こんにちは。Kinoshitaです。
今回はAMHについてです。KInoshitaの治療の根幹となります。
ぜひみなさんにも知ってほしい。
それでは。
AMHは妊娠率を評価するわけではありません。
しかし、治療の選択肢や採卵数を予測する上ではとても大切な指標です。
当院では必ず
・ご自身の年齢
・AMH
・持病、手術歴
からご夫婦の希望が叶う可能性が最も高くなるための治療プランを一緒に考えてから治療を開始していきます。
最短、シンプルに結果を求めることがコンセプトです。
ご夫婦と私達が目標を一緒にすることの大切さを感じています。
今回のご夫婦は婦人科の不妊治療でタイミング、人工授精を2年以上行われていました。
もちろん子供は欲しいけど、
体外受精がどういったものかもわからないし
知らないから不安しかない
ステップアップしたいけどきっかけがない
だから2年以上も経ってしまいましたと
涙ながらに初診でお話してくださいました。
本当にこういった方が多いと思います。
私は不妊治療は
まず始めるのではなくて、
まず知ることから始めたらいいと思いますよ
とお話しています。
まずは情報収集
→もし私の話が聞きやすいなと思われるのであれば
ホームページ、説明会、本、ブログ色々な情報提供しているのでみてみてください。
そして自分の体を知ることも大事です。
AMHの採血で今の自分の卵子について見つめなおし一緒に考えてみませんか。
こういったなかで
38歳 AMH0.8という結果が出ました。
女性は年齢とともに卵子の数が減ることは間違いありません。
しかし、持分や減り方は人それぞれ。
だからこそ、私は人それぞれの思いや、治療プランがあっていいと思います。
AMHは妊娠率をはかるものさしではありません。
しかし、今の〇〇さんの38歳の卵子を大事にされることはとても大切なことだとお話しました。
ご夫婦は
悲しいというより、今まで頑張ってきたことと
これから自分たちがやりたいことが少し見えた気がしますとお話されていました。
先生、40歳までに1人産みたいです。
外来の最後に立ち上がりながら話された言葉は今でも覚えています。
次の月には説明会
その翌月には体外受精の前周期を始められました。
採卵1 アンタゴ二スト(当院のアンタゴは教科書的な一般的方法ではなく、数をしっかり取りにいきます)
採卵数11個 前核期2個凍結 胚盤胞3個凍結(4AA 4AB 4BB)
移植1 胚盤胞1個移植(4AA 融解後も4AA)
→妊娠→卒業となる
卒業の時、私は必ず治療のいつが1番しんどかったですかと聞きます。
採卵でもっと卵子が取れて欲しいのは事実だけど、自分のAMHを知って始めたのでそれも理解していました。
1番しんどかった時期は、タイミング、人工授精で当たり前かのように生理がきてしまう時が1番しんどかったです。
と……
(KInoshitaより)
自分達の治療や提案が良かったのか、自分達を見直すためにも、
今まで最後の外来ではこういった話を聞かせてもらいます。
私はご夫婦が
体を知ること、情報を得ること
の大切さをここで教えてもらっています。
38歳AMH0.8からの開始で
これから二人目の可能性も十分あるご夫婦となりました
早く受精卵迎えにきてあげてくださいね。
また、お会いできるの楽しみにしてます。
(Kinoshita情報)
#フジテレビからの取材に答えましたのでぜひご覧ください。
https://www.fnn.jp/articles/-/116309
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