宮城県の仙台市で開催されている、第8回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門(公式サイトはこちら)。
6月25日は、ファイナルの第3日、ついに最終日。
ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。
ちなみに、第8回仙台国際音楽コンクールについてのこれまでの記事はこちら。
なお、以下の協奏曲は高関健指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演である。
16 キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-
モーツァルト:ピアノ協奏曲 ニ短調 K466
ピアノはカワイ。
29 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-
モーツァルト:ピアノ協奏曲 ハ短調 K491
ピアノはカワイ。
01 ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 op.15
ピアノはカワイ。
06 ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23
ピアノはカワイ。
第3日の演奏はまだ聴けておらず、ファイナル第1、2日をまとめて、私の中で勝手に順位をつけるとすると
1. 06 ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-
2. 14 ジョンファン・キム Jeonghwan KIM ドイツ 2000-
3. 16 キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-
4. 01 ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-
5. 22 ルゥォ・ジャチン LUO Jiaqing 中国 1999-
6. 29 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-
というような感じになる。
さて、ファイナルの実際の結果は以下のようになった。
【ファイナル結果】
1位: ルゥォ・ジャチン LUO Jiaqing 中国 1999-
2位: ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-
3位: 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-
4位: ジョンファン・キム Jeonghwan KIM ドイツ 2000-
5位: キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-
6位: ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-
審査委員奨励賞: 神原 雅治 KAMBARA Masaharu 日本 2003-
聴衆賞: ヨナス・アウミラー(6月17日)、ジョンファン・キム(6月18日)、キム・ソンヒョン(6月19日)
以上である。
予想は全く外れてしまったが(むしろ逆から並べた方が近かった)、私が第3日の演奏を聴いていないということもあるだろうし、また皆それだけレベルが高かったということで、大きな異論はない。
優勝者ルゥォ・ジャチンは、堅実で安定感のある演奏家だと思う。
日本の太田糸音も、見事第3位を受賞。
他の入賞者たちも、これを機にぜひ今後も多数来日してほしいものである。
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