ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。
強弱・抑揚の無いストレートな音色!
8ビート・ドラムでグイグイのせる!
4ビートはド下手クソ・ドラムでドッチラケ!
①『アポイントメント・イン・ミラノ』(85)
《Appointment In Milano/Bobby Watson》
ボビー・ワトソン(as,ss)、ピエロ・バッシーニ(p)、アッチリオ・ザンチ(b)、
ジャンピエロ・プリナ(ds)。
この人ほど音色の個性が無い人は居ない。
素直に・ストレートに音を出し、強弱・抑揚が殆ど無い。
だが、クール・格好がイイ、8ビートにノセるフレーズが巧い。
ストレートな音色が巧くリズムに乗り、心地良い。
ドラムの8ビートがイイ、余分なオカズは叩かない。
ドラムが巧くサックスに絡み、リズミックにグイグイのせまくる。
4ビートの曲が1、。ド下手クソ・ドラムとしか言いようが無い。
8ビート専門野郎なのか、4ビートが全くサマになってない。
癖が無く、抑揚の少ないワトソンの音色には弱みがある。
バラードが1曲あるが、これが頂けない、お粗末。
訴えてくるモノがあまりにも乏しい。
軽く、細い音のアルトだからテナーのような表現力は難しい。
と、いうのは解るが。時間潰しの1曲ってとこか。
ナベサダ・カリフォルニアシャワーに想いをダブラす良き1枚です。
軽く・細いアルトの音が8ビートにのり軽快に飛ばす爽快感を味わって下さい。