石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -21ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

ずい分前のことだけど、野球を背景にした長編の物語を書いていたことがある。


そのとき、いろいろな人に「野球好きでよかったと思えたことは?」「好きじゃない方がよかったと思ったことは?」などと聞き回ったりした。

 

なぜなら、自分自身がスリリングな試合展開にドキドキワクワク楽しめたり、人生と重ね合わさるようなプレイに考えさせられたり、といった野球の長所を感じてきたから。


半面、好きなチームがあんまりな負け方をしたり、納得いかない采配に入場料返せ、とか怒鳴りたくなるような不満も同じくらい抱く。そのストレス度は半端ない。

だから、野球好きじゃない方が楽なのかも、なんて思ったことが聞き回ったきっかけ。

 

でもやっぱり好きで、惨敗でも次の勝利を、ハイレベルなプレイを期待してまた観てしまう。


特に贔屓チームがいると、その勝ち負けにどうしても支配されてしまう私。

期待と不満が常にシーソーしているんだなあ。

 

さて、プロ野球、昨日クライマックスシリーズが終わった。セはヤクルトがストレートで進出を決め、パはオリックスが1敗はしたが激戦を制して突破。日本シリーズは去年と同じ顔合わせになった。

 

私の応援する千葉ロッテはペナントレース5位という成績で、今シーズンは既に終了。ただ、セリーグと違ってパリーグはずっと僅差だったので、ひょっとしたら3位に食い込んでクライマックス進出もあるかと最後の最後まで希望があった。

 

だから「これ以上負けられない」と言いながら結構な惨敗が続いても、他チームの勝敗との兼ね合いで数字的にはまだいける、ひょっとしてもしかして、と9月いっぱいドキドキしながら観ていた。

 

結局はダメだったけれど、最終戦10/1の相手はソフトバンク。これがまた、あちらのリーグ優勝が懸かった試合で、ロッテが負けるか引き分けるかでそれが決まる。なので向こうは真剣。でもこちらも最後のホームゲームで他人の胴上げなんぞ見たくはない。というわけで超真剣。

 

結果は、今シーズン飛躍的に伸びた和製大砲山口選手の逆転3ランでソフトバンクを打ち砕き、そのリーグ優勝を阻んでしまった。


ものすごく観応えのある試合で、あともう2,3こういう勝ち方をしてくれたらロッテがクライマックスに残れたかもね、なんて思えた有終の美だった。

 

というわけで、ほぼ最後までそういった綱渡り、ダメでもすごい見せ場があって、全くもう息の抜けない、震えながら観ていた今シーズンだった。

 

でも、ロッテが消えたので、このプレイオフはどこが勝っても気楽に観られる。野球は堪能できるし、不満やイライラはしないですむ。いやあどっちも頑張れ! と健全です。

 

うん……やっぱり贔屓チームがあるのはいいことなのか、よくわからないな。

 

(了)

 

 

↓「泥棒」がお題の短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

  

 

↓「○○が落ちてきた」がお題のコメディ超短編。5分で読めます。

フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

これは全ての人に当てはまることではないと思うのでおススメするわけではなく、単に私個人の好みのお話。

 

いつもなら、ストーリーが重厚でどんでん返しがあるような映画が好き。そのためのあちこちに張り巡らされている伏線を、目を皿のようにして探しながら観ていくのが好き。最後にそれが「当たった!」「うそ、そう来るか!」とどっちに転んでも観終わってどどーんと心に残るものが好き。

 

でも、疲れているときにそれはちょっとしんどい。

重いのも、細かい伏線を探すのも、終わってどどーん、とくるのも今は欲しくない……なんて思うときがある。でも何か観たい。

 

そんなときの自分的候補映画がいくつかあるのだが、最近は「クイック&デッド」(1995)だった。

 

これはシャロン・ストーン主演の西部劇。「氷の微笑」で大ブレイクしたのが1992年だから、この映画は乗りに乗っている時期だったと思われ、土や埃で汚れたガンマン姿でも素晴らしく美しい。もう彼女を見るだけで気分がほぐれてくる、というくらい。

 

ストーリーは、早打ちガンマンの決闘大会、といった、まあ西部劇があまり得意でない私には面白味がそうあるわけではないのだが、それが疲れている時分にはちょうどよく、あまり考えずに観ていられるのがいい。


