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ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。
音を「ばらまく」不安定な音場空間!
変則8ビート・パーカッション打法の相乗効果!
両者合体音がストレス・テンションのピークに!
②『ラウンド・トリップ』(85)
《Round Trip/Bobby Watson(as)》
ボビー・ワトソン(as)、ピエロ・バッシニ(p)、アッチリオ・ザンチ(b)、
ジャンピエーロ・プリナ(ds)。
《Bobby Watson Blog紹介》
①『Appointment In Milano』(85)
①『Beatitudes』(83)
№1 没個的音色は8beatでgroove!! №1 経歴・所在不明&意味不明
②『Robert&Bobbyの紹介』
№2「ロバート」or「ボビー」ワトソン、同じ奴??
①『Appointment In Milano』と同じメンバー、同年録音。
癖の無いストレートな音は変わらない。
繊細・優しい音からダイナミックな音まで、
上下左右・縦横無尽に音が走り回る。
音の表現が多彩でワクワク感がとまらない。
ただ、4ビート・ドラムのド下手クソさは①と変わらない。
あまりにも単純過ぎるシンバルレガートは、耐えれない。
このレコードの聴かせ所は、「Round Trip」(作曲O.コールマン)。
強弱・抑揚のないストレートな音をバラマクように投げ付ける。
この曲だけは、流れるようなメロディーが、一切無い。
1音・1音が何の因果関係も持たないようにバラ撒いていく。
不安定な音空間にストレスを感じる。
このアンバランスがワクワク・ドキドキさせる。
この曲のドラムが凄い、パターン化したリズムを叩かない。
変則8ビート?パーカッション的打法でドラムを叩きまくる。
ワトソンのアンバラ音空間とパーカッション打法の相乗効果は、
聴いたことの無い音場空間を創り上げている。
不協和音がもたらす不安定な音場空間、ドラムのリズムとの相乗効果が面白い。