石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -22ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

この物語に書いたここのエピソードは、こういう裏付けがある、こんな思いを込めた。

そういう裏話が、書いた話の数だけある。


それはストーリーに大いに関係あることも、全然どうでもいい些細なこともある。

 

例えば、最新作短編「誕生日の不幸」 。

 

私が小学生低学年の頃に、祖父の家になぜか1冊だけあった少女漫画雑誌(当時すでに古本だったかも)。そこに載っていた「誕生日が怖い」という読み切りを思い浮かべて書いた。

 

もうストーリーも作者も忘れてしまって、ネット検索もかけてみたのだけどヒットせず。

でも確か、楳図かずおさんばりの絵で呪い系の話で、怖くて眠れなくなるのをわかっていて祖父の家に行くたび読んだ。

 

……という思いとタイトルしか覚えていないのだが、その感覚を「キモ」として書いてみたのがこの「誕生日の不幸」。

だから元のものとは全然違うだろうし、「怖い」方向も全く異なっていると思う。

 


他にも。

「守護神の選択」

 

 

この作品は、ドラえもんを思って書いた。ドラえもんのように爽やかな児童向けな話とは程遠いけれど。

 

もちろんドラえもんは子供の頃に愛読していたしアニメも好きだった。何も考えず、いいなあ便利な道具、あれ欲しいなあ、みたいなスタンスで読んだ。


たとえば、タケコプターとタイムマシンのうち1つ選ぶとすればどっちにする、とか、絶対欲しいのは暗記パンと翻訳こんにゃくだな、とか。

 

でも最近、知り合いが「いつもドラえもんに頼る前提ののび太が嫌い」と言ったので、目からうろこ。そういう見方もあるんだ、と。

 

というわけで、もしドラえもんが助けてくれることに慣れきったのび太が増長したら。そのことにドラえもんが不満を持つようになったら。という考え方で出来上がったのがこの「守護神の選択」。

暗くて何の救いもない話になってますが。

 


それから、

「お迎え百人出来るかな」

 

 

この主人公は、セルフカバー的な感じで書いた。

 

何年も前、イノシシ的な勢いのある、嫌味でかつ破壊力のある元気な女性を書いたことがあって。彼女のストーリーはその後も自分の中でシリーズとして何作も続いたので、キャラがよく走ったのだろうと思う。

 

自分が書いたヒロインをなぞる感じなのだから、同じように走ってくれるだろうと思ったのが間違い。

その当時の自分が若かった、と痛感したのだった。今の私は、あの勢いや破壊力を書くにはパワー不足になっていて、走るどころではなかった……。

 

それから

「礼状の波紋」

 

 

これは、海のボート事故に居合わせた人たちのその後を書いたもの。

 

よく聞く小話「溺れた恋人と親友のどちらを助けるか」といった話を思い浮かべて書いた。でもそういう選択の話じゃなくて、その人たちがどんな思いでそこにいてその後それがどう影響したのか、が気になって書いてみた話。


書いたものどれもこれもに何らかの、裏話と言うほど大げさではないけど、キッカケやキーみたいなものがある。


要は創作って結構、自分の見聞きしたいろんなことを基にして出てくる妄想なんだな、と思う。

 

(了)

 

 

 

 

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書いているときには気づかない。後々読み返してみて初めてわかることがある。

面白くない……ってことが。

 

これはときどき起こる私の中の現象。

 

そこに分類される完成作の中には2タイプあるように思う。

 

1つは、書くことが惰性になって、何となくいつも通りのルーティンを辿らないと気が済まないから書き上げて見直して仕上げるだけ仕上げた、というやつ。

 

思い入れも共感もないので、出来上がったものが面白いわけがない。書いている途中で気づけよ、と思うのだが、放り出すことができず、とにかく完了させることが目標になってしまっているのである。このパターンは早く卒業したい。というか、さっさと捨てる癖をつけたい。

 

もう1つは、気合が入り過ぎてどうにもぎこちなく、ちぐはぐな出来になっているやつ。


これは結構頑張っただけあって、後から自分で「つまらない……」と感じた時のショックは計り知れない。

 

調べたことを余すことなく使いたくて説明が多い。どうしてもこういう結末にしたいがために強引な展開になっている。だからキャラが変な動きや会話をして、読み手が全然感情移入できない。