そしてこの映画、シャロンが魅力的なのと同様、出演者がすごいのだ。

 

当時はまだそう有名ではなかったラッセル・クロウ。ちょっとモサイ役だけどさすがに目立つ。「グラディエーター」でアカデミー主演男優賞となるのはこの5年後。


ラスボスが似合い過ぎるジーン・ハックマン。もう当時から超有名ですね。


ほんの端役にはもったいなさすぎるゲーリー・シニーズ。私はこの2年後の「アポロ13」でめっちゃ惚れました。


そして、まだ少年くささの残るレオナルド・ディカプリオ。19歳のはず。私はこの映画で初めて知ったのだけれど、あまりのキラキラまぶしいオーラに「誰これ!?」と即座に名前を覚えました。「タイタニック」はこの2年後。

 

そんなすごい俳優陣とは知らずに観た最初のときも、苦手な西部劇というジャンルなんか全く気にならないくらい目を引かれたわけで。

 

そしてそれから20年以上経ってもなお、この映画を観るとキラキラ感に癒される。目の保養とはこのこと。ブレイク直前、あるいは直後の俳優さんたちの持つ輝きはただ事ではなく、それを浴びると何だか元気になったような気がしてくるのである。

 

(了)

 

 

↓「泥棒」がお題の新作短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

 

↓「○○が落ちてきた」がお題のコメディ超短編。5分で読めます。

フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編書きました。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

神対応、神ッてる、神スイング……近年「神○○」とつける言い方をよく耳にする。

 

要は、素晴らしい、凡人にはできない、すごい、といった最大級の誉め言葉なんだろうと思う。

 

たとえばコンビニでの迷惑客への接客の巧さ、プロ野球でここというチャンスに打てた鈴木誠也選手の勝負強さ、野球経験者稲村亜美さんの美しいバッティングフォーム、などを絶賛する言葉なわけである。

 

ただ、ニュースやらバラエティでやたらに連呼されるので、どうも軽い感じが漂い、あまり自分が使う気にはなれずにいる。

 

とはいえ、私も神と仰ぐ方がいる。

リアルではなくネット上のことなので一方通行に思っているだけなのだけれど。

 

例えばこのアメブロ。

 

トップブロガーさんという括りがある。投稿頻度とか記事の面白さとかいいね数などの人気面等の条件があるのだろうが、その中でもひときわ「この人、神だわ」と思う方がいる。

 

毎日(!)投稿、内容も面白い。子育て、仕事もこなしている上に、記事についた数百のコメントにその日のうちに返信。

 

うわあ……これ、スーパー神対応以外の何だというんだ。

コメントというのは嬉しいし楽しいけれど、読むのには結構時間かかるだろうし、お返事だっていろいろ考えて書くわけだろうし。

 

たぶん書いた返事の内容をゆっくり推敲、なんてしていない。そのくらい素早くて、なのに内容が温かくて深い。そんなことができるのは人間性が優れているからだろうと思う。

まさにこれぞブロガーの「神」では? 

 

他にも、私が投稿しているネット小説サイトにもいらっしゃる。

 

ものすごい頻度で続々作品を上げてくる。それも短編完結ものと長編連載もの同時進行。そのサイトで開催されるコンクールにほぼ皆勤。どれもストックではなく新作。しかも質が高い。

したがって人気も高いし、コメントも多い。なのにそのコメントがつくや否や返事が入る。

 

おまけにこちらがその方の10倍も遅い頻度で投稿する拙作も、公開するや否や読破してくれて、すぐに感想をつけてくれる。

その速さもそうだけど、内容がこちらの狙いを見事に汲んでいて、ノックアウトされるわけである。

 

これがネット小説家の「神」と言わずして何であろうか。

 

他にも、長年ずっとフォローしている大好きなツイッターさんがいる。(ツイッターをする人のことは何と呼ぶのか……ツイッターラーとかなのか……聞いたことないので、「ツイッターさん」と呼ぶことにする)

 

ドラマ関連のツイートがメインなのだが、思わずうなずいてしまう一言やそのオンタイムな感想の速さ、お茶目な言い回しなどが心地よくて。

新ドラマの時間枠や出演者情報は私はここから仕入れていて、この方の感想次第で視聴を始めたことも多い。

 

