ドラマとは関係ないんですけど、私の大好物が並んでます。ラブ

https://x.com/i/status/2031339955998560272 

少し前から、この二人の並びの動画やらショートが流れてきてましてん。

ヤーヤー主演の“ตะวันลวง(Beneath the Lies)” 復讐?とか、ラブロマンスとか、そんな感じらしいですが、Not BLみたいですね。ちぇ!← まぁ、ビッグネーム同士がくっつくと、破局したときのダメージがでかいし、仕方ないと思いますが、ドキドキ感やらワクワク感を満たしてくれる作品を期待してるのも正直なところ。

って、新作、流し見ばかりで、全然ちゃんと見れてないんだけど~~ショボーン

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #3-1 

 

 #EP03-2

 

~拘置所~

 

収監された袁招娣に

面会にきた沈翊。

 

袁招娣が座っているのは、ただの椅子じゃなくて、テーブルが前にくるようになってる椅子で、ガチャンと固定されてしまうタイプの椅子(拘留椅子)ね。

(シーズン2から、聴取室でも、この椅子が導入されて、容疑者の場合は拘束されて座らされるようになってますね)

 

この短い白のストライプの入った拘置所服・・・インズーを思い出すね。

でも、ちょっと色味とデザインが変わってる!Σ(゚Д゚)

 

こしかけた袁招娣に、微笑みかける沈翊。

当然、二人の間は、鉄格子で隔てられている。

 

緊張しつつ、それでも、沈翊に対しては、少し穏やかな表情を見せる袁招娣。

 

袁招娣「なにか私に聞きたいことでもあるんですか?」

 

小さく頷く沈翊。

 

沈翊「お願いがあるんだ。これをみてほしい。この絵を見て、誰かを思い出したりするかな?」

そういって、格子の間から、絵を差し入れる沈翊。

 

手錠をはめた手で、絵を受け取ると、しばらく絵に視線を向けている袁招娣。

それが、人の顔だと認識した途端に、

手が震えだす。

 

その反応に、驚く沈翊。

手だけじゃなく、全身、恐怖で震えている。

顔色も真っ青。

 

絵をテーブルに放り出しながら、「ええ、大姨(伯母)・・おばさんよ」とだけ。

※母親の長姉

 

沈翊「おばさん?」

不思議そうに聞き返す沈翊。

 

袁招娣「大姨が来るの? 今の私・・役立たずだもの。大姨が私を殺しにくるんだわ・・・役立たずだから・・」

沈翊に話しているというより、ぶつぶつと呟いているような感じ。

 

袁招娣「おばさんが私を殺しに来る・・・」

 

こんなの見ていたくもないと、沈翊が描いた絵を床に落とす袁招娣。

テーブル、傷から空気入ってボコボコだ照れ

 

袁招娣「おばさんが私を殺しに来る・・・役に立たない人間は殺されなきゃだめなの」

見るからに不安定になる袁招娣。

 

袁招娣「私、役立たずだもの。おばさんが私を殺しに来る・・・」

 

ようやく、なぜ、袁招娣があれほど、自分が誰か(陳勤)の役に立つことを証明してみせたかったのか・・・という本当の理由に合点がいった沈翊。

 

彼女が人を殺したのは、やはり、愛のためだけじゃなかった。

いや、むしろ、幼い頃からの脅迫観念の刷り込みだ。

 

あとは、同じ言葉をブツブツと繰り返すだけの袁招娣。

 

沈翊「・・・役にたたない人間は殺されなければならない」

袁招娣の言葉を無意識になぞる沈翊。

 

 

~北江分局 沈翊のアトリエ~

 

杜城に、自分が描いた“悪魔”の絵を見せる沈翊。

 

杜城「これ、誰だ?」

異様な絵に、ちょっと戸惑う杜城。

 

沈翊「袁招娣の心の中の悪魔だよ」

 

ん?と、沈翊を見かえす杜城。

 

沈翊「僕、袁招娣に会いにいったんだ。 幼い頃、彼女の祖母は病気がちで、代わりに、大姨(伯母)が、彼女の面倒を見ていたらしい。そして、この伯母が、彼女の悪夢の元凶であり、ついには、彼女の性格の一部となってしまったんだ」

