H31技術士合格法(1 : 3つの関門) | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

1 技術士に合格するためにやるべきこと

●合格までの3つの関門

技術士の二次試験には、「3つの関門」があります。

技術士に合格するためには、3つの関門をクリアーする必要があります。

 

 

第一関門は申込書です。申込書は、技術士としてふさわしい経歴と業務経験の概要等を記入して提出するものです。

第二関門が筆記試験です。筆記試験は、技術部門全体(例えば、上下水道)に関する択一問題と、専門分野(例えば、上水道及び工業用水道)に関する記述式問題で構成された試験です。

第三関門は口答試験です。口頭試験は、試験官からの技術的な質問に答弁するものです。口頭試験をクリアーすれば、晴れて技術士の称号を手に入れることができます。

 

 

 「3つの関門」のうち、最も重要なのは筆記試験です。筆記試験の合格率が2割、口頭試験の合格率は8割ですので、筆記試験に合格すれば、かなりの確率で技術士になることができるからです。

口頭試験は、試験官からの質問に答えことができれば合格できるわけです。

ただし、口頭試験が不合格だった場合、次の年は筆記試験から受験しなおさなければなりません。

これが受験生にとって相当なプレッシャーになります。

また、口頭試験では、申込書に書いた経歴、業務概要について質疑応答があります。

業務概要の技術レベルが著しく低いと、試験官からの質疑応答は厳しい内容になります。

そうなると、自ずと合格することが難しくなります。

このため、申込書を「3つの関門」の1つ目としてカウントしているわけです。

ちなみに、技術士二次試験の筆記と口答をあわせた合格率は15%程度。一次試験の合格率は50%程度ですので、トータルで考えると合格率8%の試験です。がんばるだけの価値はあります。

 

 

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