個人で手掛けておられるHPも見やすいし整理が行き届いている。ITにも詳しい方なのだろう。子育てもお仕事もしっかりこなしてらっしゃる気配があり、どこで時間を捻出しているんだろうと不思議になるほどハイレベルなのである。

なのでこの方も私が「神」と仰ぐおひとり。

 

ネットがなかった頃は気づかなかったけれど、どこにでもいる。その道のプロだけではなく、すぐそこに、どこにでもいる、隣にも「神○○」な人が。日々そう感じる今日この頃。

 

(了)

 

↓「泥棒」がお題の新作短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

↓「○○が落ちてきた」がお題の超短編。5分で読めます。久々のコメディです。

フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編です。14分で読めます。しばらく封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びています。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

 

 

 

我が家のカレンダーのうちの一つは、行きつけの飲食店からもらったもの。毎月季節のお花が活けてある素敵な写真集で、暦も読みやすく、気に入っている。

 

ところがこのカレンダー、その飲食店の名前が入っていない。昨年もいただいたけれど、ちゃんと店名と住所と電話番号が入っていた。今年のは、その場所が空欄で真っ白。注文するときに指定し忘れたのだとか。

 

お客さんに配るカレンダーは、有料で業者に注文するわけで、つまりは広告宣伝費だと思うのだが、その一番宣伝したい店名を入れ忘れてしまうとは……天晴れ。

この店主さんのそういうところが好きである。そういうお店なのである。

 

旦那さんの揚げたてカツが美味しくて、勧め上手のママの出してくれるお酒が美味しくて。最近ではちょっと胃腸が追いつかないくせに食べ過ぎ、飲み過ぎてしまうので、行く頻度を我慢しているくらい美味しい。


このカレンダーの不自然に白いままの空欄を見る度、そろそろこのお店に行こうかしら、と思い出す……のだから、結局広告宣伝になっているかもしれない。

 

ともあれ、カレンダー、早くもあちこちで来年のものが出始めている。

 

私が毎年絶対買いたいシリーズは、既にゲットした人が先月インスタで上げていた。

え、まだ8月だよね? 今年まだ4ヶ月残ってるよね? この1年私何してたんだ、まだ何もしてないぞ、来年なんて、ええー、考えたくないわ。とジタバタしながら、でも買いに行った9月の初め。

……残り2個しかなかった。

 

う~ん、近年、いろんなことが早く速くなってきている気がする。

お節料理の予約広告をもう見かけるし、お菓子屋さんはすっかりハロウィン仕様だし、街のイルミネーションはハロウィンが終わる途端にクリスマスになる。

 

何だかなあ。

 

あんまり急かすのはやめてほしい。振り返ったり復習したり、やり直したりもする時間も欲しいんだから。

自分の中ではもっと先のはずだったものが、やたらにフライングで品切れなんてことが、このご時世増えている気がする。

それに間に合うように間に合うようにと走ると、自分のやりたいことがどんどん後回しになってしまう。

 

ただでさえ人生たぶん半ばを過ぎて、たっぷりあるわけじゃない時間を必死でやりくりしている。やりたいことを先にやってからそういうところへ食いつきたい。

 

と思いつつ、そういえば行きつけのパン屋さんのキャラクターカレンダーがもうすぐ発売だな、などと気持ちが逸っている今。

 

(了)



 ↓「〇〇が落ちてきた」がお題の超短編コメディ書きました。5分で読めます。


フライを落とすな! 


 

↓「あの日の約束」がお題の短編です。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

 

 

 

千葉ロッテファンの私からすると、今年のホットニュースの一つが20歳の佐々木朗希くんの完全試合。そしてそれをリードした高卒ルーキーキャッチャーの松川虎生くんに大注目。

(そのときに興奮して書いた記事がこちら→ 朗希くんの完全試合 )

 

朗希くんの160キロ超え連発と、松川くんの味なリード。とってもフレッシュないいバッテリーで、どんどん伸びていくだろう今後も本当に楽しみ。

 

そんな中で、タイミングよくNHKBSで最近放送された「バッテリー」を観た。

 

以前観たのは公開当時(2006年)、原作(著:あさのあつこ)も読んだ後に映画館で。

当時の感想で覚えているのは、この話の要であるキャッチャー役の山田健太くんが、原作から抜け出したかのような柔らかく温かい雰囲気を持っていたこと。

 

