技術士合格法(5.1 情報の整理)(R6.3.26更新) | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

5 情報の整理

 

5.1 情報の整理とは

技術士試験における情報の整理とは、「情報の分析」と「情報の体系化」を行うことを意味します。

まず、「情報の分析」についてです。分析の「分」の訓読みは「わける」です。

実は、分析の「析」の訓読みも「わける」です。

分析の意味は、「わけてわける」になるので、細かくわけるという意味になります。

 

技術士試験における「情報の分析」は、技術部門、専門分野のテーマの中から、重要なものを見極めるために行います。

全てのテーマを隅々まで勉強するのが理想ですが、手を広げすぎると効率は悪くなります。

また、勉強したことを長期間記憶するためには、「選択と集中」が必要になります。

このため、「情報の分析」を行う必要があります。

「情報の分析」は、大学入試や英検の場合、学習塾や大手出版社の参考書がやってくれます。

しかしながら、技術士試験の場合、このような便利なサービスは皆無です。基本的に、自分で情報の分析を行うことになります。

試験で頻出するキーワードを抽出し、どのような問題が出題される可能性が高いのか予測するわけです。

この作業が「情報の分析」です。本書では、「情報の分析」のコツを説明します。

次に、「情報の体系化」についてです。「情報の体系化」は、収集した情報の持つ意味を踏まえて整理を行い、自分だけではなく他人にも理解しやすく整頓することを意味します。

この作業は、課題の発見、思考の整理、事象の因果関係の把握を行い、最終的に文章化するために行います。

試験勉強だけではなく、仕事をする上でも欠かせない作業です。

「情報の分析」と「情報の体系化」は、技術士試験において極めて重要な作業になります。

 

 

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