!)。

 

たとえば最近、かなり前に入手したDVD(宝塚)を再度観て、そのエンディングに猛烈に感動した。


ストーリーはそこそこ覚えていたけれど、そのラストシーンはあまり記憶に残っていなかった。


物哀しい音楽とダンスがテンポアップして畳みかける2分ほどに今更熱狂、それから毎日10回以上リピートするのが日課になり、だから今も頭の中をその曲と映像がグルグル回っている。

 

入手した数年前もかなりしっかり観たつもりなのに、私の頭からはそのシーン、見事に消え去っていた。たまたま先日観直して発見したが、もし忘れたままでいたら人生大損していたとこだった。いやマジで。

 

そんな具合なので、生の舞台を観に行ってその空気を感じることにワクワクすれど、DVDを手に入れて何度も復習することも不可欠。でないとお気に入り候補のはずのシーンをポロポロこぼれ落としてしまう私。

 

生舞台を一度観ただけで丸ごと心に映せる人が、心底うらやましい。

 

(了)


↓「○○解禁」がお題の新作短編書きました。14分で読めます。

バラを育ててはいけません 


 

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(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

ワクチン4度目の接種備忘録。

 

(1度目の備忘録はこちら→「ワクチン接種(21/7/18)」

2度目の備忘録はこちら→「ワクチン接種2度目(21/8/29)」

3度目の備忘録はこちら→「ワクチン接種3度目(22/3/13)」)

 

これまでの3回はモデルナだったが、今回はファイザー接種。

3回目まではずっと同じのを打ちたい、とこだわったが、今回はBA5対応というところを重視。

(というか、正直もうどっちの会社のでもいいやって感じ……)

 

前回までは発熱に備えて食事の作り置きや冷凍、OS1の準備をしていたことに、今気付いた。


今回は、ぶっ倒れて寝る覚悟だけ決めて、何も考えてなかった……取りあえずこないだ用意した解熱剤が余ってるよな、と確認しただけ。


また、これまではこの接種のために丸一日空けたて用心していたが、今回は仕事帰りの夕方に「ついで」な感じで、全般的におざなり。

 

何かもうすっかり非特別になってしまい、気合い入れて準備する、という心持ちがかなり欠けていた。

 

接種予約も、ネットからあっさり取れたし。希望通りの、週末の日、一番近所の会場。しかも早めに着いたら早めに終わった。とても空いていたので。

 

注射も痛くもなく一瞬で、待機15分も問題なく経過。

 

就寝までの3,4時間で左腕が重く痛くなってきたが、見た目腫れも変色もなく。左腕を下にして寝られない、というくらいで、熟睡だった。

 

一番の懸念は発熱。


前回は39度近く出た。熱の高さや上がったり下がったりの期間に差はあれど、何日か使い物にならない状態に陥った。


(予診票に「これまでに予防接種を受けて具合が悪くなったことはありますか」と聞いてくる項目があって、問診で質問。

「モデルナで発熱したのはこれに入るんですか」と聞くと「2,3日で下がったんですね? じゃあ『なし』で大丈夫ですよ」と言われたけど……そんなもん?)

 

結果から言うと、今回は本当に軽い副反応で済んだ。接種後15~16時間後に37.4まで上がったのが最高で、ロキソニン服用後に下がっておしまい。


念のために1日安静にしただけで、あとは全く普段通り、仕事も運動も問題なかった。

 

ただ、その後注射針を刺した辺りにかなりの痒みが。ボーッとしていると掻きむしってしまいそうなので気をつける必要はあった。

 

ファイザーだったからなのか、4回目だから慣れたのか、よくわからないがこんなくらいで済んでホッとした。

 

それでも、注射、イヤですね。

 

(了)

 

 

 

↓「あなたと離れた理由」がお題の短編です。14分で読めます。

ママの婚活  

 

 

 

↓「演じる」がお題の超短編です。2分で読めます。

葉っぱの季節

 

 

 

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マダムの戯言2

 

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

↓「○○が落ちてきた」がお題のコメディ超短編。5分で読めます。

フライを落とすな!