ストーリーをかいつまむと、天才ピッチャー原田巧が、その才能やとんがった性格や家庭の事情などで孤独だった中、永倉豪というキャッチャーと出会い、信頼や心の落ち着きを得ていく物語。

 

この原田巧の孤高の天才ぶりが強烈だったのが、当時新人だった林遣都くん。オーディションで合格したらしいけれど、その後の活躍は誰もが知る通り。

 

で、その孤独な心をほどいていくキャッチャー永倉豪役が山田健太くん。その笑顔にとにかく安心感と頼り甲斐があって、巧の弟の青波への接し方もとっても優しくて、いやあ観ているこっちも心が癒されたわ。

 

このキャッチャーなら自分の剛速球も、周りとうまくいかない自分の性格も、全部受け止めてくれる。巧がそう思える器の大きさが感じられてとてもよかった。

 

でも、天才の巧が努力を積み、成長期も重なって、その球威は急速に増す。それを、野球的には恐らく凡人の豪は、捕球できなくなっていく……。

 

どんなにすごい球を投げる才能があってもキャッチャーが捕れなければ試合では勝てない。それに気づいてしまった巧は、豪が捕れるレベルの球速に抑えて投げる。そうして滅多打ちを喰らってしまう……。

 

ああ、泣きそうだった。

巧が気持ちの上では全幅の信頼をおける唯一の相手。でも技術が追いつかなくて投げるときに信じきることができない。信じろと言いながら手が震えてしまう豪。二人とも可哀相で。

 

出演者全て野球経験者(という売りだったと思う……今検索してもヒットしないのだが)で、キャッチャー装備をした山田くんも、林くんの剛腕ぶりも、とても様になっている。

天才選手という役柄なのにバット一振りでダメじゃんこれ、みたいなドラマや映画がたくさんあった中、野球ファンとしてはとっても満足。

 

そして、松川虎生くんをこの永倉豪に重ねて見てしまった私。天才ピッチャーを臆することなくリードする、安心感の持てる落ち着いた雰囲気のキャッチャー。朗希くんも全幅の信頼を持って投げ込んでいるのがわかる。

 

プロだから技術的に映画「バッテリー」のような煩悶はないだろうし、今後の楽しみしかないリアルバッテリーです。

 

(了)

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編書きました。14分で読めます。最近封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編書きました。5分で読めます。なぜか閲覧数が伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

 

 

 

今日もニュースが言っている。あれやこれやの食品・日用品等が値上げします、と。

 

既に今年は軒並み様々な値上げがされている。

 

コーヒー代。ファスト珈琲にしてもコンビニのにしても、元値が安いので10~20円の値上げでも割合的には恐ろしく上がった。

 

回転すしもファミレスも同様で。

 

日用品を買いにスーパーへ行けば、パスタやパンなどの小麦関係も。油や醤油に乳製品。冷凍食品や、ハム・ソーセージ、ポテチまで。

 

我が家は数日分のまとめ買いをするので、その合計額が常に万を超えることにゲンナリする。

 

上がっていない、と喜んで買ったはいいが、使ってみたら実は、ということも多くなった。

 

スライスチーズの枚数が少ない。

豆腐、パック四辺余りまくるほど小っちゃくなってる。

ティッシュ1ボックス200枚入りだったものが160枚へと激減。

トイレットペーパーなんか、ペラペラのうすうす。

 

日常生活するだけでストレスたまる……。

 

他にも電気ガス水道、電車賃、高速道路料金、その辺の駐車場代金まで。

となると、お出かけする気分にも待ったがかかる。

 

上がらないのは仕事の時給だけ。

となると、節約に走るしかなく。

 

いまだ新型コロナの猛威がすごいけど、それが収まったとしてもこんな状態じゃ、観光だとかお洒落だとかの経済への貢献は、なかなかできそうな気がしない。

 

(了)

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編書きました。5分で読めます。なぜか閲覧数が伸びてます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。

カエルくんのねがい

 

 

 

 

世の中は先週お盆休み。

私には特に関係なかったけど、たまたま珍しく何も予定の入らない日が丸一日できた。

 

嬉しくて、美味しいコーヒーを淹れて短編2本くらい一気に仕上げるぞ、と意気が上がっていた。

 

が。

 

とにかく天気がいいらしいので、朝一番に山のように洗濯をした。シーツなどの大物や、普段は日を改める手洗いモードのオシャレ着まで大量に。それらを全部外に干し終わると気分も晴れやか。

 

そしてパソコンに向かう。プロットもどきの段階まで進んだアイディアがいくつかあって、それをもっと叩いた上で一気に小説形式に固めよう、と、画面とにらめっこ。

 

ふと顔を上げると、窓の外が真っ白に。

 

え?