気合が入っていただけに、丁寧さを心掛け、考え抜いて書いたつもりだったのに。

 

はあ。

 

まったく力を抜いて、何も考えずに書いた物語の方が面白かった、ということも結構ある。

 

ホント、創作ってわからない。

作者の気合と、作品が面白いかどうか、は比例しないみたい。

 

今は、創作のイロハとか書き方講座とかいろいろと出回っている時代で、その大量な情報に振り回されることもある。

 

それらの「やってはいけない」的なことを考えすぎるよりは、面白ければいい、と思うことにしている。

もちろん、面白さの感じ方は読み手によって違うので、書く自分が面白いと思えればいいと。

 

そういうスタンスで書いているのになあ……

 

自分で面白くない、と思えてしまうとガッカリなんです……。


(了)

 

 

↓「復活」がお題の短編です! 12分で読めます!

「昭和きんこんかん」

 

 

 

↓「走り出す」がお題の短編です。14分で読めます!

「兄貴とブランコとラジオ体操」 

 

 

 

 

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「100年の友」

 

 

 

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「考えるヒーロー」

 

 

 

 

 

 

 

 

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物語を創作するとき、私には躓く箇所がいくつもある。

 

何か書きたい、でもネタが浮かばない。そこであれこれ妄想を浮かべてみるところがまず第一弾のカベ。

例えば、最近取り組んだ「復活」というお題。

 

案1.何かで傷ついた主人公が、出会った人や事件をきっかけに元気復活する。

案2.さびれた場所が、こんなウルトラCで活気が復活。

 

というような案以外に、今までどんな復活が印象的だったかを考えてみる。

 

例えば「ターミネーター」という映画では、主人公を殺しに来るサイボーグが何度でも「復活」して追ってくる。

 

昔読んだ「恐怖の復活」という漫画は、古代のミイラが「復活」し、主人公のことをかつて愛した女と思い込んで、追ってくる。

 

とかとか。

 

そんな風に、思いつくことを並べることだけならできるのだけど。

それがなかなかストーリーの形に膨らまないのが躓きの第二弾。

 

その局面でいつも、昔あるシナリオコンクールに向けての公開講座で聞いた話を思い出す。

 

前年に受賞者した方のお話だった。

あるネタを思いついたものの、それが膨らまなくてそのまま寝かせて何年も経った。あるとき、故郷だったか近所だったかの河川の工事があるとニュースで知った。そのことが、そのネタの背景としてつながる!  とピンときた、というのである。

 

その受賞作は映像化され、うろ覚えではあるが、とても深さのあるドラマだなと思った記憶がある。


たぶん、最初に寝かせておいたネタだけで書いたとしたら、あまり新鮮味も実感もないシナリオになっていたんじゃないだろうか。

 

などと勝手に想像。とにかくそのお話がずっと胸に残っている。

 

だから私は、ネタをどう膨らませてストーリーにするかで躓いた時、その方のように浮かんだネタと「つながる何か」を探す。


社会問題でも日々感じていることでも知り合いの面白話でもいい。そこがくっつくと、なるほどようやく物語が始められる気がしてくるのだ。

 

そのためには、ニュースや新聞で時事ネタのチェックが有効に思える。

自分は何に感動し何に怒りを感じるんだろう、といった感情の整理も。

人と話すこと(特に何でもない雑談がいい)も。

それから読書。

あとは過去の経験。

 

そんな中のどれかが生きてくる。その人は暗にそうおっしゃっていたのではないかと勝手に解釈している。

 

でも、最近の時事ネタは暗いものが多く、人との雑談もままならないご時世。感情が動くことも減って、目が悪くなってから読書もなかなか進まない。過去の経験など日毎にどんどん忘れていく。

 

う~ん……この「つながる何か」を見つけられれば、とりあえずは創作が進んでいくんだけどなあ……と、日々苦しんでいる。

 

で、「復活」ですが、こんな風になりました→「昭和きんこんかん」

(12分で読めます!)

