日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ



前回、8月の中旬に

肌に痒みが出だので2ヶ月ぶりの

ファスティングを行いました 下矢印



その後、絶好調のお肌 拍手


腕の関節に
アトピーの名残があるくらいで
痒みとも無縁生活だったのに

またまた突如、頭部に3日間くらい
強い痒みが来てしまいまして 不安あせるあせる


丸一日、強い痒みが続き
3日目には、顔に若干赤いボコボコが
浮き出てきていて、ボロボロ....
(ゲリラ的に突然に襲う痒みって感じ)




脱ステロイド中も頭部に出る
アトピーと葛藤したんだけども

私は、毒素が首から上に
登りやすいタイプ ゲロー


原因は、首肩の滞りだったり
自覚のない疲れ、ストレスだったり

だから、頭皮や顔が排出部位に
なってしまう 滝汗


『ヤバー!』ってことで
2ヶ月ぶりの
ファスティングをしました。


前回が、3クール目の
腸ファスだったので今回は、肝臓 !


家にフレッシュジュースの
材料もなかったけど

一日でも早く
辛い痒みから解放されたくて
娘の運動会の日に決行 !



朝、家でハーブ水を飲んで
ギー入のコーヒーを持参して
運動会に行くも...

昼くらいから、強い頭痛に襲われ...

(前も2ヶ月ぶりのファスの時に
頭痛がきたよね~ ゲロー )



運動会後は家族の
打ち上げランチだし

明日からでいいじゃ~んと
娘に説得され、その日は断念 不安


ガンガンと痛む頭痛は
ランチ後も続き、夕方くらいまで
痛かったわ...(私の見解だと
糖質エネルギーモードから
脂質モードに変わる時に出る頭痛)


で、翌日から
5日目の昼までやる
肝臓ファスティングを開始!


頭痛や眠気は一切なく
1日目と2日目は
エネルギーが足りてない...
身体が重い感じがあったけども

3日目、4日目、そして
最終日の5日目が1番エネルギッシュで

食べずにこんなにも元気で
体調が良いので

たまにファスティングを
やり過ぎちゃう人がいるのにも頷ける 




 体重変化


1日目   53.5kg
2日目  52.8kg
3日目  52.2kg (便あり)
4日目  52kg
5日目  51.6kg(便あり)


今回、始める前まで快便だったのに
ファスティング中は、出なくなり
2日目の夜にセンナ水を飲んだ。


でも、残留便がちょっと出るだけ。

5日目の夜に梅大根スープ後も
出たけど残留便のみ。


なのでファス中はほぼ
出てないの同じなんだけど

今回、体調が良かったし
ファス中は便秘はバツレッドだけども
オートファジーに入ってるのも
よくわかったし

ファスティング終了後は
また快便に戻ったので良しとしてる。


なので今回は、お腐れ様には
会ってないけど

痒みが一気に引いて
好調なお肌がすぐに戻ってきたので

肝臓のデトックスは多少
出来たんじゃないかなと思う 拍手




去年の11月に、初めての
ファスティングをしたので
ちょうど1年になるね

1年間で3クール(腸、肝、腎)

合計 10回 やったことになるわ。



1年前のスタート時で
60kgあった体重は
今は54kgを切ってる。


今回、ファスティング中に
2kg、落ちたけど
そのあと戻ってくれると思うので

1年間で10回のファスで
体重が、6~7kg 落ちたかんじね。



 下差しやっているのは、こちら

 



 下差しどの臓器の時も摂るサイリウム

大さじ1まで入れてok!

 



下差し肝臓のハーブティ

ティーバッグはプラを避けてるのでこちら

10分以上煮出して『苦っ』て

思うくらいの濃さが効果があると思う

 



ファスティング終了後も

1週間くらいは

ハーブティーを濃いめに

煮出して飲んでるよ~ コーヒー




夏に茹でて冷凍しておいたモロヘイヤ
ファスティング後は、毎食
腸内環境に良くするための
ネバネバ系を食べてます下差し



 夜の世界に見切りを付けて

ハワイに留学するまでのお話を

書いています!

