WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学
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いつも出前を頼んでいるお寿司屋さんが定休日に当たってしまい、初めて同級生の寿司屋に出前を頼もうとしたら、なんと今月唯一のお休みの日(内装工事)に当たってしまったという、なんとも強運の持ち主の翻訳者、丸山です
今日は、久しぶりに翻訳作業に集中できた日曜日でした。
フリーランス翻訳者の私は、土日や祭日も関係なく仕事をしてることが多いのですが、じゃあ平日も土日も区別がないか・・・というとそうでもありません。
土日は(比較的)仕事の打診の連絡が少なくなります。
まったくない日の方が多いかもしれません。
一方、平日は翻訳会社から新規案件の打診があったり、自動メールで「新規案件が掲載されました」と、翻訳業務のポータルサイトに業務が追加されたというお知らせメールが来たりして、わりと1日中、メールが賑やかです。
(ポータルサイトに業務が掲載されたら、複数の翻訳者で早い者勝ちで業務を獲得するシステムになっているところもあります)
打診があると、自分のスケジュールを確認して、引き受けるかどうかの返信をします。
そして、正式に受注が決まったら、翻訳用のファイルをダウンロードしたり、参考資料を確認したり、あるいは過去の翻訳をチェックしたりといった作業をします。
私の場合、パソコンにその業務のフォルダを作成し、そこに必要なファイル(翻訳ファイル、原文、参考資料)を保存します。
それから、業務管理表に新規業務として記録します。
これには、納期や見積り額などを記載して、業務管理を行います。
案件によっては、その業務専用の用語集や翻訳メモリが提供されることもあり、その確認も行います(翻訳メモリが保存されているサーバーへのアクセスキーの確認など)。
仕事の打診があり、作業の準備をするだけでも、結構な作業が必要となります。
これが1日1件とかならいいですが、基本的には数件から十数件のメールがくることもあります。
もちろん全部引き受けられないわけですから、お断りすることもあるのですが、そうすると「いつが納期ならできますか?」などと、納期の調整が入ることもあります。
また、料金が合わないときは翻訳料の交渉をして、最終的に合意に至って受注する場合、あるいは合意に至らずに失注する場合もあります。
また、既にスタートしている業務で、何か追加の要求があったり、あるいはこちらから質問があったりして、プロジェクトマネージャーとやりとりをすることもあります。
そんなこともあり、平日はわりと、翻訳の作業以外のことがバタバタと入ります。
週末になると、基本的にはこうしたやりとりをする相手がお休みになるので、そういうものが一切なくなります。
もちろん、土日に新規の案件が入ってくることもありますし、土日に働いてくれているプロジェクトマネージャーさんもいます(特に、緊急の案件がある場合とか、大型の長期案件の途中など)。
でも、基本的には、土日は圧倒的に働く人が減るので、それに応じてこうしたやりとりも減るわけです。
また、こうしたやりとりがまったくない日でも「週末明けの月曜朝一に納品」という仕事も、割と多くあります。
連休明けなどは、納期が重なることが特に多くなりますね。
そういう仕事を抱えている場合は、当然、日曜日に追い込みをかけていたり、あるいは最終チェックをしていたりして、比較的日曜日は追い込まれていることも多くあります。
翻訳者によっては、こういうやりとりさえすべてシャットアウトしてやらない、という人もいるかと思います。
それはそれでありであり、フリーランスの特権です。
でも、私の場合は、土日も関係なく仕事をやるようにしています。
ただ、たまにそういうやりとりも含めてすべてが切れて、静かになる日があるのです。
ですので、事務所(家)にいる場合は、朝からメールのチェックくらいはするのでパソコンを開かない日はないかもしれませんが、ワークロードとしては平日とくらべるとグッと減ることがあります。
そういう意味で、平日と土日では(心理的にも)大きく異なります。
今日の日曜日は、(上でXのつぶやきを引用しましたが)珍しく明日納期の業務もなく、追い込まれている業務もなく、火曜日正午納期の案件がひとつあるだけでした。
正確に言うと、明日夕方納期の業務を今日の午前中にすべて終えたので、午後は急に余裕が出てきたのでした。
こんな余裕のあるときは、本当に久しぶりでした。
こんな風に余裕があるのは、(正直なところ)1年に2回か3回かもしれません。
特に私の場合は、家のことしなければならないときもあったり、家族の用事が入ったりすることもあるので(楽しみも含め)、そういうのも何もなく、純粋に翻訳の作業だけに集中できる日という意味で「1年に2回か3回」になると思います。
もちろん、本当は(今日)そんなにのんびりもしていられないところなのですが・・・
なぜなら、業務がなくても、ちょっと調べものをしたいものも溜まっていたり、帳簿を整理しなければなりませんし、CFPの資格の継続単位取得のテストも受けなければなりませんし(年内に単位を揃えればいいのですが)・・・
また、友人に頼まれているフランス語のレッスンの構成も、そろそろやらないと・・・と、いろいろやることはあるのです。
でも「今日はまあちょっとゆっくりしよう」という感じで、すこしゆとりの時間を楽しんでいました。
お陰で、火曜納期の業務も順調に進み、おそらく明日の夕方までには納品の準備ができそう。
夕方はウォーキングにも出れましたし、今日はこのあたりで切り上げて、筋トレとストレッチをしてゆっくり就寝しようと思います。
(今、地元はこんな景色です)
ちなみに、昨夜はこんなこともありました↓
寝ようと思っていたら、プレスリリースの業務の打診があり、内容がIT関連だったのです。
納期は、プレスリリースの業務は通常、発注から数時間以内というものがほとんどで、この業務もその仕様どおりだったので、それはそれでよいのですが・・・
内容がITということで、プレスリリースなのでそれほど突っ込んだ内容はないのですが、それでも商品名や技術的な概要がリリースされることもあるわけで、そういった内容は、私は基本的な知識しかないので、調べるなどしてかなり時間がかかることも多いです。
また、調べた内容を理解するのにも、かなり頭を使うこともあり・・・
昨日は、打診があった時点でかなり疲れていたので、それから3時間も難しい仕事をする元気がなく、お断りしました。
もちろん、断ること自体は問題のないことであり、自分のキャパを考えて業務を受注するかしないかを判断するのも、翻訳者の仕事のひとつということになります。
(できない仕事を引き受けたら、大変なことになりますし、その責任は引き受けた翻訳者にあります)
もし、この仕事を昨夜引き受けていたら、今日は午前中いっぱい寝ていたでしょうし、そしたらがらっと違う、慌ただしい1日を過ごしていたかもしれません。
そう考えると、昨夜の判断は正しかったと思いますし、今日はこうして充実した(のんびりだけど)1日を過ごせ、明日の活力も回復できたと思うので、結果オーライだったのではないかと思います。
みなさんは、どんな日曜を過ごされましたか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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