27話、ラストです。
ちょっと長くなっちゃいました。
感無量が近づいてきます。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
#EP27-4
~方凱毅の研究室~
沈翊の発言に触発されたのか、研究室に戻ってきました。

沈翊「つまり、画面上での動きが、CRISPR/Cas9っていう遺伝子編集ツールによるものなんだね?」
方凱毅「そうだ。曹建から受け継いだMAOA遺伝子変異の編集に利用している」

遺伝子編集のソフトまで見せちゃってる。
ああ、これが、ここまでする必要あるの?の答えなのか。
方凱毅の信用を勝ち得てこそ、この画面を見れたわけだよね。
方凱毅「暴力の引き金となるホルモンは創造性の源ともなるんだ。赤ん坊はより強力な免疫システムをもつことになり、ダメージを修復する力も強くなる。理論的には、ストレス耐性がより強力になるだろう。これはどれも、その子がエリートになれると保証できるが、これまでのところ、私の知識の分野では、あの子は完璧な赤ん坊だった」
つまり、犯罪遺伝子とも言われるMAOA遺伝子そのものを排除するんじゃなくて、少し変異させると、スーパーエリート遺伝子になるの?
そんな都合のいい話ある? ← ないとも言い切れないけど。
沈翊「最も完璧な赤ちゃん・・・」
方凱毅「残念ながら、あの子はもういなくなってしまった」
沈翊「これを画にすることで、この完璧さを保ってみたい。そうすれば、より多くの人が見ることができる」

沈翊の発する肯定的な言葉に微笑む方凱毅。

方凱毅「自分の使命は、遺伝子科学を利用することで、創造主の欠陥を修復し、世代を超えてよりよい人類を創造するためだ、とずっと信じてきた」
小さく頷く沈翊。
沈翊「周珊珊の身体に、編集された胚を移植したのは、君がやった最もすごいことだ」
方凱毅「・・・・・」
さすがに、これをうん、とは認めないか。
でも、否定もしない。
沈翊「残念だな。君は、成功に近づいたのに・・・もしうまくいっていたら、これは君の最も完璧な遺伝子編集となっただろうに」
こんなふうに、(思ってもいないことを語り)方凱毅の気持ちをくすぐりながら、尻尾をつかむ気なんだろうか。
方凱毅「私は、あの子が生れてこなくてよかったと思っているよ」
ん・・?と、注意深く聞く沈翊。
方凱毅「周珊珊の胎児の検査記録をチェックしてきたが、まだ、正確にどこが問題なのか、解明できていなかった」
沈翊「もしかして、それって、オリジナルの編集が他の問題の引き金になって、それが突然の、赤ちゃんの発育の停止に繋がったってこと?」

方凱毅「実験には常にリスクはつきものだ」
警戒心が強いのか、ここでもまた、言質は取れない。
でも、だいぶ、沈翊がここに来た意図や導きだそうとしている会話の方向性が掴みやすくなってきたでしょ。
はぁ、とため息をつく沈翊。

沈翊「遺伝子は突然変異するんだね。この欠陥が修復されても、また、別の欠陥が現れる」
頷く方凱毅。
立ち上がる沈翊。
沈翊「まるで、僕が開発しようとしている“人性図譜”みたいだ。変数が多すぎる。毎回、確認するたびに、新たな問題が生じるんだ。だから、僕は、完璧なシステムを未だに開発できていないんだ。でも、このことは僕らを止める理由にはならない」
頷く方凱毅。
やはり、理解してくれるのは、沈翊だけ。
なにかを思いついたように、書類ケースを探し始め、一枚の紙を取り出す。