 

以前のものはザックリ書いたので

詳細を足しながらの再投稿です

 

ホステスを20年間してきた私が

 37歳の時にすべてを手放し

ハワイに留学したお話 

 

いつも読んでくださり

 ありがとうございます

気軽にコメントくださいね 指差し


初めからはコチラになります下矢印



彼のことは好きだった。


でも、未来を見据えて

自分からお別れをした。



 だけど、時間が経つにつれて

心がどんどん苦しくなっていく...


その『苦しさ』の

正体がわからず、困惑する私。


そんなお話の続きです。



あの時、自分の
『心の苦しさ』の意味が
本当にわからなかった。


会えない寂しさとかじゃないし

未練とか、喪失感でもない。





直樹と別れたあとも、私は
メーキャップをして
ハイヒールをはき

お店のドアを開けた瞬間
自然とスイッチが入って

『ホステス』としての私に
切り替わる。


お店に来てくれたお客さんを
楽しませて、場を盛り上げて

 お腹が痛くなるほど
笑うことも多い。


 毎日がまるでパーティのように
にぎやかな時間を
過ごしていたんだけど...





営業が終わるとね

『はぁ...』ってため息が出るような

胸の辺りが苦しいの 悲しい



あぁ... 自分の気持ちが
よくわからない...だけど...

直樹のことを記憶から消せたら
この苦しさがなくなるのかな

何も感じない心になるのかな

そんなことを思ったりしてた。



そんな心境の中
直樹が夜中に電話をしてきたり
(無視するけど...)


お客さんを送り出す時に外出たら

『よっ 』とか言って
直樹がビルの前に
立ってたりする...



(いい加減、やめて...)




直樹と別れてからは
そんな心で毎日を過ごしていて

ある日の夜....


よくお店に来てくれていた
直樹が大嫌いな先輩
望月(仮名もちづき)君が

私達が別れたことを聞いたらしく


この時の喧嘩の原因の男性下矢印
俺は、この店に来た時から
ママの事をずっと気になってる
俺、ずっとそう言ってただろ?

ジョーダンに
聞こえてたかもしれないけど
惹かれてたのは、本当だから。


そんなような言い方をされて
食事に誘われたの


直樹と付き合っている時は
さすがに誘えなかったけど

ママのことを食事に
連れていきたいって
ずっと思ってた

って。




望月君は既婚者で
子どもがふたりいる。 

お父さんの会社で専務を務めていて
奥さんは元ホステス。


 自分の会社の従業員を
大勢連れてきてくれて

 新年会や送別会など
なにかあるたびに
うちの店を使ってくれてね

 金払いも良くて、オシャレで長身
そしてイケメン。



そんな感じで誘われて

もう直樹とは終わってるし
望月君と食事に出ても
なんの問題もないよね...

という、軽い気持ちで
同伴出勤前に食事に行ったの。






数回の食事に付き合った、ある日

その日は、小料理屋さんで
煮魚やら、天ぷらなんかを
食べていたんだけど

望月君が、いきなり
少し怒った口調で言った。



ママの食事の仕方を見てると
イライラしてくるんだよ。


 この前も、その前もそうだったけど
ちょっとだけ食べて
当たり前のように残す。 

自分で好きなものを注文したのに
少しつまんで、あとは食べない



ママの食べ方を見てるとさ
直樹がこうやってママに
してあげてたんだろうなって
思うんだ。


ママを見てると
あいつの存在を感じて
嫌な気分になるんだよ


俺のこと、セコいなって
思うかもしれないけど

自分でもカッコ悪いこと
言ってるなって思うけどさ

でも… ママの食べ方を見てると

直樹に
甘やかされてきたんだろうなって
どうしても思っちゃうんだよ。



それを言われたとき
ものすごく衝撃的だった。


言われてはじめて
気づいたというか....。 



 直樹はいつも
私にいろんなものを
食べさせたがる人だったから

食事に行けば
『食え食え』 と、うるさいほどで

そんなに食べれないと言っても
『残せばいい』と注文する




 まさか自分の『食べ方』が

元彼、直樹の
影響を受けているなんて
思ってもみなかった...し....