 

 

 

 

 

ヤクルトvsオリックス。

去年と同じ顔合わせの日本シリーズだった。

 

昨年は接戦ばかりで口から心臓が飛び出そうな試合が続き、何年かぶりに満喫した頂上決戦だったので、今年も本当に楽しみにしていた。

 

で、期待に違わず、今年も凄まじかった。白熱の、ドキドキが止まらない、どっちも絶対に譲らない気迫が目に見えるような緊迫した試合ばかりだった。

 

オリックス目線で振り返ると。

 

初戦をエース山本由伸で落としたオリックス。しかも負傷の途中退場で今後の出場が微妙。

 

2戦目は3点リードの逃げ切りに失敗して、延長12回の末引き分け。負けと同じくらいのショックがあったと思う。

 

3戦目、本拠地京セラドームに移ったものの、1-7で大敗。ああ今年は昨年のリベンジもできず0勝で終わるのかオリックス、と思ったが。

 

翌第4戦は1-0で辛勝、

5戦目は、さすがの吉田の2本のホームランで劇的勝利(何と勝ち越しソロとサヨナラ2ラン)。

 

神宮へ戻ってヤクルトが巻き返すかと思ったが、第6戦はオリックスの3-0、第7戦は5-4で日本一を決めた。

 

山本負傷で、先発が2度回ってきた山崎福也は、恐らくヤクルトもマーク上位ではなかったと思うが、シーズン中にロッテも散々やられた好投手(注、私はロッテファンです)。


そして、リリーフ陣。

シーズン中ずっとロッテ戦を観ていた私も見覚えのない宇田川とか(終盤急成長した投手らしい)、先発だったはずの山崎颯一郎とか。素晴らしいピッチャーが続々出てきた。


ああ来年はこの人たちにロッテもきりきり舞いさせられそうでヤダわー、と思っちゃうような。

 

中嶋監督が「ヤクルトはどれだけ点差があっても必ず追いついてくる。強いチーム」とインタビューで話していたが、お互いそういうチームなので、観ている方も胃が痛くなるほどのシーソーゲームだらけ。

 

セパそれぞれの一番強いチーム同士の、超一流選手達の対決はこんなにスゴイんだよ、という展開を堪能できた濃い7試合だった。

引き分けがあったので、36年ぶりの第8戦の可能性もあったわけで、見てみたかった気もするけど。

 

MVPは杉本選手。

シーズン中はあまり良くなかった(佐々木朗希のパーフェクト試合で最後のバッターになっちゃうとか)。

でもやはり何か持ってるのか、ラオウ。ホームランのあの昇天ポーズこそ見られなかったけど、渋いヒットや守備でのレーザービームなど、ここぞ、という場面でやってくれた。

 

でも、紅林、二人の山崎、山岡、宮城、宇田川、比嘉等、賞をあげたい選手がいっぱい。


ヤクルトも、勝っていればきっとMVPはオスナ、他塩見、高橋、田口等、光る選手がたくさんいた(敬称略)。 


今後もも楽しみな両チーム。

 

オリックス、26年ぶりの日本一、本当におめでとうございました。

 

(毎年日本シリーズのこと書いてました→ 

「何年ぶり? 観応え充分だった日本シリーズ」(2021)、

「あんまりだった日本シリーズ」(2020)、

「あっけなかった日本シリーズ」(2019)、

「甲斐キャノン」(2018))

 

(了)

 


 

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フライを落とすな!