 

ざざざ、なんて音もする。慌ててベランダに出てみれば、強風横殴りの大粒の雨が降り込んでいるではないか!

 

慌てて洗濯物を家の中に引き上げたが、時既に遅し。ハンガーもタコ足もべちょべちょに雨粒だらけで、当然シーツや手洗いモードも全て雨ざらし。

 

嘘じゃ! 誰か嘘だと言ってくれ!

 

雨はその15分ほどでどっかへ行ってしまい、その後は何事もなかったように夏の日差しがカンカン。

 

このまま再びベランダへ干し直すという手もあったが、それを着たり布団に装着して寝られるか? と悩んだ挙げ句、……泣く泣くやり直しを選択した。洗濯機は全部で4回回し、その日の洗濯には合わせて3時間ほども費やした……。

 

ゲンナリして心臓と胃と脳がいかいかする中、とにかく今日の残った時間は予定通り短編仕上げよっと。と気を取り直してパソコンに向かったところ。

 

漢字変換の操作をしたら、一太郎の画面が薄いグレーになったまま固まった。他のソフトの動きもものすごくスローに。


これは、Windows updateのパターンでは、と「設定」を閲覧したら案の定勝手に更新プログラムのインストールが始まっていた(そこまで画面を開くのにも相当な時間を食うの遅さで余計頭に来るわけで)。

 

これ、どうにかならんのか。すごい頻度で勝手に始まり、何時間もパソコンが使えない。結局、再起動して普通に動くまで3時間かかった……。

 

その間、スマホでプロットをチマチマいじっていたけれど、そのスマホも機種変したばかりなのであれやこれやつまづく。で、ちっとも進まん。物語の仕上げどころか前日からただの一歩も進まないまま陽が落ちた。

 

……丸一日の自由時間を返してください。

 

こんなことで終わるための休日じゃなかったはずなのに……だったら朝から寝てればよかった。じゃなければ溜まった映画録画を集中鑑賞でもすればよかった。読みたい本もあったし、片付けたい用事もあった。

 

このやり場のない怒りをどうすれば。

 

と思い出すだけで腹が立ってくる久しぶりの休日でした。

 

(了)

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編書きました。5分で読めます。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。

カエルくんのねがい

 

  

 

スマホの稼働が遅くなった。

電池の減りが速くなった。

写真を収めたSDカードの認識をしなくなった。

急に勝手に落ちたりする。

カバーがズダボロ状態で、見る人見る人みな「使い込んだね」と言って下さる。

 

はい、明らかに寿命。

 

小耳に挟んだところによれば、2年ほどで買い換えるのが普通らしい。

ちょうど4年を迎える我がスマホ、減価償却を2回やり切ったくらいの酷使ぶり。早く換えた方がいいのはわかっていたがグズグズと引き延ばしていた。

 

だって憂鬱なんだもの。


買い換えるなら格安スマホにしたいし乗り換えれば安くなりそうだしこの機会に中身あれこれ整理したいし。

で、どうする、と考え始めのところでゲンナリ。大仕事だよね……

 

ショップへ行く足にもブレーキがかかる。

どう変更したいのかと聞かれてもざっくりとしか答えられないだろうし、そうするときっと細かいプランをたっくさん説明されるんだろうし。

 

そもそも今現在どのような契約になってるのかもボヤッとしか把握してなくて、確かいろんな複合的要素があったはず、としか(汗)。


電気だのケーブルテレビだのネットや固定電話との割引だので、自分ちがどうだったっけ、と思い出す作業がめんどくさい。でもお得割引に与れないのは悔しいからそれぞれの契約書を引っ張り出すしかない。どこ入れたっけ、押入の奥だと思うけど埃立つなあ、汗かくなあ、やだなあ、とか憂鬱さが増す。