 

「つながる何か」が何になったのか、ご想像ください。

 

(了)

 

 

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新年最初に、何とそぐわないタイトル……。

 

でも、つまり、年末の大掃除が、ただの「いつもの掃除のちょっと丁寧なだけバージョン」のつもりが、だんだんノッてきたところで大晦日が終わるというタイムアップ。


そうなると、あとはまあ追々やりゃーいいか、となって、そのうち「ちょっとだけ掃除」すら面倒になる「めんどくさい病」が発病し、おそらく次の年末までやらない……のように重症化してゆく。


年々集中力の発動が鈍く長続きせず消え去るのが早くなる。

 

子供の頃は、トランプやらゲームやら、ボール遊びやお絵描きなど、すぐに集中できたし、一日中でも楽しめた。


勉強のことだけ(やりたくなーいという気持ちを含め)、あるいは部活のことだけしか考えていなかった時期もあるし、就職してからは仕事モードでいっぱいいっぱいだった。

 

つまり裏返せば、それだけを考えていられた。それ以外のことは頭から除外しても、他の人がやってくれたり、後回しにしてもそれはそれでどうにかなっていた、ということだろうと思う。

 

最近思うのは、あることをやりたい、集中したいと思っても、それ以外の様々な雑事に阻まれる、ということ。


自分がやらなかったら他の誰もやってくれない、叱ってくれるわけでもない、でも後回しにできないようなことが年々増えていく。

 

でも自分も昔より無理がきかなかったり、同じことをやるにもスピードがのろくなっていたり。


たとえば病気怪我の治療にも時間を食う。体だけじゃなく精神的ダメージの回復にしても若い頃の倍も3倍も遅い。髪や歯や肌のメンテナンスも必要で。


ああめんどくさい。


また、自分の年のせいではなく、世の中の仕組み上、あれこれめんどくさい時代になっている。

 

何でもかんでもIDとパスワード。いちいち忘れて何度も試したり新たに登録し直したりする。


めんどくさすぎる。。。

 

コロナのせいで外出控えが癖になり、たまに出かけるのさえめんどくさくなってしまった今日この頃。


まあ、めんどくさがりは性分で、子供の頃からとにかく怠け者だった。

 

それでも。

 

そんな私が、もう何年も小説を書き続けている不思議。

小説を書くというのは、ハッキリ言ってとてつもなくめんどくさい作業。

 

アイディアを絞り出す。それをストーリーにまとめる。キャラを作る。構成を練る。背景の調べ物をする。資料を探す。読み込む。ストーリーに落とし込む。たたき台のべた書きをする。それを直していく。直せば直す程もっともっと、となる。

 

どれだけ時間があっても終わらない。

こんなめんどくさいこと、よく続けていられるな、と自分で感心することがある。仕事でもない、強制されているわけでもないのに。

 

ただ、逆に言えば、いくら暇があってもやることがなくならない、退屈しない、ということで。


誰かが言っていた。老後の暇つぶしに、物書きは絶好だと。


これが心底めんどうになって「やーめたっ!」となってしまうとき、自分は気力体力共に完全に老化してしまった、と感じるのだと思う。


なので、まだ元気そうだと自己診断している新年の始めです。

 

(了)

 

 

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年末の恒例の振り返り。今年はどれだけ書けただろうか、の備忘録。もうこんな季節なのか……と、おののきつつ。

 

今年の新作はオール短編小説(8000字=20枚以下)、26本。

他、過去作焼き直しのシナリオ(55枚)、1本。

同じく過去作焼き直し小説(200枚程度)、1本。

 

焼き直しのものはいいとして、2週間に1本のペースで新作短編を書き上げるのは、結構ハードだった。


アイディアが出ない。とりあえずひねり出してもそれがストーリーに膨らまない。どうにかストーリー仕立てにできても面白くない。面白くなくて捨てる。そうなってから突然、全く違うアプローチの物語を思いつく。そしてストーリーにしようと……また始めから繰返し。

 

みたいに、本当にずーっとずっとずっと苦しみながら書いた。

 

結果として気に入っている作品もあるけれど、そんな調子で作り上げたので、いかにも「苦しまぎれ」みたいな、二度と読み返したくない話もある。

 

出来はともかくとして、これはエブリスタという小説サイトで短編のコンクールが2週間おきに開催されているからできたこと。

 

締め切りやお題がないから何も思いつかず何も書けない……という無為な数週間、数か月を過ごしたことが何度もある。それを考えると「苦しまぎれ」でも期限内に完成・投稿を1年間完走できたのは、ちょっと満足感。

