おうちで出来るストレッチ第2弾!!
緊急事態宣言の継続が決まりましたね。
外出自粛の生活が続き、体調を崩されていないでしょうか?
今日は、おうちで出来る、自律神経の働きを調整するための背骨のストレッチをご紹介します。
背骨に沿って、自律神経が走行しているために、背骨が柔軟に動くようにしておくことは、とても大切です。
日本アレルギーリハビリテーション協会では、自律神経の中でも交感神経の状態を整えるための「交感神経ストレッチ」を推奨しています。
https://allergy-rehabilitation.jimdofree.com/sympathetic-stretch/
その中の一つを、先日動画として撮影してYouTubeにアップしました。(presented by みやまえ子育て応援団)
背骨をねじるストレッチ
https://youtu.be/gvurqPHFCSk
背骨は、からだを前に倒す前屈(屈曲)方向の動きや、後ろに反る後屈(伸展)の動きの他に、捻じり(回旋)の動きにも対応しています。
腰~首まである背骨の中で、回旋の動きが大きい部分とあまり回旋しない部分があります。
腰椎、胸椎、頸椎と大きく3つに分かれる背骨は、それぞれの役割に応じて、異なる形状をしているのです。
そして、背骨を動かすためには、背骨周囲の筋肉が柔軟である必要があります。
なので、背骨を動かすことを意識したストレッチは、とても大切になります。
自律神経は、睡眠から内臓の働き、血圧や呼吸までからだの様々な機能を調整している神経で、交感神経は、活発に動く時に働く自律神経、副交感神経は、休息する時に働く自律神経です。
交感神経も副交感神経も、適度にバランスを保って働いていることが重要で、過剰に働きすぎても、働きが弱すぎても不調が起こりやすくなります。
今の新型コロナウィルスの感染拡大で緊急事態宣言が出ているような状況では、身体が自然に緊張しやすく、交感神経が優位に働きやすい状態になります。(交感神経>副交感神経)
交感神経が優位な状態だと、リラックスがしづらくなり、呼吸も浅くなりやすくなります。
外出の自粛で自宅で過ごす時間が長いことで、筋肉が硬くなりやすい状態でもあります。
筋肉が硬くなると、その周囲にある神経や組織への血流も低下すると言われています。
このように、今の状況は、緊張から交感神経の働きが強まったり、逆に動いていないことで交感神経の働きが弱まったりしやすいと言えます。
そのため、是非、背骨を意識的に動かすことや深呼吸や睡眠時間の確保などで、自律神経のバランスを整えることを意識してみて欲しいと思います。
もし、最近眠りにくかったり、眠りが浅かったりする場合には、自律神経のバランスが乱れているかもしれません。
そんな時には、日中の時間(特に午前中)に、交感神経のストレッチをして頂くと良いかもしれません。
からだを適度に動かして、外出自粛期間を乗り切りましょう!!