№1 銭湯・風呂場でサックスを??《トミー・スミス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「トニー・スミス」のレコード紹介です。音符

 

これは、ヒドイ・悪感一杯!

サックスを湯・風呂場で吹いてるのか!

スコットランドへ「きこもり」の結末へ!

 

①『ステップ・バイ・ステップ』(88)
《Step By Step/Tommy Smith(ts)》
トミー・スミス(ts)、ジョン・スコフィールド(g)、

ミッチ・フォアマン(p)、エディー・ゴメス(b)、
ジャック・ディジョネット(ds)。

これは、ヒドイ・悪感一杯。
サックスを銭湯で吹いてるのか?

ベースまでコーが効いてる。
 

囲気優先のイメージ・サウンド。

まるでECMレーベルの雰囲気ジャズ。


プロデュースはゲイリー・バートン、鳴り物入りの有名人の起用。
この頃のブルー・ノートはとんでもないプロデュースが多い。
新たな次元を求めてるのか、当時の感性は理解不能。

21歳のメジャーデビュー作、全曲オリジナル。
スコットランド出身、バークリー音楽院入学時に渡米。

その後、NYで活躍し故郷へ復帰。

大先輩諸氏を引き連れ、リーダ、アレンジの采配は御見事。
こんなECMサウンド風を創りあげた。

その後「う変わったのか」気にはなる。
 

だが、一度こんなのを聴いたら「うでもイイか」。

と、聴く気にならない。
ジャズの系譜に一石を投じた作品か??

だが、不評そして無名のまま、が結末の人。

 

音譜 別なアルバム。ライヴ映像でお楽しみください。