 

最新機種を勧めてくるだろうから用心しないと、とだけは決意を固める。自分がそんなの必要ないレベルの使用者なのはよくわかっているからである。でも用心というのも結構疲れるものなんだよな……。

 

更にいえば、旧スマホで使っているあれやこれやのアプリやデータがうまく移行できるか不安があり……(以前はショップの方がタダでやってくれていたが、今や有料で一人4千円也とのこと)。

 

そんなこんなを打ち合わせれば、おそらく契約には何時間もかかるだろう……。

なんて思うだけで暑さに負ける。

 

結局3店舗回って大まかなマスト事項を把握。でも最後の店であっさり契約を決めた。

 

なぜなら疲弊したからである。これ以上別の店や元来た店に戻るなどの気力が尽きた。で、もうここでいいや、となり。


そして本題の契約段階へ。


機種を選んだところまでは元気だった。予想通りあれやこれやの細かい説明が始まる。全部で2時間を超えたが、後半以降「あ、もう1つ……」と小出しに続々次々繰り出される確認事項に、「もうどうにでもしてハイハイハイ」状態だった。

 

この感じ、どっかで疑似体験したことがある……と思ったら、車とかマンションとかそういった大型契約の時にいつもそうだった。散々下見をしてあれこれ考えた挙げ句、最後にめんどくさくなって「もうそれでいいや」となり。

 

そして今、ピカピカのスマホで、データ移行やアプリの再現に四苦八苦しているところ。

 

(了)



↓「ゆるさない」がお題の新作超短編書きました。5分で読めます。

墓まで持ってって  



↓「夏の夜」がお題の新作短編書きました。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜

 

 

 

↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。

カエルくんのねがい

 

 


↓「ドキドキの理由」がお題の短編です。11分で読めます。ちょっとだけ時代劇絡み。

手毬唄の思ひ出

 

 

 

 

夏の夜の怖~いお話。

 

もう何十年も前のこと。その頃はまだパソコンが一般家庭にある時代でもなく、人のお下がりのワープロで原稿を書いていた。

狭い液晶に2行ずつくらいを表示させながら漢字変換していくスタイルのものだった。


それが曲者。

名前を変えて保存するのか上書きするのか、画面が狭くて暗くて見づらくて操作がやりにくかった。

 

で、文章の直しで頭がいっぱいになっているとつい上の空、保存に失敗。

つまり書いたもの全てが消える……という、あまりにも恐ろしい現象を起こしたことが何度かある。

 

たぶん、小説でもエッセイでも何でも、文章を「打ち込む」方なら1度や2度はやったことのある失敗だろうと思う。

 

私もそのイタさを良く知っているだけに、とにかく「マメに保存」を座右の銘としてきたくらいである。


それが……

先日、久しぶりにやってしまった。


もう狭い液晶のワープロではなく、普通にパソコンに載せた一太郎なので操作も間違えにくいが、ときにぼんやりと上書きしてはいけないところでしてしまったりはある。


ただ、そういう自分の手落ちはなくても、パソコンの不具合はしょっちゅう。今回もそう。


急に一太郎がウンともスンとも言わなくなった。「応答していません」とのメッセージが出たまま薄文字になってしまい、カーソルがくるくる回り続けるだけ。

 

え~~~っ。

よりによって何で今! というタイミングだった。

 

何かノッてきて、ついつい「マメに保存」せずに30枚ほど書き込んだところ。あと3行でエンドマークがつく、そうしたら保存しよう、と思っていたときなのである。

 

久しぶりに心臓がきゅっとなって、それまでの2時間の集中が無になる悔しさがふつふつ、その後の打ち直しの手間を思うとウンザリしてしまい……

 

その何十年か前のときは、若かったので直前に打ち込んだ数十枚を、ほぼそのまま思い出して叩き打つことができた。

 

でも今現在はとてもそんな体力気力記憶力全てなし。一語一語、一行一行、工夫しながら、しかも私にしては珍しい表現を思いついたまま書き込んだ30枚なのだ。思い出せる気がしない。

 

……待てよ。


確か「自動バックアップ」機能というのがあったはず。ただしそれをオンにしていたかどうかは定かじゃない……確かめるにはこの薄文字になっている一太郎を一度落として再立上げしないとわからない……


ダメだったらどうする? い・や・だ~!

