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ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。
迫力で観客をなぎ倒せ!
「派手見せ・興行的」Live演奏!
「GROOVE??」看板に偽り有り?!
⑤『パーペチュアル・グルーヴ』(83)
《Perpetual Groove/Bobby Watson(as)》
ボビー・ワトソン(as,ss)、ピエロ・バシーニ(p)、
アッチリオ・ザンチィ(b)、ジャンピエロ・プリーナ(ds)。
《(Robert)Bobby Watson Blog紹介》
③『Love Remains(86)』 №4 4ビートジャズの本流爆進
④『No Question ~』 №5 「Blue Note」が音楽観を変えた?!
イタリア・ミラノでのライヴ録音、これはヒドイ。
全曲ハイテンポ、音の羅列で速吹きしてるだけ。
うるさくて・品が無くて・聴いてられない。
ライヴでは、迫力で観客をなぎ倒す「派手見せ・興行的」演奏が多い。
これは、その典型的パターン。
以前紹介③・④は素晴らしい。
強弱・抑揚・アクセント&音質を変化させる表現力は「巧い」。
①『Beatitudes』は4ビートで単純・明快・元気だけの演奏。
①『Appointment In Milano(85)』と②は8ビートに色彩変更。
③・④で正統派4ビートへ戻り、表現力の「巧さ」は抜群。
このレコードの録音は①『Beatitudes(83)』と同じ83年。
この⑤は、単純・元気な演奏をハイテンポにし、騒がしくしただけ。
タイトル「絶え間ないグルーヴ(ノリ)」は偽り有り。
とてもグルーヴできる演奏ではアリャしない。
単に忙しく騒がしいだけの演奏。
ライヴらしくハイテンポで勢いにのって演奏するワトソンをお楽しみ下さい。