小さい卵胞を採卵する意味はあるのか?
採卵では卵巣刺激にて複数の卵胞を育てていきます。一般的には約18mm以上を成熟卵子が取れる卵胞(大きい卵胞)として採卵していきます。でも採卵する時に大きい卵胞と10mm前後の小さい卵胞あるな〜と思うこともあるとありますよね。ではこの小さい卵胞から取れる卵子はどの程度までとる意味があるのか?という点については実はまだ明確な基準はないんです少し詳しい内容説明していきます。一般的に卵子の成熟と卵胞の大きさには関係があることが昔から報告されていますSimonetti,.S.,Fertil Steril, 1985Ectors,F.J,Hum.Reprod.,1997Triwitayakorm,A.J.Assist.Reprod.Genet.,2003小さい卵胞についても採卵率や卵成熟率は低いもののその後の胚発生、妊娠、出産率には差はなく採卵することで出産に繋がる胚の獲得数が増えるという報告があるTeramoto,S.Fertil.Steril.,2016Wirleitner,B.,Ultrasound.Obset.Gynecol.,2018また自然周期で大卵胞、小卵胞から取れた卵子由来の胚盤胞凍結融解胚移植においてもその後の妊娠率、流産率、正常児出産率が同等であるTeramoto,S.Fertil.Steril.,2019という報告も出ているKInoshitaより)今回の報告にあるように当院でも採卵時に10mm程度の卵胞も採卵していますしかし以前から伝えているように採卵できた卵子全体の成熟率をよくするつまり採卵できた卵子の成熟率が80%を超える採卵決定を目指していくことは1回の採卵で良好胚盤胞を狙うためにとても大切なことです。あくまで採卵時に小さい卵胞はどうするのでしょうか?という質問に対しての私の返答であり小卵胞で採卵決定しても大丈夫ですということではないので!間違えないようにして下さいね。ーーーーーーーーーーKinoshitaは基本毎日午前・午後は京都にいます!直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいね京都烏丸・河原町 不妊治療専門 京都IVFクリニック京都の不妊治療専門クリニックなら京都IVFクリニック。保険の体外受精だけでなく、自費の体外受精で更なる選択肢を提供できます。ivf-kyoto.comKinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!ご相談がある場合は受付でご指名くださいね滋賀県大津市 不妊治療専門 木下レディースクリニック京都の不妊治療専門クリニックなら京都IVFクリニック。保険の体外受精だけでなく、自費の体外受精で更なる選択肢を提供できます。ivf-kinoshita.comKInoshitaオンライン相談の方はこちらから(私が直接対応します!)オンライン診療・セミナー|医療法人 木下レディースクリニック『京都IVFクリニック』Kinoshitaで開催している、不妊治療のセミナーやイベントをご紹介しています。地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩7分に位置する不妊治療専門クリニック【医療法人 木下レディースクリニック『京都IVFクリニック』】。不妊治療をシンプルで最短に あなただけの治療プランをご提案します。患者様からの信頼と思いを1%でも高い妊娠率でお返ししたい。当院が作る不妊治療だけの空間…ivf-kyoto.com