沈翊「これは?」
方凱毅「これは、DNAの解析図だ」
沈翊「・・・?」
方凱毅「画像B第51号という名前だ」
ちなみに、いわゆるPhoto51のことですね。
方凱毅「私のロールモデルが誰か知ってるかい?」
沈翊「知らない」
方凱毅「ジェームス・ワトソン(アメリカ出身の分子生物学者。1962年にノーベル生理学・医学賞を受賞)だ。彼と、フランシス・クリックは、DNAの二重らせん構造を発見し、(それによって)分子生物学の世界が到来したんだ。彼らは、その功績により、ノーベル賞も勝ち取った。この写真は、フランクリンという名の女性科学者によって撮影されたものだ。ワトソンは、この写真を見て、その形と外観を鋭く捉えた。その時、彼は、DNAの構造が二重らせんだ、と確信したんだ。
そして、ワトソンのノーベル賞受賞は、非常に高い物議を醸すことになったんだ。ある者は、多くの人々の研究成果の寄せ集めだと言ったりもした」
沈翊「真実はどうだったんだ?」
方凱毅「それが真実さ」
※このB51(Photo51)が撮影された経緯については、撮影者をロザリンド・フランクリンと表記すべきなのか、ロザリンド監修レイモンド・ゴズリング撮影とすべきなのか、に始まり、DNAの二重らせん構造についても、結果的にたくさんの研究者の名前が登場し、関わることになったため、方凱毅が言う通り、まさに“物議を醸す論争”であり、“研究者界の慣習(闇)”も相まって、いろいろな行き違いもあったりして、一体、どれを真実とするべきなのか、私もまとめられている方々の記事等いろいろ読みましたが本当にわかりにくい、と感じました。
方凱毅「しかし、それがどれだけの論争を引き起こしたか、に関係なく、彼は、DNA科学の父となった」
全ては発表された論文と、それに対するノーベル賞という権威が彼を高みに押し上げた。
その真意を噛みしめる沈翊。
小さく頷き、「人々は、その過程ではなく、結果しか見ない」と呟く沈翊。
それでも、方凱毅は、ワトソンを指標として考えてるんだよね。
最終的に、筆頭に名を残したのが、ワトソンだったから?
方凱毅「さらに、クリックの助けなしでは、ワトソンは成功を成しえなかった。君の目標への過程に、仲間は重要だ」
方凱毅のほうに向き直る沈翊。
方凱毅「沈翊、君の選択は正しかった」

すっかり、沈翊が自分の側についた気でいるみたいです。
沈翊「・・・・」

ほら、答えないでしょ。
方凱毅「私は実験を続けるつもりだよ。数えきれない失敗の後に、成功をいのりながら・・」
それに関しては、大きく同意し、頷く沈翊。
満足したかのように、立ち去る方凱毅。
画像B第51号を手にしながら、あの晩、方凱毅が立っていた植物を見ている沈翊。

これが本物の蝶(蛾)なのかわかりませんが、こんな人工物のような植物工場内であっても、子孫を残すために、生命の拠り所として、この木を選ぶものなのね。
そして、再び、解析画像を見つめる沈翊。

~北江分局 沈翊のオフィス~
そうなのよ。
あれから、杜城だって、大変な想いをしてたに違いないのよ。
私は、ずっと、胸がワサワサしてたよ。
誰もいない部屋の入口に立つ杜城。

