50代から始まる「あなたらしい輝き」
を応援するライフコーチの戸田くにこです。

悩みやすいのは「性格」だから仕方ない?
「どうしてこんなに悩みやすいんだろう…」
「性格だから仕方ないのかも」
と感じたことはありませんか?
そんなことはありません!
悩むのは持って生まれた「性格」というより
「考え方」によるもの。
今でこそ、わたしはライフコーチとして、
たくさんの方と「悩みやすさ」や「ネガティブな思考」に
一緒に向き合っていますが、
実は自分の思考に振り回されていたひとりです。
そのわたしが今に至るのに大きく影響したのが「ABC理論」です。
この理論はわたしのコーチングの柱の一つですが、
クライアイントさんの中でも、
「もっと早く知りたかった」
「驚くほど気持ちが楽になった」
とおっしゃる方が多いです。
ABC理論で「悩み」を見つめ直す
「どうして悩むのか?」
と聞かれれば
「悩むような出来事があったから」
と多くの人が答えると思います。
でも、実は・・・
そうじゃないんだよ~
出来事よりも自分の「ビリーフ(信念・捉え方)」
悩みを作っているんだよ!
と教えてくれたのが「ABC理論」
ABC理論は、次の3つの要素で成り立っています:
- A=出来事(Activating events)
- B=信念・捉え方(Belief)
- C=結果としての感情(Consequences)
この流れに沿って見ていくと、
「出来事そのものが感情を作るのではなく、
出来事の捉え方が感情(悩み)を作っている」
ということがわかるのです。
具体例:「仕事でミスをした」とき
1.A(出来事):仕事でミスをした
2.B(信念・捉え方):「ミスをするべきではない」「迷惑をかけてはいけない」
3.C(感情):自分を責めて落ち込む
悩みやすい人は「べき思考」が強い
強すぎる「べき思考」は、
気づかぬうちに心を苦しめる原因になります。
このビリーフを少し緩めるだけでも、
肩の力が抜け、生きるのがずっと楽になります。
たとえば、
- 「ミスをしないに越したことはないけれど、誰にでもミスはつきもの」
- 「ミスをしたら次に活かせばいい」
といった思考に変えてみると、心の負担が和らぎます。
これまでのクライアイントさんの中でも、
こうした視点を取り入れることで
「驚くほど気持ちが楽になった」とおっしゃいます。
思考パターン(癖)を変えるには時間と練習が必要
右利きの人が左手で歯を磨けるようになるには
時間がかかりますよね?
思考パターンを変えるのも同じです。
ビリーフはこれまでの人生経験の中で
自分を守るために身についたものであり、
いざ緩めようとすると、
びっくりするほど自分の中に定着していることに気づきます。
それでもあきらめずに、
繰り返し続けていくことで、
少しずつ変化が感じられるようになります。
物事を深く考えやすいのは、
多くの気づきや洞察力を持っているからこそ。
それは素敵な持ち味(個性)で大切にしたいものです。
ただ、悩んでいるだけでは、
命の大切な時間がもったいないですよね。
ABC理論を使って、ご自分のビリーフを整理し、
悩みを「学び」に変えていくことで心が軽くなります。
良かったら取り入れてみてくださいね!
▶今日書いた「ABC理論」は論理療法を作ったアルバート・エリスの
提唱した理論です。
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*この記事は2023年9月28日の記事をリライトしてアップしています