 

 

 


 

シナリオを書いてはせっせとコンクールに応募していた時期がある。

 

昔と多少変わったが、今だとテレビ朝日が2~3月、フジテレビが2月末、NHKのテレビが6月、ラジオが1月初め、くらいが締め切り。

 

大体1時間枠分の、400字詰め50~60枚ほどで、大賞に残れば映像化(ラジオは音声化)してもらえる。

 

それを目指していたのだけど、惜しいとこまで行ったこともあるけれど、いかんせん最近は応募数が多い。年々倍々に膨れ上がり、今じゃ賞にカスることすらできる気がしなくなった。

これは小説コンクールも同様。

 

結構根気よく何年も何年も応募していたので、ネタを決めてから完成までにかかる時間、原稿の綴じ方や一番安い郵送方法などを要領良くできるまでになり。

 

ただ、そうやって提出しても、一次通過の結果発表まで3~4か月、二次通過までは更に1~2か月、三次通過、最終結果まで更に1~2か月。そして翌年の応募作を書く時間を合わせると1年経ってしまう。

 

で、大体は最終選考に残らないと、審査員がどう感じたか、その作品の良いところ悪いところ、等々、批評をもらえない。

 

去年のテレビ朝日新人シナリオコンクールで見ると、応募総数1064で1次通過が178、2次が36、3次が10で、最終結果は大賞1、優秀賞が2である。

 

たぶん、その最終に残った3作と、良くて3次通過の他の7作だけが、その長所短所を教えてもらえる。

他、1064-10=1054の作品は、何が悪かったのかわからないまま次回に挑戦することになるわけで。

 

ひょっとして、例えば制限文字数オーバーとか、書式間違い、プロフィール書き忘れ等、くだらないことで落ちたとしても、知る由もない。

 

それをクリアしてたとしても、テーマがイマイチとかセリフが下手とか展開が強引とか、次回に役立てそうな欠点指摘が得られないまま次に向かう。だから同じ間違いを繰り返して落ちる可能性も高い。

 

そういうことを全部自己採点だけで繰り返す。10回応募、つまり10年くらいあっという間に過ぎてしまう。


10年経っても賞から外れてばかりだと心も折れる。

応募者に若い人たちも増え、旬な感覚からズレていくマズい気もしてくる。

 

その待つ期間が、もう少し短いといいのにな。せめて年2回募集、結果は半年待ちとか。

そして毎度「こうしたらもっと面白くなる」とアドバイスをもらえたら成長もできるのでは、とずっと思っていた。

 

それで今。

ネット小説サイトにハマっている。

 

最終結果が出るまでのスパンは短編で2か月程度と格段に速い。

どなたでも読めるし、登録者の方からなら感想ももらえるし、誤字など欠点を指摘してくれるフォロワーさんもいる。


他の応募者の作品を読んで「こんなスゴイものを書く人がいるのか」と衝撃を受け、なぜ自分が落ちるのかの納得もいく。

 

まあ賞はともかく、やっぱり反応をいただくと書くことが楽しくなるなあ、と意欲が上がるのがわかる。

 

(了)

 

 

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フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

 

 

 

戸籍が必要になったので、ちょっと空き時間ができたら最寄りの出張所に、と軽く考えていたら、そういえば自分の本籍地は隣の県だった、とはたと思い出した。

……思い出してよかった。

 

該当役所は電車を乗り継いで小一時間という距離なので、ちょっと面倒。

できれば行かずに済ませたい。

 

役所のホームページを開くと、マイナンバーカードでコンビニでも取れる、という触れ込みがデカデカとある。

が、まだ発行していないのでこれはボツ。

 

では、郵送請求。

 

手数料分の定額小為替と返信用封筒に貼る切手を郵便局でそろえ、その宛名に自宅住所を書き、免許証など身分証明のコピーと共に、「戸籍筆頭者名と欲しい書類の種類と、何とかとかんとかと……」の請求内容を記して……

 

だー、めんどくさい!

と思ったと同時に、大昔に遭った悲劇を思い出した。

 

当時、隣の県どころか数百キロ離れた場所に本籍があった自分、この郵送請求をやったことがあった。

その結果、あろうことか同姓同名、でも全くの別人の戸籍謄本が送られてきたのだ。

 

筆頭者も知らん人だし私よりも何十歳も年上で既婚者で住所も全く違う。どう考えても明らかに私じゃない。


ちゃんと筆頭戸籍者や自分の生年月日を明記して郵送請求したのに。

 

役所に電話すると、「あっはっはーすみません、送り返してください」的な、のどかな対応だったと思う。

 

そのときはまだ時間に余裕があったからよかったものの、ちょっと納得がいかなかったのを覚えている。もう数十年も前のことだから笑い話で済むけど、今だったら個人情報的に訴訟ものでは?