こういう杜城の描き方、超絶カッコいいと思ってしまうのよ。
本当に、ここに戻ってこないつもりなのか。
部屋の中に入ってきて、あの人間性の分布図の壁の前に立つ杜城。
もう既にこのスポットライトの当て方で泣きそう。
~回想~
■ シーズン2 #22-03 ■
沈翊<複雑な人間性を分析するために、それらを分類することが、僕が人間性分布図を作りたい理由なんだ>
改めて、沈翊の言葉を思い出す杜城。
(ここから、ラス前恒例の、怒涛の回想シーン、まいります。(笑))
■ シーズン2 #03-1 ■
沈翊<僕は・・・彼女の殺人は、愛だけから生まれたものではなかったと思うんだ>
<僕は、この悪魔の姿を書き留めなければ・・・>
■ シーズン2 #03-2 ■
杜城<俺たちは警察だ。我々の仕事は、真相を追求し、犯人を捕まえることだ>
沈翊<もし、犯人の心の奥に隠された(犯罪を犯す)人格を捉えることができなければ、僕の仕事(作品)は決して完成しない。骨格をみて皮膚を乗せ、外見を描くことが重要じゃないんだ。僕が描きたいものは、心だ>
■ シーズン2 #22-03 ■
沈翊<それで、重罪犯を訪問する任務に申請してみようかと思う>
立ち止まる杜城。
杜城<沈翊、沈翊! 確かに、お前は、研究することは出来るが、軽率な行動はすべきじゃない>
■ シーズン2 #08-02 ■
沈翊<だからこそ、絵や色を使って犯人の性格を表現・コントロールすることができれば、将来的には前例のない事件を予測できるかもしれない、と考えたんだよ>
杜城<沈翊!!>
少し厳しめな口調で、沈翊の言葉を遮る杜城。
沈翊<・・・・・・>
杜城<もう済んだことだ、あまり考えすぎるな>
■ シーズン2 #27-2 ■
沈翊<もはや、自分の主観的な感情や直感によってもたらされる衝動を制御できなくなってしまったんだ。もし自分の本能が、僕を肖像画家として不適格だと判断されるのであれば、その本能に導かれるまま、もっと意義のある道へと進んでいきたい>
じっと黙ったまま、沈翊が描いた犯罪者の色分けされた画を見つめる杜城。
ここでね、杜城、気付いちゃったのよ。
一歩、“人性図譜”の壁に近づくと、ほぼ中央に貼られた画をじっと見つめる杜城。
↓これです。
目が綺麗な赤鬼隊長さん・・・もとい、この“人性図譜”の中で、ど真ん中に、ひと際赤く塗られた杜城の顔です。
ここはもう、これ、出すしかないでしょ!!
っていうか、わたしゃ、きゅんきゅんなのに、号泣よ!
さすがに、我慢できなかった。
〜勝手に回想〜
<それぞれ、1,2,3・・赤、オレンジ、黄色だ。いい色だよね。4,5,6・・緑、青(藍)、そして、紫だ。悪い色だ。>
云磊が目の見えない小鵬を理解したくて考えついた、大好きや大嫌いを表わす色の法則です。
当然、自分が真っ赤に塗られている意味をわからない杜城じゃありません。
ぷぷぷ、隣の蒋峰は、ほぼ黄色だ(笑)← 笑っちゃだめだよ。これが、いわゆる親しい同僚カラーなんだから(笑)
杜城の反対側隣の黄色い人は、ミス黄金比? でも、顔が違う気がするんだよね。どちらかというと、蒋峰の隣の黄色い横顔の女性のほうが李晗っぽい。
実はですね、ここまでこんなに力説してきて、こんなことを言い出すのも気が引けるんですけど・・・、これ、いつから貼ってあった?って遡ったら、
既に、#3−2で貼ってあったんです。
(袁招娣の心を脅かし続けた悪魔の画を杜城に見せた時でした)
これ、小鵬事件の前なんですよね・・・(笑)
全然、注意を払ってませんでした!← さすがに、この大きさでは、杜城がいるかどうかさえ定かじゃないとも言いたいところではあるんですが。
なにしろ、当初、シーズン2における絵の色分けについては、この画から始まったように思っていたんです。
まぁ、ドラマの中の世界では、後から見た時の整合性というのはなかなかつきにくい場合もありますよね。
とにかく、赤=一番大好きな色ということで、目をつぶってくださるとうれしいです😂
一枚一枚、どれだけ、沈翊が精魂込めて、これらを描いてきたのか。
そして、あの運命の出会い!
■ シーズン1 #08-4 ■
沈翊<俺は、ただの絵描きで、警察官なんかじゃない。あんたがその女を捕まえられないからと言って、なんで、俺が責められるんだよ!>
杜城<・・・お前の描いた絵のせいで、刑事が殺されたんだ>
<お前の絵は、人を傷つけるだけだ>
<お前に画家を名乗る資格なんてない>
そして、再会の時・・・
■ シーズン1 #01-3 ■
杜城<お前はまだ(あの時の女の)顔を描くことができない。よくもここに顔が出せたもんだな>
沈翊<この先においても、君たちを助けたいと思っている>
■ シーズン1 #09-1 ■
沈翊<(海の中で)窒息しかけたその時、あの顔が見えた気がしたんだ。でも、はっきりと見える前に、意識を失ってしまった。>
プールに飛び込み、再び臨死体験に挑む沈翊。
水の中でもがく沈翊を助けに、自らもプールに飛び込み、沈翊を助ける杜城。(BL必須オマージュよね)
そして、プールから上がった沈翊にタオルをかけると、
杜城<お前は最善を尽くしたんだ。たとえ(その女を)描けなくても構わないさ・・・俺は責めないよ>
■ シーズン1 #09-2 ■
沈翊<・・・描き間違えたのだろうか?>
杜城<違う・・>
即座に否定してみせた杜城に振り返る沈翊。
杜城<俺はおまえを信じる>
沈翊<・・・!>
■ シーズン1 #13-4 ■
許先生<沈毅をここから解放してやってくれないか?>
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<だが、あの子のような芸術家を育てるのはあまりにも難しい>
<沈翊を芸術の世界に戻してほしい>
杜城<申し訳ありません。それはできません>
<彼には、人の顔を通じて、心や物事の本質を見抜く力があります>
<沈翊には素晴らしい警察官になる資質をあります>
■ シーズン1 ">#20-4 ■
沈翊<感謝かな・・・まるで、幼い頃、許先生が僕を美術の世界へ連れて行ってくれたみたいに、暗闇のなかにいた僕を、本来いるべき場所に、レイ隊長は導いてくれたんだ>
これでもか!!というくらいの怒涛の名場面と共に、← シリーズ1&2、全部振り返ったよ、私!(エヘン!)