 

ちなみにコンクールの結果はこんなに出して、優秀作1本だけ。

 

入賞した他の方の作品をたくさん読んでみて、世の中にはプロでなくてもこれだけのレベルで書ける人達が大勢いるのだ……と肌で感じた。


とにかくみなさん、アイディアが多種多様、筆力もあり、読ませる力も超ど級。

 

楽しんで書いている方、テーマを持って深く掘り下げている方、とにかく書くのが好きだと伝わってくる方、真摯に書くことに向き合っている方。

そういう方々にたくさんの刺激を受けた1年だった。

 

去年までは、他のコンクールにもいくつも応募していたのだが、紙に印刷して郵送という募集に対応するのが面倒になってしまった。


それに、結果が出るまで半年以上かかるものが多いし、ほとんど落ちるので何がどう悪かったとかの反応もわからない。

 

まあ大体締め切り代わりとして応募していたわけなので、小説サイトでそれは満たされるし、印刷も要らないし、結果も早い。フォロワーさんからの反応もあってモチベーションを保つにはなかなかいい。

 

来年も短編のネット応募中心になると思うけど、他に手を広げる気持ちもある。でもとにかく今のペースを落とさず、続けて行けるだけ続けてみようと思う。

 

(了)

 

↓「走り出す」がお題の新作短編書きました。14分で読めます!

「兄貴とブランコとラジオ体操」 


 

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小説なりシナリオなりのコンクールに応募しようとすると、大体が「梗概」をつけろという指示がある。

 

梗概とは、あらすじのことで、これが微妙に面倒。締め切りギリギリに本文を仕上げたとき、まだ梗概書いてなかった! と気づくと青くなる。

 

だから私の場合、この梗概を含め、登場人物表、個人情報一覧等、公募先から指示があるものは、先に作ってしまう。

 

もちろん、本文が出来上がってみて書き始めたときの思惑と変わってしまった部分もあるし、強調したい点が抜けてる、とか気づくこともあって、後から直すことが前提ではある。

 

でも、「直す」のと「全く白紙から作る」のとでは、かかる時間も心の追い詰められ方も全然違う。

 

400字原稿用紙50枚なり100枚なりの応募作を、さっと一望できるように、梗概は1枚~2枚指定のところが多い。

 

その中で、こういう主人公がいてこんなことがあってそれがああ展開してそういう結末になった、との流れを書く。

 

私が注意しているのは、まず登場人物がどんな役割なのかがわかるように書くこと。主人公の邪魔をするのか味方なのかその他大勢の多数意見の代表なのか、等。

 

それから、人物名の読み仮名を振ること。

これは自分が読み手の時、読みにくい名前を正確に読めないまま延々引きずったせいで、最後までその人物に感情移入できなかった悲しい経験に基づく。

 

それと、よく言われるのが、結末までちゃんと書くこと。

 

犯人捜しとか、どんでん返しなど、最後が気になるストーリーは魅力的。だから、さわりである梗概には「……というわけで主人公危うし。さてこの先どうなるか、請うご期待」と煽って終わるものが結構あるのだとか。

 

ワクワクしながら読んでもらいたい、という気持ちはわかる。すごくわかる。とってもわかる。

でも、それではあらすじを添付する意味がなくなる。

 

応募する側からすると、犯人や結末がわからないまま最後までドキドキして読んでほしい、伏線にも気付いてほしい、そして最後に「そうだったのか。いや参った!」と手を打ってほしい、と思う。

 

でも、選考する側からすれば、そうかそうか、こういうどんでん返しがあるのか、とわかった上でそこまでの持っていき方を見たいんじゃないかと想像する。

 

応募作のどんでん返しは、書き手が思うほど読み手を驚かせないものが多いらしい。

だから、エピソードの積み重ねが丁寧かどうか、そこに個性があるかどうか、というのを見るんじゃないだろうか。

 

そして、選考者はたくさんの応募作を読まなくてはならないので忙しい。だからあらすじが魅力的でない段階で弾かれる候補になってしまうかも。雑に書いてしまうと本文に行く前に×と判断されてしまうかも、なのだ。

 