 

てなこともあるかも、いやさすがに今の時代はもうないだろう、とも思ったが。

時間があまりなく、そんな事故以外でもこちらの不備などで「請求し直してください」となって間に合わないと怖いので、直接出向くことにした。

 

重い腰を上げる後押しになったのは、他にも不安が2つあったせい。

 

1つ目。今の時代、本籍は免許証にもパスポートにも表示されていなくて、手元にわかる書類がない……で、うろ覚え。正直それが正確なものかどうか自信がない。(自分のことなのにアホだとは思うが)


2つ目。請求しようとしているその役所、そういった情報をITに移行して間もないらしく「表示されない情報もありますので、何が必要かを明記してください」みたいなことが書いてある。ええ~、マジか。

 

案の定、役所にて。

 

本籍地がうろ覚えの記憶と違っていて、「ではこの住所? じゃなかったらこの番地?」などと窓口で言い合って何とか一致し、解決。


その流れで、「これ、表示されますよね?」と必要な情報が含まれることを確認、「もちろんです!」と太鼓判を押され、ホッと一息。

 

……出向いてよかった。

 

とはいえ……

役所って、なぜあんなに不便な場所にあるんだろう。

 

その日は季節に合わない極寒となった1日で、ずっと雨が降っていた。

最寄りの駅まではそう時間もかからず雨にもぬれず楽に着いたが、そこからバス。

それが通学時間にぶつかって雨のせいもあってか大行列。

しかも道路大渋滞で大遅延。

 

グーグルマップによれば徒歩30分ほどで、気候が良ければ歩ける距離だとも思ったが。


そんな悪天候じゃとても散歩気分など起きず、ぎっくり腰明けでもあったので、渋々バスを使った。


それも乗り方や料金の払い方がうちの近所と違うので、いちいちもたついて周りをイラつかせ、自分も恐縮して。

 

書類をもらうのはたかが10分程度で済んだのに、猛烈に疲れた。

 

教訓。

こういった文書は、念には念を。早めに確実に直に取りに行きましょう。できれば体力の有り余った晴れた日の、通勤通学時間外に。

 

(了)


 

  ↓「演じる」がお題の超短編書きました。2分で読めます!

葉っぱの季節 



↓「泥棒」がお題の短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

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↓「あの日の約束」がお題の短編。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

 

ずい分前のことだけど、野球を背景にした長編の物語を書いていたことがある。


そのとき、いろいろな人に「野球好きでよかったと思えたことは?」「好きじゃない方がよかったと思ったことは?」などと聞き回ったりした。

 

なぜなら、自分自身がスリリングな試合展開にドキドキワクワク楽しめたり、人生と重ね合わさるようなプレイに考えさせられたり、といった野球の長所を感じてきたから。


半面、好きなチームがあんまりな負け方をしたり、納得いかない采配に入場料返せ、とか怒鳴りたくなるような不満も同じくらい抱く。そのストレス度は半端ない。

だから、野球好きじゃない方が楽なのかも、なんて思ったことが聞き回ったきっかけ。

 

でもやっぱり好きで、惨敗でも次の勝利を、ハイレベルなプレイを期待してまた観てしまう。


特に贔屓チームがいると、その勝ち負けにどうしても支配されてしまう私。

期待と不満が常にシーソーしているんだなあ。

 

さて、プロ野球、昨日クライマックスシリーズが終わった。セはヤクルトがストレートで進出を決め、パはオリックスが1敗はしたが激戦を制して突破。日本シリーズは去年と同じ顔合わせになった。

 

