この間、東北関東大震災が置き、さらに2次災害として原発事故が起きました。

私は新横浜のプロジェクトルームにいて、揺れに翻弄され、その後帰宅難民となって
川崎駅の地下街で一夜を過ごす羽目になりました。

実家も被災し、震災後翌日強引に実家に行きました。まさに強引、120キロの距離を
最初自転車で行こうとして20キロの柏で挫折、その後10キロ戻り、レンタカー屋が
やっと貸しててくれて、何とかたどり着きました。

町は停電で真暗、一部のビルは傾き、道路は陥没、隆起、ショックでした。

その後電気、水道が吹復旧。しかし、今日3月26日現在でも鉄道は復旧せずです。

私の抱えるいくつかのプロジェクトにも変化が現れています。影響は大きいです。

さて、心配なのは、福島の原発事故です。


とうとう来たか、と暗澹たる気分です。

ここ数日水道水の放射能汚染で騒ぎになっていますが、それさえも
政府が事故後緩和した(なぜ事故後なのか?)基準値を上回っています。

水道水の許容「放射能」上限を30倍も緩和
http://pub.ne.jp/ima2045/?entry_id=3553621

所詮原発は核でお湯を沸かす蒸気機関車レベルの発電方法です。
膨大なリスクと今後は半永久的に、まさに人類が続いている限り
厳重に管理しなければならない放射性廃棄物の保管コスト、メンテナンス
コストを考えると、まったくペイしない代物です。

とっととやめるべきでしょう。

もうドイツは完全に脱原発を加速させるとのこと。

原発をやめると言うのは昔に戻ると言うことか
という幼稚な発言をする人も多いのですが、
自分がいかに幼稚な質問をしているか考える力がないのですね。

さて、今も、被災地復旧と原発事故対応で、多くの尊い努力が
続けられています。本当に頭が下がります。
原発からでる放射能で今まさに被害にあっている農家、酪農家、漁業関係者
すみません。原発など作らせた私たちの責任です。

子供たち、私たちが原発を作ったがために、未来の翳を作って申し訳ない。
君たちが甲状腺がんや白血病になったら、私たち今の大人のせいです。

大人の責任として、今後原発は作らせません。54基すべて廃炉させます。
リスク、コストともに、人類と共存できない全時代のエネルギー、原子力発電を
やめるのが大人の責任でしょう。
最近強く思うのは、つくづくプロジェクトマネジメント力が大切だということです。

私は改革を成功裏に行うために必要なスキルは三つあると思っています。それは、

①業務知識
②プロジェクトマネジメントスキル
③コミュニケーションスキル

これらは、個人としても、組織としても持つべき力です。

企業に支援に入ると、当然①はあります。
とはいえ、最近は業務全体を知る人が少なく、危機感を覚えます。
大企業化しているほど、蛸壺化しているようです。

とはいえ①があったとしても、ほとんどの改革は②が足りないため
まともに進まないのが実態です。

日本人はまともにプロジェクトマネジメントを学んでいないし、
ITとかエンジニアリングのスキルとの思い込みもありますが、
組織に閉じこもった改革が意味をなさなくなっている昨今では、
プロジェクトマネジメントスキルこそ、必須のスキルなのです。

目的や目標が不明確で改革ができるでしょうか?
スコープが不明確で混乱が起きないと思っているのでしょうか?
タスクが不明確でヌケモレ、やり直しが頻発しませんか?
スケジュールが不明確で期限どおりに成果が刈り取れるでしょうか?
リソースプランがいい加減で大変になる人と無意味にいるだけの人がいませんか?
コミュニケーションミスで、どこかで抵抗勢力が育っていませんか?
リスクを先読みせず、ちょっと考えれば避けられた事態に転覆に憂き目に会っていませんか?
お金が途中で尽きていませんか?

