平成31年度技術士二次試験の予想問題を作成しました。
これは上下水道部門の上水道及び工業用水道の選択科目についてです。
以下の15問です。
【選択Ⅱ 600字×1枚の問題】
Q1(高度処理)
高度浄水処理の方法を3種類に分類し、それぞれの特徴と導入することによる効果を説明せよ。
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Q2(排水処理)
急速ろ過方式の浄水場における排水処理工程を説明せよ。
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Q3(設備・管路の維持管理)
ポンプ場の送水管で圧力低下が発生している場合、想定される原因と対策を列挙せよ。
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Q4(管路の設計)
推進工法による配管工事において、施工中に発生するトラブルを挙げ、その対策を述べよ。
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Q5(配水施設の維持管理)
配水池等のコンクリート構造物の点検の必要性を説明した上で、劣化要因とその対策を述べよ。
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Q6(給水装置)
給水装置工事における誤接続について、水道水に及ぼす影響と水道事業体が取り組むべき予防策について述べよ。
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【選択Ⅱ 600字×2枚の問題】
Q7(クリプト)
地下水を水源とする浄水場の取水地点でクリプトスポリジウム等の指標菌が発見された場合、次の内容について記述せよ。
①新たな施設整備の必要性、
②具体的な対策の候補、
③いずれかの対策を選定した上で、それを導入するにあたって検討するべき内容。
Q8(水質管理全体)
水道水の残留塩素濃度が低下又は上昇している場合、
①こうした事象を解消する必要性を述べた上で、
②配水施設と給水装置における原因事象とその対策、
③対策を実行する際の留意点について述べよ。
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Q9(管路の設計・災害対策)
管路の耐震化計画を策定する場合、
①管種の選定方法、
②優先順位の決定方法について説明した上で、
③計画を円滑に実行するために留意するべきことを述べよ。
Q10(管路の設計・災害対策)
伸縮継手の設置を含む水道工事の設計を行う担当責任者として、次の内容について記述せよ。
①伸縮継手を設置する目的、
②導入時の検討事項、
③維持管理上の留意点。
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【選択Ⅲ 600字×3枚の問題】
Q11(水質管理全体)
表流水を水源とする急速ろ過方式の浄水場において、
①水源、浄水場、送配水システム、それぞれでの水質汚染リスクを列挙した上で、
②もっとも重要と考える水質汚染リスクを1つ挙げ、これを解決するための技術的提案と、
③その提案を実行する際の留意点について述べよ。
Q12(配水施設の更新)
系統の異なる2か所の配水施設(配水池+ポンプ場)が老朽化しており、同時期に更新を行う時、
①複数のプランを複数提案した上で、
②あなた推奨するプランと施設整備に向けて検討するべき内容を提示し、
③その提案を実行する際の留意点を述べよ。
Q13(広域化)
水道法の改正に伴い広域連携が提唱されている。このことを踏まえ、
①広域連携が提唱される背景とその種類を列記し、
②広域連携のうちあなたが有効と考える手法と技術的に実施するべき対応策と、
③あなたが推奨する対応策によって生じる問題点とその対処方法について述べよ。
【必須 600字×3枚の問題】
Q14(災害対策)
災害があった場合でも、上下水道システムの機能を維持する必要がある。このことを踏まえ、
①上下水道における災害リスクとその影響を列記し、
②このうちあなたが重要だと考えるものを1つあげ、上水道、下水道それぞれと、協働で実施するべき技術的対策を提案し、
③あなたの提案がもたらす効果と実行時の留意点について述べよ。
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Q15(更新)
人口減少社会を迎える中で、持続可能な上下水道システムを構築する必要がある。このことを踏まえ、
①上下水道の施設の老朽化の現状とその影響を述べた上で、
②上下水道のマネジメントのあり方について提案し、
③この取組を確実に実行するために留意するべき事柄について述べよ。
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Q16(水循環)
水循環に関する水質的・水量的な問題点について、
①上水道と下水道のぞれぞれがこれまでに取り組んできたことを説明して、
②今後、水循環の健全化を実現するために上水道、下水道それぞれと、協働で実施するべき技術的対策を提案し、
③あなたの提案がもたらす効果と実行時の留意点について述べよ。
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