第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門) ファイナル 第3日 および結果発表 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

宮城県の仙台市で開催されている、第8回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門(公式サイトはこちら)。

6月25日は、ファイナルの第3日、ついに最終日。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

ちなみに、第8回仙台国際音楽コンクールについてのこれまでの記事はこちら。

 

第7回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

第7回仙台国際音楽コンクール 審査結果詳細を見ての感想

第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門) 出場者発表

ヴァイオリン部門 予選 第1~3日

ヴァイオリン部門 セミファイナル 第1~3日

ヴァイオリン部門 ファイナル 第1~3日

ピアノ部門 予選 第1~3日

ピアノ部門 セミファイナル 第1日

ピアノ部門 セミファイナル 第2日

ピアノ部門 セミファイナル 第3日

ピアノ部門 ファイナル 第1日

ピアノ部門 ファイナル 第2日

 

 

 

 

 

なお、以下の協奏曲は高関健指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演である。

 

 

 

 

 

16 キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ニ短調 K466

 

ピアノはカワイ。

 

 

29 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ハ短調 K491

 

ピアノはカワイ。

 

 

01 ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-

 

ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 op.15

 

ピアノはカワイ。

 

 

06 ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-

 

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23

 

ピアノはカワイ。

 

 

 

 

 

第3日の演奏はまだ聴けておらず、ファイナル第1、2日をまとめて、私の中で勝手に順位をつけるとすると

 

1.  06 ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-

2.  14 ジョンファン・キム Jeonghwan KIM ドイツ 2000-

3.  16 キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-

4.  01 ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-

5.  22 ルゥォ・ジャチン LUO Jiaqing 中国 1999-

6.  29 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-

 

というような感じになる。

 

 

 

 

 

さて、ファイナルの実際の結果は以下のようになった。

 

 

【ファイナル結果】

 

1位: ルゥォ・ジャチン LUO Jiaqing 中国 1999-

2位: ヨナス・アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998-

3位: 太田 糸音 OTA Shion 日本 2000-

4位: ジョンファン・キム Jeonghwan KIM ドイツ 2000-

5位: キム・ソンヒョン KIM Songhyeon 韓国 2002-

6位: ジョージ・ハリオノ George HARLIONO イギリス 2001-

 

審査委員奨励賞: 神原 雅治 KAMBARA Masaharu 日本 2003-

 

聴衆賞: ヨナス・アウミラー(6月17日)、ジョンファン・キム(6月18日)、キム・ソンヒョン(6月19日)

 

 

 

 

 

以上である。

予想は全く外れてしまったが(むしろ逆から並べた方が近かった)、私が第3日の演奏を聴いていないということもあるだろうし、また皆それだけレベルが高かったということで、大きな異論はない。

優勝者ルゥォ・ジャチンは、堅実で安定感のある演奏家だと思う。

日本の太田糸音も、見事第3位を受賞。

他の入賞者たちも、これを機にぜひ今後も多数来日してほしいものである。

 

 


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