- 人生を逆転する学校 情熱こそが人を動かす/宮澤 保夫
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2人の生徒から始めた塾は、いま約1万5千人の若者が集う「学校」となった
星槎グループ創設者、宮澤保夫さんの男一代記です
いやぁ、こんな人生もあるんですねぇ
人間って、どうしても楽したいとか安定を求めがちなのですが
宮澤さんの今までの経歴は、もうビックリというか何というか
私の歩んできた道とはまったく違うって感じ
どうしてそんなにアグレッシブルにいけるんだろうと
思っちゃったりして、読み応えのある一冊でした
星槎グループとは、簡単に言ってしまえば「学校らしくない学校」
最初は、相模鉄道の鶴ヶ峰駅近くにあった鶴ヶ峰セミナー
通称「ツルセミ」が原点で、とにかくいろんな子どもたちが
集まってきたそうで、近くにあった進学塾も撤退してしまったって
そんなエピソードもあるくらいなんですって
今の教育は、まさに画一的で
国語に算数、理科に社会、図工や体育などを学んでいって
それができた子が優秀ってことになるんだけど
それができなかった子は優秀じゃないのかというと
はなはだ疑問が残るところではないかと思います
それを証拠に、学歴のいい人が出世コースにのっていって
いい人生を歩んでいけるなんて幻想はとっくに終わっていて
そう、学校の成績がよかった人が必ず事業も上手くいくかというと
そんなこともないんですよねぇ
星槎グループの前身である宮澤学園創設のころからのエピソードが
いろいろ書かれているのですが、まさに壮絶とはこのことか
それにしてもいろんな経験をされているんだなぁって
思い知らされました
特に、どこかの財務部長だった方が学園をのっとろうとしたところなんかは
私だったらどうなっちゃうんだろうって思うくらいな感じで
いやぁ、コワイですね
信頼していた人に裏切られることは、どれほどつらいことだったか
ただ、その方の最期は悲惨だったようで
人生は一度しかないですから、素直に生きていきたいものです
自分の生きている意味は、人それぞれにあると思います
夢がないとか希望が持てないなんてよく耳にしますが
そんなの私だって分からないし、今の思いがずっとつづくわけでもないし
生徒さんの中には、不登校や身体にハンディキャップのある人
自閉的な人やLD (学習障害)を持っている人など
まぁ、とにかく誰でも入学できちゃうって感じなんでしょうか
教育とは、学校とはいったいん何なのか
常識とか思い込んでいることってたくさんあって
たとえば、白髪を抜くと白髪が増えるなんてことを言われますが
明確な科学的な根拠というものはないんですって
実際に、英語なんて勉強したって話すことができるわけでもないし
数学の難しい公式だって、一部の方以外はビジネスには使わないし
物理記号とか、比例反比例とかより大事なことが
世の中にはあるわけで・・・
だから人生は、本当に逆転できるんだ
現状維持をしていると、それは衰退を意味する
そんなことを耳にしたことがあります
常に上昇していないといけないわけで
常に突き進んでいないといけないわけで
一見、それはつらいこととか面倒なこととかに思えるかもしれないが
楽しいこと、やりたいことがあると当たり前のことのように
進んでいく人生を選択するんじゃないでしょうか
著者のパワーも、自分のやりたいことを見つけたから
自分の与えられたミッションを感じたから
もし、やりたいことが見つけきれていないのならば
それが分かるまで、私たちは突き進んでいくべきなんでしょうね
あぁ、そういうこと
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いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
東京 夏も計画停電の可能性、暑さしのぐ方法挙げられる
2ちゃんねるのまとめサイト「VIPPERな俺」では、東電の夏の東京計画停電について様々な意見が寄せ..........≪続きを読む≫
ヤバイですねぇ、このままいったら真夏も冷房なしとか
ひぇぇぇぇぇっ何とかしてほしいものです
とはいっても状況は変わらないので
今のうちに暑さをしのぐ方法を学んでおくってのも手かなぁって思ったりして
放射能の問題もしかり、ただただ無事を祈るばかりで
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