インターンシップについて書くのは3回目だけど、ケースやアセスメントの担当もすべて終わり、修了式も先週やり、そしてついに今日が最終日。なので、インターンシップについても今回が最終回!
去年の2月17日にここの大学のカウンセリングセンターにマッチしたけど、実はすごくいきたいサイトではなくて100%喜べなかった。でも、今は本当にここのサイトに決まってよかったと心から思う。
多くの臨床・カウンセリング心理の博士課程のプログラムがアメリカ心理学会に認定されてるとはいえ、大学のトレーニングの質がいいかといえば、もちろんそうではなく、鼻クソみたいな(言葉が悪くてすいません。。。)プログラムも多くある。こと、diversity・multiculturalのトレーニングに関しては、かなりハッキリ分かれてると思う。というのも、教えてる側(教授たち)が知らないから。そして、知っている人たちは、multiculturalのトレーニングに力を入れてるプログラムに行くという悪循環。大学の教授なんて、2,30年は働くし、一度こういう無知な人が入ったら、なかなか出ていかない。残念ながら、在籍していた大学も、この面では鼻くそみたいなトレーニングだった。でも、その環境の中にいた時には気づかなくて(そういうものなのかと思ってた)、インターンシップに来てから質の低さに気づかされた。そして、本当に多くの大学に、なぜか自分のプログラムが良いと勘違いしている教授たちの多いこと。まぁ、だから改善しないのだろうけど。
こういう残念なトレーニングしか受けてこれなかった卒業生が、勘違いしてちゃんとしたmulticulturalのトレーニングを受けてこれたと思ったり(そして、こういう人たちがまた同じようなトレーニングを今度は提供していく)、また少数派の人たちの声に気づけなかったり、尊重しないことを当たり前(意識的にしろ無意識的にしろ)と勘違いすると、この問題を改善するのはすごく時間がかかる。特にクライアントに対して害があるのは問題外で、それこそ倫理規定に反する。
この一年間のインターンシップを通して、本当に色々学べた。これまで、自分がおかしいなと思ったことに、なかなか自信が持てず、留学生・アジア人は自分だけだから、と何も言えないこともあったけど、博士号を取得して、これからはこのpowerを積極的に良いことに使っていくことが、今後の責任だと思う。
そして、鼻くそPhDの一員にならないように。。。
最後に、すごく恵まれたインターンの仲間に出会えて、本当にいい(そして、必要な)一年間でした。