先日、モデルナワクチンの第一回接種を受けた。その備忘録。
〇持ち物
「アレルギーはあるか」「以前何かの接種で副反応が出たことがあるか」「本日の体調」などを事前記入した①接種予診票。
自治体から送付された②接種クーポン。
いつ何を打ったかを記すための③接種記録書。
あとは④免許証などの身分証明。
何度も何度も確認し、億劫な気分を奮い起こして出かけた。今のところ健康で元気なのに、わざわざ具合悪くなりそうな注射を受けに行くわけで、メリット>リスクと考えた結果とはいえ、憂鬱さは消えない。
〇現場
まずは体温計測と手指の消毒。
→予診票などの確認ブースへ。確認してもらった後、書類提出。
→事前問診。
……これ、さっさと適当にあしらわれた気がするが、健康に全く問題ないからだと前向きに受け止める。
→接種。
予想よりかなり肩の上の方に注射。袖に伸縮性のある服を着て行ってよかった。次回はノースリーブでもいいかも。
で、利き腕と逆の腕をまっすぐに下ろしてと言われる。ぶっすり深く刺したとき「指にしびれはありませんか」と聞かれ、「ない」と答える。もしあったらそこで止めるのか? 止められるのか? と心配になったがどうにもできない。
接種自体は血液検査のときみたいな一瞬の痛みだけであっけなく終わった。絆創膏を貼ってもらい、1時間くらいで外していいと言われ、去る。
→待機。
私の場合は特に懸案事項がないので15分。知り合いは何かのアレルギー持ちで30分。タイマーを持たされて、しばらくじっと座って待つ。
すぐ横にベッドコーナーがあり、ちょうど救急車で運び出された方も目にして急に怖くなってきた。
無事、待機所を出てから割とすぐ、階段の上り下りに膝の筋肉痛。これか? 早速来たのか副反応?(たぶん違う……)
〇帰宅後
発熱とか倦怠感とか怖い話をいっぱい聞いたので、家事はできないかもと晩御飯は作ってあった。冷凍食品も多めに備蓄しておいた。水分も接種前後でめっちゃ飲んだ。解熱剤も用意済み。
でも特に普段と変わりなく、この日は梅雨の久々の晴れ間、ついつい目一杯洗濯をしてしまったくらい元気があった。
お風呂は普通に入っていいとのことだったが、シャワーのみにしておいた。お酒も問題ないということだが、念のため1日禁酒。
〇副反応?
腕が痛くなる、とは聞いていたが、夜くらいから案の定。二の腕がず~んと重くなった。動かすのも挙げるのも辛く、その腕を下にする方向で寝転ぶのも無理。
翌日は、針の跡のすぐ下に1×5センチくらいの蚊に刺されたような赤味が出ていて、それが痛痒い。何をするにも響く不快さの大元がそこ。
モデルナアームというもっと大きな腫れが出る症状がネットにあったが、大体10日ほど後という話で……それとは違うんだろうか?
更に微熱。特に動くのが辛いとか解熱剤を飲むほどの高熱でもないので、とにかく安静にしていた。
翌々日も朝はまだ腕の痛みは残ってはいたが、夜には大分軽くなった。翌々々日は腫れも薄くなった。やがてほぼ気にならなくなる。
でも、10~20日も経って何かの症状が出たという情報もある。油断禁物。
もし具合が悪くなったとしても、そもそもいい年頃になると急にあちこちが痛んだり年中倦怠感があったりする。そういういつもの不調なのか、梅雨明けの急激な暑さに体力がついていかないのか、やっぱりワクチンの服反応なのか。判断つかん。
なので、ちょっといつもと違うだけで悶々とする。
あとしばらくはそんな日々が続くんだろうなあ。。。
これが来月の二回目にもまた繰り返されるのかと思うと、いや二回目の方が辛いという噂だし……また憂鬱。
(了)