そうはなりたくない。だからとにかく本文をちゃんと読んでもらうための導入として、しっかり書いておかねば、といつも思う。

 

……だから、結構面倒なんだな。

 

(了)

 

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イヤミスというジャンルが認知されてからどのくらいになるだろう。

 

読み終わって全く爽快さがなく、イヤな読後感だけが残る。そんなミステリー、つまりは救いがなく、悪意や自己中などで真っ暗な結末を迎える物語、と私は思っている。

 

こういう話、なぜかページを繰る手が止まらなくなって最後まで一気に行ってしまうことが多い。ラストが最悪でも、それまでの経緯に共感や身近さがあって、ついつい気になるように書かれているのだろう。それには高度な技が要るのかもしれない。

 

自分はそんな高い技術があるとも思えないし、基本、ハッピーエンドを書きたい気持ちが強い。

悲しい事件や辛い状況を設定しても、何かしらの救いや希望を最後には持たせたいと思って書いている。

 

……あくまでも基本は。

 

なのに、なぜかときどき無性に「救われない話」を書きたくなるのである。

 

去年から2年の間に書いた中で、それがどのくらいの割合かと数えてみたら、38本のうち8本が全く救いのない話だった。

 

え……ほぼ1/5にもなるの……?

ちょっと自分で驚いた。

 

困難があっても、理不尽や悔しさを感じても、周りの誰かや何かの巡り合わせで埋められたり進んで行けたりする。そんな話を書くのが好きなのだけど、……ときどきそういう「ちょっといい話」から離れたくなるときがあるのだ。

 

例えば、登場人物が全て性悪説の権化のような人ばかり。主人公は最初はいい人なのにそれに感化されて最後はやられた分をやり返す悪人になってしまう、とか。

 

例えば、本人は「善行」のつもりでも、それが全て裏目に出て、気付かないうちに回り回ってカウンターパンチを喰らってしまう、とか。

 

つい最近書いた新作は、何の落ち度もない心のきれいな親友を裏切る女の話。そうまでしたのにその女も幸せになれない、といった1ミリも救いのない話。(→「100年の友」

 

作者の中に、黒く醜い部分が確実にあって、デトックス的に吐き出したがっているのかな、という気がする。

 

ただ、そんな作品も公開してはいるが、「こういうのが私の代表作」と知り合いに紹介できるものでもない。こんな暗~いこと考えているのか。この人危なくない? いやな性格だな。とか絶対思われそうだから。

 

要は、自浄作用として書いているんじゃないかと思う。自分の中のモヤモヤをスッキリさせたい、という。

 

さて、一つそういうのを書いて心が軽くなったところで、次はやっぱり楽しくて元気の出る話を書きたい。

キラキラ青春ラブコメディとか、アホみたいに前進まっしぐらの現代ファンタジーとか。

 

白と黒、どっちが書きやすいとか書きたいとかじゃなく、両方でバランスを取っているみたい。

 

だから、また8作くらい書いたら「暗っら~!」という黒い話を書くんだろうと思う。

 

(了)

 

 

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プロ野球の最終決戦、日本シリーズが、先週土曜に終わった。

 

セとパ、両リーグの頂点チーム同士が戦うのだから、実力も技も気迫も凄まじかろうと期待しては裏切られてきたここ数年。


パリーグの圧勝が続いていて、ちょっとシラケ気味だった。セとパの実力差があまりにあり過ぎて、それが縮まるには100年くらいかかるのではないかと本気で思った。


(去年、一昨年、一昨々年の日本シリーズについて書いてます→「あんまりだった日本シリーズ」(2020)、「あっけなかった日本シリーズ」(2019)、「甲斐キャノン」(2018))

 

でも、今年はすごかった。

 

セがヤクルト、パがオリックスという、一見地味な頂上決戦。

 

近年、プロ野球のファン勢力図みたいなものが大分変わってきたとはいえ、やはり巨人ファンが多いらしく、この顔合わせが決まった時点で「あまり観る気がしない」という暴言を多々耳にした。

 

まあ私もロッテファンなので、どっちに肩入れもなかったが、野球好きなので強い人達の戦いを観たかった。だって、強い人達の本気の最大ギアでの戦いは、めちゃくちゃ面白い。

 

それを証明してくれたのが今年の日本シリーズ。

 

結果から言うと、ヤクルトが4勝2敗で日本一。だけど、6戦のうち5試合が1点差、あと1試合は2点差。

 

これよこれ。

こういう試合が観たかったのよ! こういうプライドを賭けたようなゲームを待っていた! こうでなくっちゃ!


