(続)№11 乱れ射ち!速射砲フレーズ《ボビー・ワトソン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。ルンルン


ライヴ特有の派手・タンドプレイ
ピアノの不協和音、T.モンク風に々と・・・
ピアノを無視、ワトソンの射砲フレーズが乱れ飛ぶ

一句

   “ 速射砲 ピアノ視して 乱れ吹く ”
⑩『モンクス・ヴィジット』(86)
《Monk's Visit/Klaus Ignatzek(p)/Bobby Watson(as)》
ボビー・ワトソン(as)、クラウス・イグナツェック(p)、スティーヴ・ワーグナー(tp)、

ダイター・ルグ(b)、ジョー・パリス(ds)。

《Bobby Watson Blog紹介》
④『No Question About It』(88) ⑤『Perpetual Groove』(83)
№5「
「Blue Note」が音楽観を変えた?!   №6「「派手見せ・興行的」LIVE」 
⑥『Jewel』(83)           ⑦『Advance』(84)
№7「
ドラム交替で極楽浄土?奈落の地獄?」 №8「「免停覚悟」のカッ飛びスピード感」 

⑧『Gumbo』(83)        ⑨『Portraits And Dedications』(88)  
№9「
醍醐味は何処に?!」             №10「醍醐味から「上質」別次元世界へ


リーダはイグナツェクだが、役B.ワトソン狙いで買った。
ワトソンが好きでレコード(90年以前)は、手に入れたい。

当⑩はスイスでのライヴ録音。
ライヴ録音は⑤『Perpetual Groove』(83)だけ。
スタンドプレイ・派手見せ
行的で、目立って何ぼの演奏。
この⑩でもその傾向は強い。
速射砲のように飛び出す
発音が上り下りで連射される。

それは、バラードであっても大差ない。
とにかく派手、スタジオ録音のような巧さはない。
だから、ライヴ録音は懲りたはず。だが買う欲求
(さが)が止まらない。

B#1 アルバムタイトル曲「Monk's Visit」、イグナツェクのオリジナル。
名前どおり、テーマは完璧にT.モンク風。
不協和音の羅列で
クカクとメロディーが流れる。
ピアノのブロックコードは不協和音、まさしくモンク風に
々と・・・。

それをバックにワトソンの
射砲フレーズが乱れ飛ぶ。
アルト&ピアノ、同じ曲を演ってるとは思えない不思議感がある。

  一句

     “ 速射砲 ピアノ視して 乱れ吹く ”

 

音譜 B#1の曲、不協和音のクカク・ピアノと速射砲ワトソンの共演をお楽しみ下さい。

《Bobby Watson Blog紹介》

①『Beatitudes』(83)          ①『Appointment In Milano』(85)

№1「経歴・所在不明&意味不明」          №1「没個的音色は8beatでgroove!!
②『Round Trip』(85)        ③『Love Remains』(86)
№3「
不安定な音空間がストレスを・・」        №4「4ビートジャズの本流爆進