(続)№2「ロバート」or「ボビー」ワトソン、同じ奴??《ボビー・ワトソン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「ロバート(ボビー)・ワトソン」のレコード紹介です。ルンルン

 

正体不明のバート・ワトソンだった

ビー・ワトソンと同じ奴とは
USでロバート、EUでボビーの使い?!

 <1>『Beatitudes/Robert Watson』(83)
<Blog紹介> №1 経歴・所在不明&意味不明

これは、ロバート・ワトソン名のレコード。


 <2>『Appointment In Milano/Bobby Watson』(85)

<Blog紹介> №1 没個的音色は8beatでgroove!!
これは、ボビー・ワトソン名のレコード。

これを聴いた以降、ワトソンにド・ハマリし買い漁った。
そして、「ロバート・ワトソン」の正体が分った。

ロバートとボビーは「じ奴」、通称Robert Bobby Watson。
USメンバとのUS録音時はロバート。EU(伊)メンバとのEU録音時はボビー。

ワトソンの経歴を若干紹介。

本名は、Robert Michael Watson Jr.、1953年カンサス出身。
 <3>『Estimated Time Of Arrival(78)』(Robert名)
70年代後半のフュージョン、ソウルジャズのリーダ作。

 

 <4>『Art Blakey In Sweden(82)』(Bobby名)

80年代初頭W.マルサリスと共にJazz Messengersで活躍。

<1>『Beatitudes』(83)は、A.ブレイキーG.脱退後の初リーダ作。

W.マルサリスと共にエリート級。てな感じか。
の無いストレートな音質で高速射砲の如くリズミカル。
個性は強く無いが素直な4ビートで吹きまくる。

2年後の<2>『Appointment In Milano』(85)(Bobby名)。
音色に変化は無いが、伊サイドメンによりビートを多用。
強烈8ビートでワトソンが高速連射砲を放つ・抜群なノリ。

巧いアレンジを活かし、没個性の音質でも抜群にノセル。

これが、(ロバート)ボビー・ワトソンの特徴。

 

音譜 粋・格好イイ・ワトソンの速連射砲アルトをお楽しみ下さい。