39歳 AMH:0.14 採卵11回 移植2回終了して当院へ
こんにちはKInoshitaです。
昨日、卒業された方の流れまとめてみました。
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前医にて
採卵11回
移植2回実施
持病としてリウマチがあり内科にて治療中
膠原病は不妊症の人も多いと聞いて不安と。
採卵しても取れない。
空砲、発育なし多かったと。
できた受精卵もB2、Cグレード多いと。
顕微授精ではうまくいかないと言われたと。
保険診療+先進医療で
できることやりたいと当院受診
採卵合計12 当院採卵1回目
レトロゾール+レコベル-FixPPOS
卵胞サイズ20mm超えるまでまち
排卵誘発:dual 36時間前
採卵数2
成熟卵2(成熟率100%)
顕微授精:ピエゾ-+PICSI
胚盤胞:D5-3BA
→なんと、
採卵決定時期・誘発内容時間変更にて成熟を狙い
受精方法変更にて受精卵の状況を変える
ことで一度目の採卵から良好胚確保
参考ブログ)
2個移植を強く希望
採卵合計13 当院採卵2回目①
レトロゾール+レコベル-PPOS
→3週間刺激するも卵胞発育なし
→刺激中止となる
採卵合計13 当院採卵2回目②
低刺激
排卵誘発:dual
採卵数1
成熟卵1(成熟率100%)
顕微授精:ピエゾ-+PICSI
→3日目で9細胞まで発育あるが、4日目から発育なし
採卵合計14 当院採卵3回目①
レコベル-FlexPPOS
→2週間刺激するも卵胞発育なし
→刺激中止となる
この頃
月経中のFSHが21まで上昇するようになり
リセット処方を調整しながら
月経中のFSHコントロールすることとした
月経中
FSH:7.8
LH4.3
であること確認し採卵周期開始
採卵合計14 当院採卵3回目②
ゴナール-FlexPPOS
排卵誘発:dual
採卵数2
成熟卵2(成熟率100%)
顕微授精:ピエゾ-+PICSI
胚盤胞:D5-4AA
移植合計4 当院移植1回目
SEET-胚盤胞2個移植
判定陽性(hCG496)
発育問題なく卒業!!
リウマチ合併妊娠なので治療中の大学病院へ紹介
Kinoshitaより)
子供が欲しくなってから2年半
AMH0.1 時間との戦いの中
当院受診が2024年5月
卒業が2024年12月
受診されてから半年間
全ての月を治療にあて最短で進めました
「私の卵子がまだ取れる間に
できることは全てやりたいです!」
というお気持ちの中
なんとか間に合い結果が出て
私も本当にホッとしました。
「今までが長かったから、こんなに早く卒業という感覚です」
「先生のブログ読んでるので、ぜひ書いてください」
と昨日言って頂けたので、みなさんにも
治療の流れをご紹介することにしました。
AMHが0近くなってきて
採卵できる周期、できない周期が
始まってきた方は
日々のホルモンを
どのように調整していくかが
大切になります。
自費診療時代より
AMH0 月経不順あります
という方々の治療をずっと採血しながら
やっていると
どの様にリセットさせていくと
月経中の採血が
理想的になるのかが
予想できる様になってきます。
刺激、受精、培養だけでなく
リセットの内容でさえも
同じではいけないと私は思って
年齢、ホルモン状況、月経不順の程度
をみながらリセット内容を作っています
AMH0の方々の場合
時間との戦いを常にされています。
その時間を使って
リセットさせるといっても
単純にリセットするだけでは
リセットの意味がなくなると思っています。
AMH0の方のリセット中
ホルモンを抑制させすぎるのも
ホルモンを放っておくのも
次の採卵に向けては避けたいものです。
AMH1未満の方は
取れないよー(泣)
治療進まないよー(泣)
最近治療せず、ただ休んでいる(泣)
完全に閉経となる前であれば
お手伝いできることがあるかもしれません。
一人で悩まずに
なるべく早くご相談ください。
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