思い出せたのよ、全部。
今までのことを。
警察官になってからの沈翊は、いつだって、正しい道を歩んでいたことを。
決して、一度だって、間違った道なんて行こうとしてなかったことを。
言い訳ひとつせず、自分の身を削り、弱い人の身になって、罪と人に真剣に向き合い、ひたむきに、これだけの絵を描いてきたことを。
心を描く、それが自分にしかできないことならば、それを駆使し、悲劇を防ぎたい。
沈翊は、異なる道と言っただけだ。
そして、目的地は同じだ、と。
廊下での、あの時の沈翊の顔、何を伝えようとしていた?
そして、おもむろに、沈翊に電話を掛けようと、
スマホを取り出した杜城。

♪迷子のように立ちすくむ私をすぐに届けたくて
♪ダイヤル回して、手を止めた~~!
『恋におちて』小林明子 ← やっぱり、ここでも“恋におちて”になってしまう。。。
ちゃんと、呼び出し音が鳴ってます。
~屋上~
先に待っていたのは、沈翊でした!

ここって、北江分局の屋上? 江城凯莱生物研究所の屋上?
怖いくらいな真顔で、まっすぐに夜景を眺めている沈翊。
近づいてきた杜城の足音・・・地面にこすりつけるように、ザラ、ザラって聞こえる。

心身ともに、疲れがピークなのね。
杜城「言ってみろよ。お前の本当の意図はなんだ?」

何も知らない人が何気なく聞いたら、脅しまがいな詰問口調ですけど(笑)、これでも、ちゃんとお前の話を聞かなくてすまなかった、を込めたI love you
なんです。
私の耳には、そう聞こえてる。
これを聞いただけで泣く!
スイッチ入る。
無言で振り返る沈翊。
杜城から聞いてくれるの、待ってたのよね。
すぐさま、説明始めるんだもん。ずんだもん。

沈翊「方凱毅は、周珊珊の胎児の胚を編集したことや、実験用として、彼女に移植したことを暗黙のうちに認めてる。僕、証拠を見つけたいんだ」
そう、北江分局の廊下で、沈翊は、証拠がなければ、何度疑惑が浮上しても、方凱毅を逮捕できないんだって、杜城に訴えてた。
杜城「・・・・・」
なにしろ、じっくりと話をしなければなりませんからね。
そうです。
この二人が腹を割って話すと言えば、この構図。
■ シーズン1 #18-4 ■
今回、シーズン1より、ちょっと近づいてるよね? カメラ位置のせいでそう見えるだけ?(笑)
でも、この構図ってなんて表現すればいいのかな?と思って、AIに画像見せて聞いてみたら、“背中合わせ”だって言うのよ。直接、背中をくっつけてなくても、“背中合わせ”って言ってもいいんだって。
なんかピンとこな~い。
確かに表現が難しいけど、びび的には、
“(ちう
がしやすい)互い違い座り”と命名したい(笑)
ほら、話しに夢中になったり、油断してると、さらっとちう
を奪われちゃうシチュ、大好き(笑)← 恋愛ドラマや漫画の見過ぎや!
沈翊「僕、方凱毅を説得して、自らの意志で自首させたかったんだ」
杜城「なぜだ?」
沈翊「だって、彼と僕は同じタイプだから。かつては、僕も彼と同じだった。彼がどんなことに執着するのか、僕にはわかる」

ここ、ちょっとだけ頷くように、下を向く杜城。
それがとても寂し気な感じで、たしかに、昔の沈翊に似てる、と言ったのは自分だったけど、やっぱり沈翊も自覚があったのか、って感じでしょうか。
ずっと考えてたんです。
“昔のお前”って、出会った頃の7~8年前とか、そういう年月的な過去の話ではなくて、“どこか危うさを秘めている状態の沈翊”っていう意味だったのかな、とか。
ともすれば、そっちに戻ってしまいそうな危うさも含めて、杜城はずっと危機感を持ってたからこそ、必死で止めようとしていたんじゃないかって。
杜城「・・・・(奴は)お前の言うことを聞きいれて、自首に同意すると思うか?」
沈翊「方凱毅が初めて僕の画を見た時、彼が言ったんだ。もし、警官になっていなければ、犯罪の天才になっていたかもしれないって。その時は、馬鹿げてるって思ったよ。でもね、自分の過去を思い出し始めて気付いたんだ。僕の人生において・・・」
杜城の顔をしっかりと見つめる沈翊。