 確かに!って思って
本当にびっくりしたんだよね
(今では残った2切れの漬物だって
ラップをかけて冷蔵庫へ入れるyo知らんぷり)




そんな事があったあとも
望月君はよく来てくれたんだけど


ある日、言われたの


まだ、直樹のこと
忘れられないんだろ?

ママと居ると
それを感じる

5年も一緒にいたんだもんな

そう簡単に忘れなれないよな

って。



そして続けて



俺の事、利用してよ

直樹のこと忘れるまで
俺を利用すればいい


って。




そして、私は
その言葉を真に受けてしまい
彼との関係をスタートさせます。



その時、私がどんなことを感じ
なにを考えていたのか

彼との間にあった出来事の数々を
書いていこうと思います


老婆の昔話を
読んでくれてありがとう キメてる飛び出すハート





 夜の世界に見切りを付けて

ハワイに留学するまでのお話を

書いています!

 

以前のものはザックリ書いたので

詳細を足しながらの再投稿です

 

ホステスを20年間してきた私が

 37歳の時にすべてを手放し

ハワイに留学したお話 

 

いつも読んでくださり

 ありがとうございます

気軽にコメントくださいね 指差し



5年間、同棲していた元彼。


私から別れを切り出してから

 ひと騒ぎ、ふた騒ぎはあったものの


彼の荷物はすべて部屋から消えた。 


 これでスッキリ....


そう思っていたのに。




彼との別れを決めたのは

彼との未来を思い描いた時

それが自分の
望む形ではないと気づいたから。 


 『今、縁を切るべきだ』 
そう直感的に思った瞬間があって

その感覚に従っただけ。


 だから別に、彼を
嫌いになったわけじゃない。


 ただ、別れたほうがいいと思ったから

 自分の感情に蓋をして
決断し、行動したの。




でも、別れ際の
ゴタゴタが過ぎ去ったあと

押し込めていた自分の気持ちが
一気にあふれ出してきて...

胸が苦しくなり始めた.... 悲しい



彼と別れたことに
1ミリの後悔もない。

 ヨリを戻したいなんて
そんな気持ちも全くない。 

 この選択は
絶対に間違っていない。


これからの私は、さらに成長し
素晴らしい未来へと進む

そう信じている。 


それなのに....

どうしてこんなにも
胸が苦しいのか…?



あの時の私は
自分の中に生まれた矛盾に
とてつもなく混乱したんだよね...


そして
なぜ、苦しいのか?
その理由はわからなかったけど

原因は、直樹なのは
確かだったから

その、意味不明に苦しい気持ちを
極力刺激をしないように....

毎日、頑張って過ごしていたの。



なのに、時々ね

直樹が使いの人に頼み
私の好物を店に届けさせたり


店に直樹からの紹介の
新規のお客さんがきたり

私の苦しい気持ちを刺激してくる。



世話を焼くというか
彼の愛情表現なんだと思うけど


同棲している時も

いつでも飲めるように...って

私がお気に入りの飲み物を
冷蔵庫に切らすことなく
補充してくれたり

目を覚まして
すぐに食べれるようにと

仕事の合間を見て
レストランからテイクアウトをして
届けてくれたり....