 

あまりに動揺した為、現実逃避。

席を立って、ごはんの下ごしらえにかかった。包丁を動かしているうち、「しょうがない、書いたことを少しでも思い出しながら書き直すしかない」と覚悟が決まった。

 

そしてエイヤッと薄文字の一太郎を再立上げしてみたら……、

最後の2単語くらいが反映されていなかっただけで、ほぼ無事に残っていた……神様、ありがとう。

 

暑い中、肝が冷え、背筋が寒くなった。ヘタな怪談より怖い。寿命が5年は縮んだと思う。


別に仕事じゃないし誰も困らないのだが、納得いった出来のものが影も形もなくなるのは、ショックが大きく悲しすぎる。

 

自動バックアップ機能のオンを、もう一度しっかり確認したのは言うまでもない。

 

(了)

 


↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。

お守り袋

 

 

 

↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。

カエルくんのねがい

 

 


↓「ドキドキの理由」がお題の短編です。11分で読めます。ちょっとだけ時代劇絡み。

手毬唄の思ひ出

 


 

 

赤川次郎さんの小説に、「杉原爽香シリーズ」というのがある。

 

毎年1冊ずつ発行されるミステリー小説で、登場人物も1つずつ年を取っていく、というのが売り文句。現在は34作が発売されている。

 

このシリーズのタイトルには全て色が入っている。最初が「若草色のポシェット」、次が「群青色のカンバス」などと続いて、最新作が「狐色のマフラー」。

 

最初は15歳だった爽香も、今や48歳という……読み手も自分の半生を見るような時代の駆けっぷり。個人的感想としては、爽やか系と思っていたこのシリーズ、第9弾「暗黒のスタートライン」で衝撃を受けたっけ……。

 

で、このタイトルに使われている色が、亜麻色、琥珀色、緋色、象牙色、瑠璃色、小豆色……等々、日本語の色表現はたくさんあるのだなあ、と思い出させてくれるようなバラエティ。

 

でも、その色どんな色? と、その名からピンと思い浮かぶのは半分くらいだろうか。緋色や小豆色はイメージできても、亜麻色や琥珀色は、「ん? 何色?」となってしまう。


この34作にはないが、新選組の「浅葱色」というのも実際テレビなどで観るまで私はわかっていなかった。

 

若い頃から読み継いできたこのシリーズを思い出したのは、最近「その色どんな色?」と思うことが増えたから。

 

というのは、パソコンを持ち歩けるバッグが欲しくてネット検索をしていたことに始まる。

 

今のネットショッピングはカラーバリエーションが豊富。気に入った型のバッグを見つけたのはいいけど……

 

昔から、アイボリーとかカーキとかネイビーとか言われるのが苦手。


薄い黄色っぽいやつ、何かくすんだ緑と茶色の間くらい、濃いブルー系、との認識で合ってるのか未だに自信がないほど。


でもこれらは割に長いこと普通に使われているようので、まあ取り敢えず慣れてはきた。

 

が、最近は本当に「?」となる。

 

キャメル、ラズベリー、アプリコット。

うーむ……薄茶色……赤紫……オレンジ……な感じで当たらずとも遠からず?

 

更に、スチールグレーとかバーガンディとかハニーとか書いてあるともう想像もつかん。


写真を見る限りはまあいわゆる灰色? 紫っぽいの? 明るい黄色かな? ……という……

 

元々、物と名前を一致させるのに四苦八苦するタイプの私。お買い物も、リアル店舗で微妙な色味を吟味するのが普通だったので、色の名前などあまり考えずに生きてきた。


多分ネットショップが広がって、画像写真と実際との違和感が減るよう、より細かく色表現が分かれてきたのかな、と思う。

 

なので、今後ますます新しいカタカナ名前の色が増えてくるのだろうが……その度「???」と戸惑う絶対的自信がある。

 

せめて赤川次郎さんの小説のように、日本語名だと少しは想像もつくのだけれど。(注:カタカナ表記の色の巻もあります)

 

(了)

 

 

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お守り袋

 

 

 

↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。

カエルくんのねがい

 

 


↓「ドキドキの理由」がお題の短編です。11分で読めます。ちょっとだけ時代劇絡み。

手毬唄の思ひ出

 

 

 

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