気合や頑張りでは乗り越えられないのです。
それなのに、今でもガダルカナルへの無意味な人だけの投入が行われています。

プロジェクトマネジメントこそ、改革成功の鍵なのです。
もっと重視すべきなのです。

その上、注意すべきはプロジェクトマネジメントに優れていると思われたいる
ベンダーやコンサル自体がそうではないことがいつものことです。
依存してはいけません。頼れないのです。成果と責任はベンダー側ではなく、
発注企業側にあるのです。

プロジェクトマネジメントでもっとも大切なのは、プロジェクトプランです。
プロジェクトはプロジェクトプランで成功の8割が決まります。
おざなりな企業が多すぎです。

プロジェクトマネジメント力が必要です。

もうひとつ必要なのはコミュニケーション力です。
これは今回は触れません。

おっと
スキルやなになに力ではありませんが、もうひとつ必要なものがありました。
「熱意」ですね。
本当に久しぶりの更新です。
10月にPCを変えてから、Win7とIEがだめで開けなかった次第。
これは古いPCが復活したので、それで書いています。

この間、いろいろありました。

ERP導入、PSI検討、物流再構築案件が今も継続中です。

途中いろんな相談もありましたが、忙しくて請け切れませんでした。
すみませんでした。

昨日はロジビスの社長からインタビューを受けていました。

多くの会社がSCMに、特にグローバルPSIに絡む再検討に
注力し始めている旨と、グローバル視野での管理会計的な
再検討にも入っている旨、話しました。

ロジビスさんは下記です。
http://www.logi-biz.com/
記事が載りましたら、またご紹介します。

また、この間、本が出ています。

ちょっと趣味的ですが、


です。

この本は、
・キユーピーさん
・日清食品さん
・ローランドさん
の協力いただいて
工場のものの流れを写真やイラストで
紹介しました。

卵を一分間に600個割る機械とか、
本当にすごいですね。

良かったら立ち読みでも。
JUGEMテーマ:ビジネス
今回、ちょっと触れたいのが国際緊急援助の件。

ハイチでの地震のとき、中国がいち早く駆けつけて、
日本は6日後に緊急援助が現地入りしたが、
こうした状況を見て、日本の援助のスピードが遅いという意見がある。

はたして、これは本当だろうか?

実態としては、
中国は自国の国連職員の救出に即時動き、
台湾への対抗上もあり政治的判断があったので
早かったのです。
また、
現地人の緊急医療援助を目的にしていなかったのです。

実際、アジア地域で救助のエキスパートは
シンガポール、オーストラリア、日本で、
この3国のうち、シンガポールは現地の混乱振りから
救助支援を断念、オーストラリアと日本は
実行のあるタイミングで現地入りし、
相当数の被災書の援助をしています。

問題は、
ただ行けば良いというものではなく、
実効性の上がる援助でなければ意味がないのです。

ところが、今回チリ地震では、
何を勘違いしたのか、とにかく「行くことに意味がある」とばかりに
要請もなく医師を集めた外務省は、いったい何を考えているのでしょう?

医師や看護師はボランティアで登録している身分で、
身分に保障はありませんし、まして、外務省の命令に服す
公務員でもありません。

それを、まるで自分の命令でいかせることができるかのように
勘違いした外務省は、何様でしょう。

また、行けば良いという姿勢は、失礼にもほどがあるし、
精神論だけで行動する知能の低さにはあきれるばかりです。
案の定、チリ政府に断られ、チームは行く前に解散です。
仕事の有給休暇までとって集まった医師や看護師の
立場や気持ちは考慮しているのでしょうか?

この辺の形式だけ満たして、実質は無視、
センセーショナルな注目だけ浴びれば、内容はどうでも良いという
宣伝目的の愚民政治のような意思決定がされるのは、
いかがなものでしょうか?

皆さんの会社にも、こういう意思決定は多いですよね。

保身と人気集めだけで、内容がない上に有害な意思決定は
戦前から日本人が得意とするお家芸ですね。