自閉症の中二男子の家庭教師をやることになった
前回のブログの最後で「もしかしたら家庭教師をやるかもしれない」と書きました。結論から申しますと、家庭教師を引き受けることになりました。相手は中学2年生の自閉症スペクトラムの男子です。彼の母親とその母親(彼からしたら祖母)とは僕が子供のときからの知り合いで、祖母さんからは、「この先の進路を考えて少し勉強を教えてくれないか」と少し前から頼まれていました。僕は今まで自閉症の人と接したことがなくてどのように接すればいいのかもわからなかったし、そもそも人と接する仕事にあまり乗り気ではなかったのですが、とりあえず本人と会ってみることに。会った印象としてはあまり目を合わせようとしないことと、初対面の僕の質問にはあまり答えてくれないこと以外は特に変わったことはありません。何も知らずに会ったとしたら「極度に照れ屋なのかな」ぐらいの印象です。ただ、親御さんに聞くと国語や算数の学力レベルとしては小学校2~3年生ぐらい、だそうです。授業の進め方としては、例えば、単純に「このドリルをやってみましょう」というのではなく、日常会話をする過程で、「じゃあ、それって漢字で書ける?その言葉の反対語って知ってる?」みたいな感じで進めてもらえるとありがたい、と。正直なところ、一度会った限りでは、どうやって授業を進めるのか雲をつかむような感覚で自分なりのビジョンは全然見えませんでした。「日常会話の中からアドリブでいろいろ質問する、なんて俺にはできないよ」と。ただ、親御さんの話をきくと、「学力を上げる」というよりは、この先、社会に出ることを考えて学校と家庭以外の人とも接することに慣れてもらいたいという主旨の話をしていたので、「それならば」と話を受けることにしました。とはいえ、本人がつまらないと思っているのにむりやり連れてこられるのもかわいそうだし、僕としてもうまく接することができるか未知数なので、「まずは2~3ヶ月ぐらいお試しでやってみましょう」という方向で。1ヶ月ぐらいではたぶんお互い慣れる前に終わってしまうので少し長めのお試し期間を設定しました。でも、何もない白紙の状態から始めるのはさすがにつらい。本人がゲームや漫画が好きらしいので話のとっかかりとしてそれらの一部を持ってきてください、と言っておきました。あと、一応、漢字や算数のドリルも持ってきてくれるみたいです。初回はさっそく来週。さて、どうなることやら。僕も人見知りの照れ屋なのでお互いが牽制し合って何もしゃべれず、みたいな展開もなくはなさそうで怖さもあります。今までの経験上、僕の場合は小さい子供やお年寄りのような平均的大人のコミュニケーションをとれない人から(だけ)好かれる傾向があるので、心に寄り添う姿勢で接すれば彼も僕のことを受け入れてくれる、と思いたい。それに、こちらから見てコミュニケーションが「うまくいっているかどうか」と彼からみて「うまくいっているかどうか」は感覚のズレがあると思うのであまり気負わずに接したいと思います。といっても気負っちゃうんだけど。来週までに、自閉症の人の特徴や接し方のヒントなどを本を読んで軽く勉強したいと思います。それだけでうまくいくとは思えませんが多少の気休めに。と、いろいろ書いてきましたが、今の僕にとっての最大の関心事は家庭教師のことではありません。ワクチン接種についてです。来週に一回目のワクチン予約が入っているのですが、台風14号が本州方向にくると、予約日に直撃しそうなのです。僕の住む自治体は台風が来るとワクチン会場は閉鎖されることがアナウンスされています。じゃあ、その日に予約をとっていた人はどうなっちゃうのか、ということについてはなんのアナウンスもありません。最悪、後ろに回されて予約取り直しってこともありえそう。これだけ散々待たされて、やっとたどり着いたと思ったら台風直撃で接種できず、なんてマジで勘弁してほしい。なんか、僕のパッとしない、みじめでしかない人生を象徴しているかのような展開です。はぁ、とにかく台風がズレてくれるよう、天に祈ります。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。