僕はアンドロイドのスマホを使っています。
そしてその歴史(約6年)は
「システムアップデートの通知」との戦いの歴史でもありました。
初代スマホを持って約1年後、
「システムをアップデートしてください」という通知がきたので
もちろんアップデートを実行しました。
バージョンアップさせれば、スマホがより快適に使えるんだろうなぁ。
ところが、それをきっかけに
スマホがウンともスンとも言わなくなった。
つまり、壊れてしまった。
まず、携帯電話会社のお客様センターに電話をして問い合わせたら、
「端末の不具合はメーカーに問い合わせてください」と言われ、
次にメーカーに問い合わせたら、
「保証期間が終わってます」と言われました。
有償の修理だと時間がかかる上、
「それなら新しいスマホを買ったほうがよくない?」
ていうぐらいの値段を提示され、
泣く泣く新しいスマホを買うことに。
二代目スマホは買ったその日から
「システムアップデート通知」がバンバン来ました。
「前のことがあったので今度は意地でもアップデートしてやらねーぞ」
それから毎日、アップデートの通知を無視していましたが、
目障りだし、スワイプする時に
その通知をタップしてしまいそうで、意外とうっとおしい。
当然のことながら、
「つーか、この通知って来なくさせたり
非表示にしたりできないの??」と思い、
「システムアップデート 消す」
「システムアップデート 通知させない」
「システムアップデート 非表示」
などで検索していたのですが、
個々のアプリの通知を来なくさせる方法は書いてあっても
肝心の「システムの」アップデート通知を来なくさせる方法は見つからず。
「うむ、それならいっそのこと、一か八かアップデートしちゃおうか」
とも思いましたが、
メーカーのホームページのシステムアップデートに関する項目を読むと、
「システムアップデートが完了できないと
端末が故障して使えなくなることがあります」
「システムアップデートは自己の責任でおこなってください」
どうなんですかね、この突き放したものの言い方。
カスタマー(僕)は泣きたい気分ですよ。
そのくせ、しつこく通知を送ってきて
「早くアップデートしろ」と言わんばかりに
毎日迫ってくるわけですから、
タチが悪すぎる。
結局、二代目も三代目も
システムアップデートを無視しながら、
それでも気になる状態で使い続けました。
5年間です。
5年といえば、例えばの話、
新種のウイルスが地球上の人類に蔓延するなんていう
荒唐無稽なSF小説のような展開がなければ、
夏季オリンピックが二回開催されてるだけの期間です。
ほんと我ながらよく我慢して使いました。
そして別の理由で三代目もこわれたので、
今から数日前に四代目スマホを買ったのですが、
これも買った初日から
システムアップデート通知がキターーーーー!
やっぱり諦めがつかないので
もう一度、「システムアップデート 通知」で検索し、
通知させない方法が本当にないのか
上位100ぐらいのホームページを見て調べました。
そしたら、、、あった!!!
システムアップデートの通知をさせない方法!
知ってしまえば超簡単でした。
「設定」→「アプリ」から、
「Google Play開発者サービス」という項目を開いて
通知をオフにすればよいだけのことだった。
確かに今まで全く目がいってなかったです。
なんでこんな簡単な方法、
5年前に調べた時に見つけられなかったのだろう。
僕の5年を返してほしい。
たぶんこの知識ってアンドロイドを使っている人たちには
常識なんだと思いますが
ひきこもって人と会うことのない僕のような奴からすると
日常の何気ない他人との会話の中から
自分のかかえている問題を解決できる機会って
まずないのです。
こういう時です。
「やっぱり社会に出た方がよい」と思うのは。