 

途中から、沈翊の言わんとしていることに気づいたような杜城。

絵を自分の前に置いてしまう。

 

沈翊「袁招娣の凶暴さは、伯母が彼女に与えた幼少期の悪影響からくるものだ」

 

杜城「沈翊・・・俺たちは警察だ」

立ち上がる杜城。

杜城「俺たちの仕事は、真相をさぐり、殺人犯を捕まえることであって、社会(背景)調査じゃないんだ」

 

沈翊の側までやってまわってくる杜城。

 

杜城「おまえには、人間の本質を見抜く能力がある。それは、すごいことだ。だが、いつも、彼らの内面に入り込み、自分が巻き込まれる必要などない。深みにはまるほど、もっともっと苦痛はひどくなるぞ」

この、ただ否定するだけじゃない言い方は、杜城の優しさだな、とは思う。

 でも、同時に、この点に関しては、沈翔に同調するつもりはないと言う線引きを感じる。

この人は、今の沈翊の状態を、外側から的確に捉えている。

実際、罪を犯した人と関わるようになった人がそういう深みにハマってしまった例を見聞きした経験もあるんじゃないかな。

 

沈翊「君の懸念は理解できてるよ・・でも・・」

立ち上がる沈翊。

 

沈翊「犯人の心の奥に隠された(犯罪を犯す)人格を捉えることができなければ、僕の仕事(作品)は決して完成しない。骨格をみて皮膚を乗せ、外見を描くことが重要じゃないんだ。僕が描きたいものは、心だ

杜城「・・・・・・・」

杜城の目の前にいるのは、骨格をみて皮膚を乗せ、外見を描くことをこなす普通の似顔絵師じゃない。

普通の似顔絵師にはできない限界を突破できる沈翊だからこそ、今まで、何度も犯人を捕まえることができた、ということも理解している。

 

これは、単に、仕事や絵を描くという作業の問題ではなく、沈翊の生きる信条や魂に関わる部分なので、杜城にもどうすることもできないよなぁ。

 

今は、なにを言ってもだめみたいだな・・・と思いつつ、沈翊を尊重し、ポンと沈翊の肩を叩くと、

部屋を出ていく杜城。

 

そんな杜城を見送る沈翊も、杜城の忠告に、十分、感謝してるんだと思う。

 

犯罪者は、なぜ、犯罪者たりえるのか・・・という命題に、足を踏み込んでしまった沈翊には、もう後戻りできないような気がしてならないの。

 

もともと、沈翊は、絵を通じて、プロファイラー的な観点で、事件に接してる部分もあったけど、なんか、急に、そっちに寄ってしまった感ありだな。

 

その後も、激しい勢いで、絵筆を走らせる沈翊。

 

一心不乱に袁招娣の内面、三つの顔を描き上げる。

 

これは、浄化であり、昇華なのかな。

 

ようやく、沈翊にとっての、この事件が幕を下ろしたっていう解釈でいいんでしょうか。

 

さて、新しい事件です。

事件はまったなし。

 

北江の街は、まだ夜明け前。

 

高速道路の高架下、川沿いに作られた早朝の公園に響き渡る男性の叫び声。

 

~公園~

 

何溶月「城隊・・犯行時刻は、今朝5時前後ね。ここが犯行現場で間違いないわ」

 

左下腹部を差された男性が、担架で運ばれていくのを目で追う杜城。

 

溶月「被害者は、背中の左側面から刺されている。出血多量で昏睡状態よ」

 

けど、生きてるのね?

 

李晗からの電話に出る杜城。

 

杜城「どうした?」

李晗<被害者の個人情報を確認しました。劉強(リウ・チァン)37歳、不動産管理者です。>

 

 

杜城<家族はどうなってる?>

李晗「4年前に離婚してます。元妻は、かなり以前に、この街を離れていますね。7歳の息子がいます。普段はとても、友好的な性格で、恨んでいるような人もいないようです。」

 

この写真見たら、友好的な性格の顔には見えないけどなぁ。

どっちかっていうと、意思が強くて好戦的、とか、そんな感じ?