私の応援する千葉ロッテはペナントレース5位という成績で、今シーズンは既に終了。ただ、セリーグと違ってパリーグはずっと僅差だったので、ひょっとしたら3位に食い込んでクライマックス進出もあるかと最後の最後まで希望があった。

 

だから「これ以上負けられない」と言いながら結構な惨敗が続いても、他チームの勝敗との兼ね合いで数字的にはまだいける、ひょっとしてもしかして、と9月いっぱいドキドキしながら観ていた。

 

結局はダメだったけれど、最終戦10/1の相手はソフトバンク。これがまた、あちらのリーグ優勝が懸かった試合で、ロッテが負けるか引き分けるかでそれが決まる。なので向こうは真剣。でもこちらも最後のホームゲームで他人の胴上げなんぞ見たくはない。というわけで超真剣。

 

結果は、今シーズン飛躍的に伸びた和製大砲山口選手の逆転3ランでソフトバンクを打ち砕き、そのリーグ優勝を阻んでしまった。


ものすごく観応えのある試合で、あともう2,3こういう勝ち方をしてくれたらロッテがクライマックスに残れたかもね、なんて思えた有終の美だった。

 

というわけで、ほぼ最後までそういった綱渡り、ダメでもすごい見せ場があって、全くもう息の抜けない、震えながら観ていた今シーズンだった。

 

でも、ロッテが消えたので、このプレイオフはどこが勝っても気楽に観られる。野球は堪能できるし、不満やイライラはしないですむ。いやあどっちも頑張れ! と健全です。

 

うん……やっぱり贔屓チームがあるのはいいことなのか、よくわからないな。

 

(了)

 

 

↓「泥棒」がお題の短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

  

 

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↓「あの日の約束」がお題の短編。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

これは全ての人に当てはまることではないと思うのでおススメするわけではなく、単に私個人の好みのお話。

 

いつもなら、ストーリーが重厚でどんでん返しがあるような映画が好き。そのためのあちこちに張り巡らされている伏線を、目を皿のようにして探しながら観ていくのが好き。最後にそれが「当たった!」「うそ、そう来るか!」とどっちに転んでも観終わってどどーんと心に残るものが好き。

 

でも、疲れているときにそれはちょっとしんどい。

重いのも、細かい伏線を探すのも、終わってどどーん、とくるのも今は欲しくない……なんて思うときがある。でも何か観たい。

 

そんなときの自分的候補映画がいくつかあるのだが、最近は「クイック&デッド」(1995)だった。

 

これはシャロン・ストーン主演の西部劇。「氷の微笑」で大ブレイクしたのが1992年だから、この映画は乗りに乗っている時期だったと思われ、土や埃で汚れたガンマン姿でも素晴らしく美しい。もう彼女を見るだけで気分がほぐれてくる、というくらい。

 

ストーリーは、早打ちガンマンの決闘大会、といった、まあ西部劇があまり得意でない私には面白味がそうあるわけではないのだが、それが疲れている時分にはちょうどよく、あまり考えずに観ていられるのがいい。


そしてこの映画、シャロンが魅力的なのと同様、出演者がすごいのだ。

 

当時はまだそう有名ではなかったラッセル・クロウ。ちょっとモサイ役だけどさすがに目立つ。「グラディエーター」でアカデミー主演男優賞となるのはこの5年後。


ラスボスが似合い過ぎるジーン・ハックマン。もう当時から超有名ですね。


ほんの端役にはもったいなさすぎるゲーリー・シニーズ。私はこの2年後の「アポロ13」でめっちゃ惚れました。


そして、まだ少年くささの残るレオナルド・ディカプリオ。19歳のはず。私はこの映画で初めて知ったのだけれど、あまりのキラキラまぶしいオーラに「誰これ!?」と即座に名前を覚えました。「タイタニック」はこの2年後。

 

そんなすごい俳優陣とは知らずに観た最初のときも、苦手な西部劇というジャンルなんか全く気にならないくらい目を引かれたわけで。

 

