44歳AMH0.36 流産2回 でPGT-Aを選択 悩む場面ですよね。

 

 

42歳 AMH0.5 で初診

 

採卵1(保)低刺激希望

クロミッド内服

採卵数1

未熟卵(M1)にて受精操作なし

 

採卵2(保)低刺激希望

低容量(150単位)のFSH注射

採卵数2

媒精(ふりかけ)

1個受精

培養にて胚盤胞1個(4AA)

 

移植1(保1)

ホルモン補充周期

SEET-胚盤胞1個移植

陰性:hCG0

 

採卵3(保)低刺激希望

低容量(150単位)のFSH注射

採卵数3

媒精(ふりかけ)

2個受精

培養にて胚盤胞2個(4AB/4AB)

 

移植2(保2)

ホルモン補充周期

SEET-胚盤胞2個移植

陽性:hCG600

妊娠8週で完全流産

 

採卵4(保)

クロミッド+FSH150単位

採卵数2

PICSI

1個受精

培養にて胚盤胞1個(4AB)

 

採卵5(保)

レコベル-PPOS

採卵数2

PICSI

2個受精

培養にて胚盤胞2個(4AB/4BB)

 

関東への引っ越し

 

移植3(保3)

ホルモン補充周期

SEET-胚盤胞2個移植

陽性

妊娠9週で再度完全流産

 

お家での流産物持参

明らかな妊娠での絨毛部分を確認

→年齢、流産2回目

→流産の原因を知りたいと希望が強い

 

⚪︎流産絨毛染色体検査希望となった

結果→染色体異常あり

 

保険移植終了

 

流産2回

なんとか流産率をさげたい

また

次回流産になった場合に

その次の採卵がまた遅くなることが気になると

(+前回流産原因が受精卵の染色体異常であったこと)

(↑今回PGT-Aを希望される大きな要因となった部分だと感じました。)

 

AMH0.36

1回の採卵での胚盤胞確保の数は少ないが

出生前検査(PGT-A)を希望

 

ここから43歳となる

 

採卵6(PGT-A)

採卵数:4

受精:3

培養で胚盤胞1個

PGT-A(判定C:異数性胚)

 

採卵7(PGT-A)

採卵数:1

受精:1

胚盤胞ならず

 

採卵8(PGT-A)

採卵数:1

受精:1

胚盤胞ならず

 

採卵9(PGT-A)

採卵数:2

受精:1 (1PN胚)

→参照ブログ

培養で胚盤胞1個

PGT-A(判定:A 正倍数性胚)

 

1PNからの胚盤胞であったため

本当に父、母の染色体での

正倍数性なのかも更にチェック

(追加:STRチェック)

→父・母を持つ正常二倍体であること確認

 

43歳となり採卵数も減ってきた

PGT-Aの結果までの時間

採卵に当てたいと希望強い

 

採卵10(PGT-A)

採卵数:2

受精:1

培養で胚盤胞1個

胚盤胞5BCにてPGT-Aできず

 

採卵11(PGT-A)

採卵数5

受精:3

培養で胚盤胞1個(5AB)

PGT-A(判定:C  異数性胚)

 

移植へと移ることとなる

 

44歳で移植周期開始

 

移植4(PGT-A)

ホルモン補充周期

PGT-A(判定:A)1個移植

 

妊娠判定:陽性

妊娠10週まで発育問題なし

 

無事卒業となりました。

 

Kinoshitaより)

年末より

40代

特に42歳以上の方の妊娠が

数おおく継続しております。

 

しかし、

そこには

やはりこういった

それまでの

ご夫婦の努力、

治療や体へのご理解が

絶対的に必要となってきます。

 

私が

培養結果説明

月経時の治療方針説明

を中心にかなりの時間をかけて

数多くの治療選択肢を提案するのは

こういった

今までの

40歳以上で

特に43歳以上で出産された方々が

私にも希望を与えてくれるからです。

 

それは

治療を頑張っておられるみなさんも

同じかなと思います。

 

不妊治療は間違いなく

辛いし、しんどいです。

ぜひ、一人で悩まず声をかけてくださいね。

 

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