ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。
ライヴ特有の派手・スタンドプレイ!
ピアノの不協和音、T.モンク風に淡々と・・・
ピアノを無視、ワトソンの速射砲フレーズが乱れ飛ぶ!
一句
“ 速射砲 ピアノ無視して 乱れ吹く ”
⑩『モンクス・ヴィジット』(86)
《Monk's Visit/Klaus Ignatzek(p)/Bobby Watson(as)》
ボビー・ワトソン(as)、クラウス・イグナツェック(p)、スティーヴ・ワーグナー(tp)、
ダイター・ルグ(b)、ジョー・パリス(ds)。
《Bobby Watson Blog紹介》
④『No Question About It』(88) ⑤『Perpetual Groove』(83)
№5「「Blue Note」が音楽観を変えた?! №6「「派手見せ・興行的」LIVE」
⑥『Jewel』(83) ⑦『Advance』(84)
№7「ドラム交替で極楽浄土?奈落の地獄?」 №8「「免停覚悟」のカッ飛びスピード感」
⑧『Gumbo』(83) ⑨『Portraits And Dedications』(88)
№9「醍醐味は何処に?!」 №10「醍醐味から「上質」別次元世界へ」
リーダはイグナツェクだが、脇役B.ワトソン狙いで買った。
ワトソンが好きでレコード(90年以前)は、手に入れたい。
当⑩はスイスでのライヴ録音。
ライヴ録音は⑤『Perpetual Groove』(83)だけ。
スタンドプレイ・派手見せ興行的で、目立って何ぼの演奏。
この⑩でもその傾向は強い。
速射砲のように飛び出す連発音が上り下りで連射される。
それは、バラードであっても大差ない。
とにかく派手、スタジオ録音のような巧さはない。
だから、ライヴ録音は懲りたはず。だが買う欲求性(さが)が止まらない。
B#1 アルバムタイトル曲「Monk's Visit」、イグナツェクのオリジナル。
名前どおり、テーマは完璧にT.モンク風。
不協和音の羅列でカクカクとメロディーが流れる。
ピアノのブロックコードは不協和音、まさしくモンク風に淡々と・・・。
それをバックにワトソンの速射砲フレーズが乱れ飛ぶ。
アルト&ピアノ、同じ曲を演ってるとは思えない不思議感がある。
一句
“ 速射砲 ピアノ無視して 乱れ吹く ”
B#1の曲、不協和音のカクカク・ピアノと速射砲ワトソンの共演をお楽しみ下さい。
《Bobby Watson Blog紹介》
①『Beatitudes』(83) ①『Appointment In Milano』(85)
№1「経歴・所在不明&意味不明」 №1「没個的音色は8beatでgroove!!」
②『Round Trip』(85) ③『Love Remains』(86)
№3「不安定な音空間がストレスを・・」 №4「4ビートジャズの本流爆進」