川崎市宮前区を中心に女性の健康づくりのサポートをしています、理学療法士のSaoriです。
今日も、ヤムナのプラクティショナーとしての投稿です。
今週はヤムナWeek!?
水曜日は、先週、初めてヤムナのパーソナル・コンディショニングを受けられた方の2回目のコンディショニングでした。
先週のコンディショニングの後の様子を伺うと、当日は、眠くなったり、白湯を飲みたくなったり、刺激したところが少し痛かったりされたそうですが、数日経つと、痛かった右の股関節の後ろ側の痛みがなくなり、体全体のバランスが整ってきた感じがするとのことでした。
数日間は、左の脚全体の外側が痛かったりしたそうですが、徐々に痛みが消えていったそうです。
これは、股関節の骨盤と大腿骨の位置関係(アライメント)が整ったために起きた変化と言えそうです。骨の位置関係(アライメント)が変わると、左右の重心の取り方や、筋肉の使い方が変化するために、このような変化が起こると考えられます。
ヤムナボールは、筋肉や骨を刺激するために、体が順応するまでに、少し時間がかかります。
が、この方のように、数日経つと、元の痛みがなくなり、新たに起きていた痛みも治まります。
そして、今回は、もう一つの“肩の違和感”へのアプローチ。
左肩は、ずっと鈍痛があり、痺れたり、パソコン操作もおっくうになるほどの状態。
首や肩の動きを確認して、問題のないことを確認し、胸のワークを行いました。
胸のワークは、胸骨という左右の肋骨を繋いでいる骨から始めて、鎖骨~上腕骨までを胸の中心から引き離すように伸ばして行きます。
その結果・・・
このように、ボールを使って伸ばした方の腕の長さが長くなります。
どちらが伸ばした方か?一目瞭然ですよね!!
そして、まだやっていない方の肩は、上へ引き上げられていることがわかります。
ご本人の感覚としても、手が長くなり、肩が軽くなり、動かしやすくなります。
この後、痛みのある左側も同じようにヤムナボールでストレッチして頂き、痛みが和らいだとのこと。
肩は、本来、上腕骨と肩甲骨、鎖骨がバランスよく連動して動いているのですが、痛みがある場合、このバランスが崩れていることが多いため、ヤムナボールを使った後に、肩の動かし方の確認をさせて頂きました。
胸のワークの後、サイドライン(体の脇)と背中のワークをして頂きました。
ヤムナ・ボディ・ローリングは、プラクティショナーがボールの位置を伝え、ご自身でボールに体を沈めて頂きます。(プラクティショナーがボールを移動させる場合もあります。)
痛みをとるための何か(痛みのあるポイントを探して刺激したり、マッサージしたり)をする訳ではありませんが、ボールで刺激することで、固くなっている筋肉が緩み、柔軟性を取り戻すことで、その反応として痛みが軽減すると考えられます。
ヤムナは、ボディワークの一つであるため、残念ながら、まだ効果の検証はされてませんが、体の変化から、推測することが出来ます。
肩関節が緩んだことで、仰向けで寝る姿勢や立った時の姿勢にも変化が起こります。
このように、少しずつ、正しい骨の位置関係や筋肉の柔軟性を取り戻して行くのがヤムナ・ボディ・ローリングです。
ヤムナ・ボディ・ローリングをやってみたい!!という方は、是非コメント下さい。
個人でも、グループでもご希望に応じて対応致します。(私が対応出来ない場合は、お近くのプラクティショナーを紹介させて頂きます。)