そんな彼の行動が、私には

いつでも、私のことを
気にかけてくれてる....って

そんな風に感じて心地良かった。


でも、ある日私は
その心地よさごと
自分の手で断ち切った。


直樹が困惑したのも
無理はないよね....。





私は、未来の方向が違うという理由で
直樹との別れを選んだけど


『まだある相手への気持ち』を
簡単には切り捨てられなくて
もがいていたの。




私が誰かを好きになる時は

必ず、自分のことを大好きな人を選び
そして好きになる。

追われる恋愛の方が
私には心地がいい。



直樹が私のことを
好きだったから

だから、私も彼が好きだった。






今振り返れば
好きな相手と別れたんだもの

気持ちの切り替えに
時間がかかって、当然って
思うんだけど。



あの時、26歳の私は

『関係を終わりにする』って決めて
縁を切ったにも関わらず

疼く心に困惑し、もがいてた。



直樹は
『私の気持ちが自分に戻るはず』と 
期待を抱き続けて

私の前をチラついてくるし。



そんな状態が
2ヶ月くらい続いた中で

私は、あの、直樹が大嫌いな先輩と
関係を持つんだけれども...


天罰が下ったんだろうね....


望まぬ状況へと
急スピードで流れて行きます



読んでくれてありがとう キメてる飛び出すハート




 夜の世界に見切りを付けて

ハワイに留学するまでのお話を

書いています!

 

以前のものはザックリ書いたので

詳細を足しながらの再投稿です

 

ホステスを20年間してきた私が

 37歳の時にすべてを手放し

ハワイに留学したお話 

 

いつも読んでくださり

 ありがとうございます

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初めからはコチラになります下矢印



『別れたんだから関係ない』って

そう言い聞かせていたはずなのに。 


他の女からもらった車で

あらわれた元彼を見た瞬間


プツンと切れてしまい 


自分の車で彼の車をボコボコにした


そんなお話の続きです



今でも忘れないのが
あの出来事の後の自分の気持ち....



直樹が傷つけられた
レクサスに乗って去って行ったあと

自分の車を駐車してから
気がついたんだけど....


私の車のフロントバンパーが
めちゃくちゃ壊れていてね  真顔



へっこんでるとか
そーゆーレベルじゃなくて

バンパーが取れて
ズタズタ...って感じで 滝汗



レクサスをボコボコにするつもりが
こっちの車がボロボロじゃん

って思ったけれども....


私の気持ちはというと

ものすごく胸が晴れ晴れとし
気分爽快、気分上々だったの 拍手


 あの車を壊したら
こんなにもスッキリするんだ~

もうこれで、直樹とも終わり!

そう思って、本当に
気持ちよかったのを覚えてる。


車車車ダッシュダッシュ



私の壊れた車は

以前、直樹が買ってくれたものだし

こちらも気分的にスッキリしようと
直すことはせず

そのまま下取りにだして
新しい車を買ったの。



で、これを書いていて
思い出したんだけど...

なんで直樹が、その車を私に
買ってくれたかっていう
背景があってね

今日はそれを聞いておいで




確か、直樹と付き合って半年とか
そんな時期だったと思うんだけど


私の車の中で
直樹がヤキモチみたいな感じで
ある男性のことに激怒して
言い争いになったことがあった。



直樹の言い分としては

その男性が、直樹と私が
付き合っているのを知っていながら
意図的に私に近ずいているっていう
そんな怒りだったんだけども。


私には、その男性はよく来てくれて
お金も沢山使ってくれる
ただのお客さんなだけ。



しかもその男性って
直樹の地元の先輩なの。


周囲の人からの話だと
昔からお互いで意識しているらしく

相手も直樹を生意気な後輩と
思っているようで。
 



ある日の営業後

直樹はよそで飲んでいたので
私の車に直樹を乗せて
家に帰ろうとしたら

車内で直樹が
怒りを爆発させてきたの


あの野郎っ ムカムカムキー

みたいなことを言って
その先輩が私にちょっかいを
かけてる....と言う。


それに対して、そうは思わないよ
ってことを言ってなだめてたんだけど

あいつは
俺に挑戦してるムキー 

と、あれよあれよとヒートアップして


助手席にいた直樹が
拳で

フロントガラスに
パンチを入れたのよ 


直樹って188cmもある大男で
相撲部屋にスカウトされたくらい
ガタイの良い男。


直樹が1発入れるたびに

変な音がメキメキとしてね。



つか、このガラスって
素手で割れるんだ? 真顔

って、思いながら
覚めた目で見守っていたら



ガラスに
蜘蛛の巣みたいな形の亀裂が

ボコボコと5つくらい
できていて... 
(亀裂で前が見えないので
その日はタクシーで帰る)