 

先発ピッチャーはエースはもちろん、2日目3日目4日目……みんな譲らない。だからものすごく少ないチャンスを生かすしかなく、お互い血眼。


で、1点勝負だろうという試合展開でリードしてもホッとする間もなく、逆転に次ぐ逆転。サヨナラもあり。

 

そして、よくありがちな、普段は打つのにこの大一番ではマークされまくって音なしになる人気選手……というパターンもなく。


野球ファンじゃなくても名前くらい聞いたことあるでしょう、といった侍JAPAN選手がウヨウヨいて、彼らは期待外れとなることなく、すごい局面で打った。

 

例えば山田哲人。村上宗高。青木宣親。吉田正尚。杉本裕太郎(←まだ侍経験はないけど実力者なのは間違いない)。(敬称略)

若手も躍動。助っ人外国人も目立った。双方いわゆる全員野球。

 

最終的にMVPを取ったのは、ヤクルトの中村悠平捕手だったけど、彼のヒーローインタビューがこの日本シリーズを象徴していた。


「精魂尽き果てました」と。

 

はい。観ている方もそうでした。

 

最初はこの地味そうな対決に、マスコミも消極的に見えた。日本シリーズが目の前だというのに、日ハム新庄新監督とかオータニサンのニュースの方が目立っていたように思う。

 

でも、この押したり引いたりの凄まじい死闘に、だんだんと盛り上がっていった感じ。

 

できれば3勝3敗になって最終第7戦まで観たかった……というのが本音だけど、野球ファンはみな充分に満足したんじゃないだろうか。

 

ところで、最終戦はドームではない「ほっともっと神戸」での5時間に渡るナイトゲームだった。

こんな寒い時期の吹きっさらしの中、白い息を吐きながらネックウォーマーを身につけてプレイする選手が、ちょっと気の毒に見えた。夜11時まで客席にいた観客だってたまらない。

土曜だったのだし、せめてデーゲームにするなどの配慮はできなかったんだろうか、と思う。

 

ヤクルト、オリックスの皆さん、お疲れ様でした。野球の醍醐味がいっぱい詰まった試合をありがとう。そしてヤクルト日本一、おめでとうございました。

 

(了)

 

 

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コンクールに応募しようとするとき、あるいは何かの原稿を頼まれたとき、真っ先に確認しなくてはならないのが制限枚数。

 

シナリオコンクールだと、大体が400字詰め原稿用紙で50~60枚ほど。これは1時間ドラマ分。

倍の100~120枚の募集も見かけるが、こちらは映画や2時間ドラマの想定だと思う。

 

小説だと、短いもので100枚前後。

他、大体が500枚超えの中編か長編の募集で、これはおそらくは加筆修正して単行本になり得るボリュームということだと思う。

 

今の私、長編パワーが出ないので、中短編ばかり書いているけれど。

 

で、応募するとなると、この枚数調整というヤツ、短編の方が短い分大変。

 

取りあえず書き上げてみた時点で、結構オーバーしていることが多い。

ただし、1.5倍くらいまでならば大丈夫。というより、そのくらいが一番ちょうどいい、と、以前書き方を教わった講師の方にも言われた。

 

少ないものを無理やり枚数分に膨らませても、薄っぺらい引き延ばし感満々の物語になる。

逆に1.5倍分の冗長な部分を削って濃密にまとめられれば、読み応えが出てくる。

 

というのは、これまで何百とこの長さの話を書いてきた感覚でもわかる。

 

そして、こんなテーマのこういう話をこの人数の登場人物で行けば大体長さは合う、という見当がつくようになった。

 

ただ、最近は1.5倍から削るのはちょっときついかな、と思っている。私の場合、枚数不足で書き足すよりも、オーバーして縮める作業の方が負荷が高く感じるので。

 

1.2倍くらい、つまり50枚制限なら、60枚くらいをめどに書く感じ。

 

そして削っていく作業はどうするかというと。

 

まずは出だし。

新人や初心者がやりがちなのは、物語が動く前の背景やら設定やらを最初に延々と書いてしまうこと、とは、シナリオ学校でも小説講座でも指摘されると思う。

そこに余分で削れるところはないか?

