(続)№6 「派手見せ・興行的」LIVE《ボビー・ワトソン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。ルンルン

 

力で観客をなぎ倒せ

手見せ・興行的」Live演奏

「GROOVE??」看板にり有り?!

⑤『パーペチュアル・グルーヴ』(83)

《Perpetual Groove/Bobby Watson(as)》
ボビー・ワトソン(as,ss)、ピエロ・バシーニ(p)、

アッチリオ・ザンチィ(b)、ジャンピエロ・プリーナ(ds)。

《(Robert)Bobby Watson Blog紹介》 
③『Love Remains(86)』 №4 4ビートジャズの本流爆進       ④『No Question ~』 №5 「Blue Note」が音楽観を変えた?!


イタリア・ミラノでのイヴ録音、これはヒドイ。

全曲ハイテンポ、音の列で速吹きしてるだけ。
うるさくて・品が無くて・聴いてられない。


ライヴでは、迫力で観客をなぎ倒す「手見せ・興行的」演奏が多い。
これは、その典型的パターン。

 

以前紹介③・④は素晴らしい。
強弱・抑揚・アクセント&音質を変化させる表現力は「い」。
①『Beatitudes』は4ビートで単純・明快・元気だけの演奏。
①『Appointment In Milano(85)』と②は8ビートに色彩変更。

③・④で正統派4ビートへ戻り、表現力の「巧さ」は抜群。

 

このレコードの録音は①『Beatitudes(83)』と同じ83年。
この⑤は、純・元気な演奏をハイテンポにし、騒がしくしただけ。

 

タイトル「絶え間ないグルーヴ(ノリ)」はり有り。
とてもグルーヴできる演奏ではアリャしない。
単に忙しく騒がしいだけの演奏。

 

音譜 ライヴらしくハイテンポでいにのって演奏するワトソンをお楽しみ下さい。