そしてそれから20年以上経ってもなお、この映画を観るとキラキラ感に癒される。目の保養とはこのこと。ブレイク直前、あるいは直後の俳優さんたちの持つ輝きはただ事ではなく、それを浴びると何だか元気になったような気がしてくるのである。

 

(了)

 

 

↓「泥棒」がお題の新作短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

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↓「あの日の約束」がお題の短編書きました。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

神対応、神ッてる、神スイング……近年「神○○」とつける言い方をよく耳にする。

 

要は、素晴らしい、凡人にはできない、すごい、といった最大級の誉め言葉なんだろうと思う。

 

たとえばコンビニでの迷惑客への接客の巧さ、プロ野球でここというチャンスに打てた鈴木誠也選手の勝負強さ、野球経験者稲村亜美さんの美しいバッティングフォーム、などを絶賛する言葉なわけである。

 

ただ、ニュースやらバラエティでやたらに連呼されるので、どうも軽い感じが漂い、あまり自分が使う気にはなれずにいる。

 

とはいえ、私も神と仰ぐ方がいる。

リアルではなくネット上のことなので一方通行に思っているだけなのだけれど。

 

例えばこのアメブロ。

 

トップブロガーさんという括りがある。投稿頻度とか記事の面白さとかいいね数などの人気面等の条件があるのだろうが、その中でもひときわ「この人、神だわ」と思う方がいる。

 

毎日(!)投稿、内容も面白い。子育て、仕事もこなしている上に、記事についた数百のコメントにその日のうちに返信。

 

うわあ……これ、スーパー神対応以外の何だというんだ。

コメントというのは嬉しいし楽しいけれど、読むのには結構時間かかるだろうし、お返事だっていろいろ考えて書くわけだろうし。

 

たぶん書いた返事の内容をゆっくり推敲、なんてしていない。そのくらい素早くて、なのに内容が温かくて深い。そんなことができるのは人間性が優れているからだろうと思う。

まさにこれぞブロガーの「神」では? 

 

他にも、私が投稿しているネット小説サイトにもいらっしゃる。

 

ものすごい頻度で続々作品を上げてくる。それも短編完結ものと長編連載もの同時進行。そのサイトで開催されるコンクールにほぼ皆勤。どれもストックではなく新作。しかも質が高い。

したがって人気も高いし、コメントも多い。なのにそのコメントがつくや否や返事が入る。

 

おまけにこちらがその方の10倍も遅い頻度で投稿する拙作も、公開するや否や読破してくれて、すぐに感想をつけてくれる。

その速さもそうだけど、内容がこちらの狙いを見事に汲んでいて、ノックアウトされるわけである。

 

これがネット小説家の「神」と言わずして何であろうか。

 

他にも、長年ずっとフォローしている大好きなツイッターさんがいる。(ツイッターをする人のことは何と呼ぶのか……ツイッターラーとかなのか……聞いたことないので、「ツイッターさん」と呼ぶことにする)

 

ドラマ関連のツイートがメインなのだが、思わずうなずいてしまう一言やそのオンタイムな感想の速さ、お茶目な言い回しなどが心地よくて。

新ドラマの時間枠や出演者情報は私はここから仕入れていて、この方の感想次第で視聴を始めたことも多い。

 

個人で手掛けておられるHPも見やすいし整理が行き届いている。ITにも詳しい方なのだろう。子育てもお仕事もしっかりこなしてらっしゃる気配があり、どこで時間を捻出しているんだろうと不思議になるほどハイレベルなのである。

なのでこの方も私が「神」と仰ぐおひとり。

 

ネットがなかった頃は気づかなかったけれど、どこにでもいる。その道のプロだけではなく、すぐそこに、どこにでもいる、隣にも「神○○」な人が。日々そう感じる今日この頃。

 

(了)

 

↓「泥棒」がお題の新作短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

↓「○○が落ちてきた」がお題の超短編。5分で読めます。久々のコメディです。

フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編です。14分で読めます。しばらく封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びています。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