恨まれてるかどうか、までわかるなんて、すでに、会社に聞き込みにでも行ったのかな。

 

李晗「三週間ほど前、行方不明者捜索の告知を出してます。盲目の息子 劉小鵬がいなくなったとのことです。彼が投稿した行方不明捜索の告知をすぐに転送します」

 

杜城「よし」

 

途中から、スピーカーフォンにして、蒋峰にも聞かせていた杜城。

 

溶月「城隊・・・子供用のリュックを見つけたわ」

走ってきた溶月。

溶月「小銭がたくさん入ってる」

開けてみる溶月。

溶月「それに、このノートも・・・でも、なにが描かれてるのか、うまく説明できないわ」

複数の色で、形もバラバラななにかが片側に何ページにもわたって塗られたページをパラパラと見せる溶月。

 

杜城「よし」

 

蒋峰「彼の子供のものでしょうか?李晗は、3週間前に、子供が行方不明になったと言ってましたよね。でも、これらのものが、このタイミングで、犯行現場から発見された。誰かが子供を誘拐し、劉氏を脅迫した可能性が非常に高いようです」

 

杜城「ありえるな。彼は、背中の左側を刺されていた。争っている間に受傷したようだ」

 

李晗から、転送されてきた行方不明者の告知を見せる蒋峰。

蒋峰「城隊・・きましたよ」

 

子供の写真を拡大してみる杜城。

杜城「これは違うだろ・・。李晗の話では、彼の息子は7歳だそうだ。だが、この行方不明の子の写真は、どう見ても、3歳か4歳くらいじゃないか」

 

蒋峰「劉強は刺され、盲目の子供は行方不明。となると、この2つの事件を統合して捜査してもいいですか?」


杜城「そう、急ぐな」

周辺を見回す杜城。


蒋峰「あ、そう言えば、先ほどあそこに監視カメラが見つけました。現場から30mくらいです。」

ん?それを早く言え・・と振り向いた杜城。

蒋峰「でも、故障してました」

 

あ~あ、まったく。。

使えない!っていうのは、こういうときに言うべきよね。

人じゃなくて・・・。

でも、修理せず、放置していた管理側の人間がいるはずだから、やっぱり、最終的には、人に行きつくのか・・。

 

蒋峰「事件の通報者は、ジョギングするために公園に来た一般市民です。彼は、その一部を目撃したそうです。すでに、分局に行ってもらってます。沈翊とイェンさんに対応してもらってます」

 

頷く杜城。

 

そして、向かい側を指さす杜城。

杜城「あの場所はなんだ?」

蒋峰「あの堤防を越えた先は、城中村(スラム街)です。違法に建設された貧民集落ですね。複雑なエリアです。移民とかもやたら多いんですよ」

北江の街で、杜城でも知らないエリアがあるのね。

 

杜城「蒋峰・・・行くぞ。特に子供に注意しながら見てみよう」

蒋峰「はい」

 

~北江分局 询問室(相談室)~

さきに、事件を目撃したという人の事情聴取ですね。

 

新庁舎は、容疑者用の聴取室とは別に、犯行に関わってない捜査協力者や参考人から話を聞くためのお部屋っぽいです。

 

目撃者「目はあまり大きくなかったです。眉毛と唇は、これといった特徴もなかったですね。鼻は大きかった。でも、鼻橋は高くなかった。橋の下の部分は(自分の鼻の部分を押さえながら、)幅広でしたね」

 

失礼だけど、え?この人、容疑者だっけ? って思っちゃった。

 

この人、他人の容姿の説明が慣れてる感じするけど・・・普通、こんなにスムーズなものかな。

ついつい、シリーズ1の10話くらいに出てきた朱正乾さん(両頬を打ちぬかれたおっちゃん)の、あのあやふやな証言のほうが、逆に一般的だっていう話と比較しちゃうんですよね。

 

証言に合わせて、どんどん、似顔絵を描いていく沈翊。

 

描きあがったものの、

やはりどこか納得がいかず・・って感じみたいで、伏せちゃった。

隣に座ってる記録係の制服警官が「ん?」って感じで見てた。← 気持ちはわかる。

 