沈翊「君と出会ってなかったら・・レイ隊長との出会いが無かったら、方凱毅のように、自分の執着に囚われ、ゆっくりと深淵に堕ちていく末路を辿っていたかもしれない、と。だから、これが、彼の執着を解き放てる唯一の機会だと思うんだ」
杜城:お前はアホか!
本気でそんなこと思ってるのか?
お前とアイツじゃ全然、根本が違うだろうが!
言えないなら、もう、黙って抱きしめるか、ちう
しちゃえ!
それでも、沈翊は真剣なのです。
沈翊「この考えが危険で大人げないっていうのは承知してるけど、僕、君があの時してくれたみたいに、彼を正しい方向に導いてみたかったんだ。だから、この件は僕にまかせてもらえないかな」
こんな切実な目をして、お願いされたら、もうなんも言えねぇ・・・です。
ふ~っと息を吐く杜城。
沈翊が、そんなふうに思ってたなんて、夢にも考えたことなかったはず。
散々イジメて(笑)、散々こき使って(笑)、一方的に、祭壇の前で“お前を受け入れる”とか言って、勝手に心配しては八つ当たりして(笑)、本当はただ傍にいてくれればよくて・・・、嫌われてなさそうなだけが救いで、沈翊の気持ちをちゃんと確かめずにここまで来ちゃったけど。。。
くそ可愛いこと言いやがる、でしょ?![]()
本当は、たった一人で不安だらけのくせに、そんなことを言うのよ。
あなたのぽやぽや白猫ちゃんは。
そんな白猫ちゃんのことが、心配だけど、好きで好きでたまらんのですよ、この人は。
見上げた夜の空に、答えなんて書いてないけど、自由にやらせてあげることは出来る。
杜城「お前はまだ休暇中だ。やりたいことをするのに、俺の許可など必要ないさ」
それだけ言うと、立ち上がろうとする杜城。

合わせるように、自分も立ち上がる沈翊。
沈翊「今回は、何があってもすぐに連絡するよ」
あはは、ここで言うか、いまさらジロー!(笑)
でも、言わないよりはましか。。
杜城「絵筆は、いろいろな色を描くことができるが、筆そのものは変わらないだろ」
異なる道なんていうから、ややこしいことになったのね(笑)
杜城が、ちゃんと、わかりやすく言い変えてくれました(笑)
本当に、この人は、沈翊を理解しつくしている。
ま、あの赤い色の自分の顔を見たら、頭の中で(沈翊を)押し倒し尽くしたでしょうからね。
イヒヒ
このヒロイン、去り際にかっこつける彼氏を、ようやくほっとして、微笑みながら見送ってますわ。

まったくもう!!
人(視聴者)の気も知らないで!!
痴話喧嘩の終了と共に、ラス前27話、ここで、終わりです。
エンディングは、
『画像』でした。
奇人か天才か、それはただ潮の満ち引きの問題
心を癒す
暗闇の中で目を照らす
命を救う
表情が一瞬で変わるのを待つ
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.27-3 雑感★
最後の最後で、光が差しましたね。。。
あんな奴と、星空なんか見やがって・・・という個人的なリベンジだったかどうかはわかりませんが、ちゃんと夜空の下で話が出来ました。(笑)
この二人は、目で会話することも多いですが、禅問答みたいなことも入れてきますし、感情表現もわざと天邪鬼るので(笑)、種明かしされて、やっぱりそうだったじゃ~ん、となることが多いんです。
王道のカップルですよね。
ホント、何のため?誰のため? ですよ。(苦笑)
今の状態じゃ、いくら説明しても、きっとダーリンはわかってくれない、と、ぽやぽや姫は勝手に動き出したんですね。
結局、それぞれ、危険なことやリスクのあることに、相手を巻き込みたくない“愛”ゆえの行動ってことですね。
どうせなら、杜城の服の裾、掴みながら、「今度は、なにがあっても、ちゃんと連絡入れるから~~機嫌なおしてよ~~」くらい言ってやればいいのに。(笑)
赤鬼の絵で持ち直しただろうけど、きっと、沈翊の本心をちゃんと聞くまでは、内心、震えてたよ、杜城。
★『猟罪図鑑』Ep.28-1に続く★















