 

次にエピソード。

同じような事件が続くだけで、先の展開に影響がない無駄なものはないか?

 

人物。

同じようなキャラが複数いないか。いるなら彼らを1人にまとめられないか?

 

そして言い回し。

重複やまどろっこしい言い方はないか? 単語も、同じ意味のもっと短いものはないか?

 

そんなこんなで、たぶんあと1~2枚削ればOK、というところまでは来る。

でも、そこからが苦しい。

 

更に描写を削ってみたり、2行目に1字だけはみ出したセリフを1行に収めようと句読点を削ったり。

 

そして、最後は登場人物の名前を変えてしまうことも。

 

シナリオの場合は

小夜子「あっちに何か見えたわ」

彦三郎「え? 気付かなかった」

のように、セリフの上に名前を表示する。

 

小夜子とか彦三郎等の長ったらしい名前を「薫」や「亨」なんかに変える。主要人物は何度も出てくるのでこれで結構減らせる。

……というセコイこともやる。


まあこれは、最初に登場人物名を作るときに何らかの強い思い入れがなかった場合に限るけど。

 

そんなこんなで、最終的には大体が制限枚数ギリギリピッタリに仕上がります。

これ、もしかしたら結構な特技ですかね?

 

(了)

 


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「100回読み直せ」

 

これは、小説やシナリオの公募に応募する際、出す前に必ずそうしろと、物書き講座の講師の方に言われた言葉。

 

その私なりの解釈が以下の3点。

 

①誤字脱字。これがあると、審査員……というより、最初に下読みしてくれる方の時点で早々に読む気を失くされてしまう。「見直しもしないのか」という悪印象も持たれる。

 

②辻褄。小さな齟齬でもそこに引っかかられてしまうと、メインの大事なエピソードなどが読み手の頭に残らない。

 

③表現のまどろっこしさや重複。一つの文章が長すぎたり、意図せず同じ言い方が繰り返されたり。いくらテーマが素晴らしくても伝わりにくい。

 

ということをチェックしろ、と。

 

公募に出す出さないは別にしても、読んでくれる人のことを考えて書かないと×、ということなんだろう。

 

もちろん、自分だけで完結するなら全然構わないけど、多分物語を創る人は、誰かしら読み手に向けて書いているのだろうと思うので。

 

で、いつも私の頭にはこの「100回読み直せ」があるのだけど、正直本当に100回読み直すのはとっても大変。

 

公募には締め切りがあるので、ひどい場合はその当日にようやく書き上がったりすることもあるし(この場合は私は応募はあきらめる)。

 

更に、この講師の方はこうもおっしゃっていた。「読み直すなら最低1日は空けて」と。

 

これの私なりの解釈は、「客観的に読むため」。

 

1日どころか、何年も経ってから過去作を読み直すことがある。

するとまあ、誤字脱字、齟齬、長文重複出るわ出るわ。

 

ストーリーすら忘れているので、意外性があって「お?」と感心したりすることもあれば、「ダメだこりゃ」と一瞬でわかるものも。

 

でも、この2つのアドバイスは、時間短縮できるとも思っている。

 

それは、他人に読んでもらうこと。

要するに、100回読み直すのも、時間を置くのも、自分では気付かないミスを見つけるため。

 

物語を書いているときには、のめり込んで視野が狭くなっているので、つまらないミスを、結構、というかかなりの確率で起こしつつ気付かない。

 

ただ、喜んですぐに読んでくれる人が側にいればいいけど。誰だって大体は忙しいし、長編になったりすると読むのもそれなりに時間を取らせてしまうわけで、遠慮や心苦しさもある。

 

だから自分でやるしかないとなると、「100回読み直せ」「最低1日空けて」なのである。

 

でも、そうやって推敲し始めると、何度でもいつまでもどこどこまでも直したくなる。どんな短編であっても、自分なりの及第点に至ることにさえ、長い長い時間がかかるのだ。

 

いえ、そうでない方もたくさんいるとは思う。これはスローペースな私の場合です。

 

(了)

 

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