別の一枚の紙を持ち、立ち上がると、「では・・、犯人の顔のことは少し忘れてください」と言いながら、目撃者の横に立つ沈翊。

 

沈翊「当時の川岸の状況をよ~く思い出してくださいね」

そういうと、目撃者の前に、薄い青緑の絵の具一色で描かれた、公園の木立ちの手前の川岸を走る一人の人影の絵を置く。

 

沈翊「こんな感じでしたか?」

 

しっかりと、絵を見る目撃者。

目撃者「ええ。あの時の状況はまさにこんな感じでしたよ」

沈翊「そうですか。では、今度は、私の言葉を追うように、ゆっくり思い出してみてください」

目撃者の背後に回った沈翊。

 

沈翊「その時、あなたは川岸を西から東へと、一人でランニングしていた。空気は、朝霧で湿っていました。霧は濃く、周囲はとても静かだった」

いつのまにか、目撃者、目を閉じて、その時の情景を思い浮かべるようにしてる。

なんか、催眠術っぽい。

 

沈翊「突然、あなたは、言い争う声を聞いた。それで、斜め前の方向を見たんですね。大体、50メートルくらい先でしょうか。あなたは、誰かが倒れるのを見たんです。もう一人の人間が逃げて行った。絶望の中にいるような叫び声をあげながら、全力で駆けていった」

 

実際の光景が、いつしか、沈翊が描いた画と重なっていく。

 

ゆっくりと目を開ける目撃者。

 

目撃者「声の調子からすると、かなり高齢のようでした。でも、走る時の足取りは軽やかでした。見た目の年齢とは似つかわしくなかったですね。それに、つま先立ちで走っていました。最初につま先から着地する走り方、ご存じですか?」

沈翊「どういうことか説明してもらえますか?」

目撃者「私の経験から言うと、彼は、“走る”訓練を受けたことがあるようですが、おそらく途中で挫折してしまったのかもしれないです」

さすが、早朝ジョギングをしてるだけあって、もしかしたら、スポーツに関係する職業の人なのかもね。

 

改めて、自席に戻り、腰を下ろす沈翊。

沈翊「スピードはどうですか?」

目撃者「スピード・・・そうですね、遅くはありませんでした。走っている彼をずっと見ていたんですが・・周りの景色がぼやけて見えました。かなりの速さで走っていましたね」

さっきの、顔の説明の時とは、全く違う証言のしかたになりました。

 

その証言をもとに、沈翊が描こうとしているのは、逃走した犯人の後ろ姿のようです。

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.03-2 雑感★ 
 

前話、陳勤と袁招娣の逮捕を受けて、"アイドル殺人事件"は終わったのか、と思っていましたが、沈翊にとっては、今後、更に犯罪心理を掘り下げる序章となったのかもしれない、そんな印象をうけています。

 

まだ、3話ですけど、私も沈翊同様、今期の杜城への信頼度が増した感ありです。

普通に惚れるかも。

っていうか、沈翊は、愛されアンテナ、立たせすぎ(笑)

 

杜城の現実的な視点と、それをきちんと言語化してくれることにほっとするし、だからと言って、沈翊を否定したり、自論を押し付けたりするわけでもなく。

でも、離れているときは、ちゃんと沈翊のことを考え、危惧してる。

 

ただ、言い方はちょっと語弊があるかもしれないけど、今はこの程度で済んでいるだけで、これが空回りし出したら、どうなるのかな?

 

不安の種は蒔かれました・・・って感じに思えてます。

結構、ことあるごとに登場する、赤いワンピースの女の子のこともね。

これが、今シリーズの雷隊長事件であり、"疑問符"のように、シリーズの根底を流れる"意図的に隠された謎"に関係するメタファーなのかなぁ。

 

次の事件でも、証言者に対して、心理的なテクニックを使い始めてる沈翊。

(まぁ、今回のは、少し思い込みが激しそうな目撃者なので、致し方ない部分もある気がしますけど・・・)

 

ま、穿った見方ばかりしていても、それはそれで、見失いそうな気がするので、新しい事件、新たな気持ちで見ていこうと思います。

 

★『猟罪図鑑』Ep.03-3に続く★