車に当たることないじゃん

ちゃんと直してよ 真顔





翌日、酔いが覚めた直樹が
平謝りしてきて

修理に出すからと、私の車を
持って行ったと思ったら

数週間後に違う車を持ってきて
私にくれたっ... ていう
そんな車だったの。




なんでこの話に触れたかというと。


レクサス事件があったあと

私は直樹とは
切れたつもりでいたのに

その後も相次いで問題が起きて
どうしても直樹と
繋がってしまう... っていう滝汗



このあとおこる問題に

この直樹が大嫌いな先輩が
登場します。



今から思えば

 別れを告げてから起きた
数々の出来事は

私がその因縁に
引きずり込まれるように
仕組まれていた気がする。


絶対に目に見えない何かに
試されていたんだと....思う。




あの時
『彼との縁を切ろう』
という直感に従って
必死に関係を断ち切った。

あの決断があったからこそ
今の幸せを手にできたんだと思う。




 夜の世界に見切りを付けて

ハワイに留学するまでのお話を

書いています!

 

以前のものはザックリ書いたので

詳細を足しながらの再投稿です

 

ホステスを20年間してきた私が

 37歳の時にすべてを手放し

ハワイに留学したお話 

 

いつも読んでくださり

 ありがとうございます

気軽にコメントくださいね 指差し



1歳の姪っ子の前で

年上女との小競り合いを終え

一旦、大人しく帰って来た...ものの


元彼、直樹に対しての怒りが

おさまらない...


そんな、お話の続きです




その日の夜の営業後

直樹から着信があったの。


どうしても仕事が抜けれなくて
荷物を取りに行くのは
明日になる、と。


そして、私からは
何も言っていないのに


雅のママには
色々お世話になってるから
彼女をかばうしかなかった...

気分を悪くさせたこと
本当に悪かった...

みたいなことを
言ってきたんだんだけど... ナイフ


それに対しては、無返答で
電話を切った。



直樹との別れを決めたのは、自分だし
私たちは、もう別れているわけで

雅のママと付き合っていようが
どうでもいい話。



でも、どうしても
許せなかったことが、ある。

それは
まだ別れていない時に

直樹が雅のママから車を
買ってもらっていたこと。

 しかもその件について
彼は嘘までついていた ムキー



 それを知ったのは
別れたあとだったから

 今さら責めても無意味じゃん?

そう思って
その怒りは、もう自分の中で
揉み消したつもりでいたの。




翌日の日中

直樹が荷物を取りにきた。


彼の荷物は、数個だけで
ダンボールに入れて
玄関先にまとめてあった。


彼は、それらを運びだして...を
数回、繰り返し

最後の荷物を運ぶとき



1回、メシだけでも付き合えよ

それくらい、いいじゃんかよ
嫌うなよ...頼むよ.... 


とか、言いながら
私の車と部屋のスペアキーを
手渡してきた。



それに対して

いや、無理
もう関わりたくない

とだけ答えて、私は玄関のドアを
閉めたんだけど....。



あっ、忘れもの!


それは、茶封筒に入った
直樹の幼少期の写真たち。


以前、私が見たいと言った時

彼が実家のアルバムから抜いてきた
10枚くらいの写真なんだけど。


持ってくる時に
彼のお母さんがこう言ったんだって。


私の想い出
私の大事な宝なの...
絶対に、なくさないでね



それを覚えていたので
茶封筒に『写真』と書いて
ダンボールの上に置いておいたのに

封筒が滑り
壁沿いに落ちていたので
気づかなかったらしい。



やばっ、こんな大事な
家族写真を置いて行かれても
困る....  と思って

私は、封筒を持って
マンションの下に降りたの。



そしたらさ、路上駐車をして
はこび出した荷物を
トランクと後部座席に入れている
直樹がいたんだけど....




同時に私の目に入ってきたのは

直樹の車...


そう、あの
雅のママが
買ってくれた
という
レクサスね 


ブッチーン!!
(キィィィー!!)


ねぇ? 
そのレクサス見ると
怒りが込み上げてくるんだけど?

私の気持ち、わかるよね?

冷静に普通のトーンで言う私。



わかってるよ
悪かったと思ってるよあせる

でも、プレゼントって言われたら
断れない気持ちも、わかるだろ?



それ、言い訳ね。

車が欲しかっただけでしょ? 


そうだけど....
本当に、それだけじゃねぇよ...



直樹は、車が大好き。

頻繁に洗車をし
鳥の羽みたいな棒で車体を拭いて
いつもピカピカで乗ってる男なの。



てかさ、この先どこかで
このレクサスを見かけたら

マジで切れちゃいそう。



ねぇ、これ
壊していい?


これ見る度に、あんたと
あの女の顔が脳内を
チラつくんだよね。


ねぇ? 
あの人から貰った物だし

別にいいよね? 



あ...あぁ...  いいよ

それで気が
おさまるなら
お前の好きにしろよ



直樹が『好きにしろ』
言ってくれたので

私は、マンションの駐車場に
停めてあった
自分の車を取りに行き

エンジンをかけて

直樹のレクサスの後ろに
持ってきたの。


私の乗っている車は
付き合っている時に
直樹が買ってくれたもの。

別れを切り出した時に
車のことに触れると

名義もお前の名前だし
プレゼントだから
返す必要はない

と言われたの。



ねぇ?   私の車

返さなくていいって
言ってたよね?


レクサス
本気で壊すよ?  大丈夫?



ああ.... やれよ... 



って、答えた直樹の顔が
一瞬めちゃくちゃ引きつってたのが
わかったけども....



私は、遠慮なしに

自分の車を直進させて
直樹のレクサスの後ろ部分を目掛けて
思いっきり、突っ込んだの!



でも、車って意外に頑丈で...ね

車ダッシュダッシュ

カシャって音はしたものの
レクサスの見た目は
無傷に見えた。


今度は、もうちょっと遠くで
距離をとってバックして

再度、アクセルを踏んで
レクサスに突っ込んでみたら

少しだけ、車体がへっ込んだけど...



クソーもやもやもやもやもやもやムキー
もっと激しく壊れれば
いいのに.... 

と、思って


バック、ドライブ
バッグ、ドライブ...と
ギアをチェンジして

レクサスの後ろに
何度も突っ込んでやった。



その時点でね

奇妙な音に気がついた
マンションの向かい方の住民が
数人出てきて

めっちゃコっチを見てきたので



すいません、大丈夫です
事故じゃないです
ただの喧嘩なんで...  真顔

と、一言だけ添えたあと




後ろに大きなダメージを
与えられないのであれば....と


左右から
ほかの車が来ない事を
確認してから車道に出て


レクサスの真横に
自分の車を回し

運転席のドアを目掛けて
アクセルを思いっきり踏み込んだら


ガシャっ!
と鈍い音がして
見ため的にも、凹みがついた 拍手



よし、これだ! と思って

バック
ドライブ
バック...

と、横から、数回...

ピっカピカに磨かれたレクサスに
ダメージを与えてやったの。


多分だけど、10回以上は
突っ込んだと思う。



大事な車が破壊されていく様子を
目の前で見ていた直樹は


本当....
半端ねぇな....

ってボヤキながら
突っ立っていたんだけど...
(知るか、ボケっムカムカ)



直樹だけでなく
野次馬なババたちの数人も

凄い眼差しで
凹んだレクサスを見てたよね
(Bye-bye
 糞レクサス)
バイバイバイバイバイバイバイバイバイバイ


続く...