博士課程最初の学期が終わった。

修士初めての学期もめちゃめちゃ大変で、その学期が今振り返っても修士の時は一番大変だったけど、この秋学期はそれをも上回る忙しさだった。しかも、博士一年目の学期が一番時間あるから今のうち楽しんだ方がいいというから、もう訳わからん。

ただ、忙しい理由の一つがやっぱりアドバイジングオフィスで働いてるから。先生とか学年が上の院生に話しても、あそこは大変でしょ、、、みたいな反応が返ってくる。。でも、逆にここで1年目ずっと働いてた院生に聞くと、2年目になっても、忙しさのレベルはそこまで変わらなかったって言ってた。そういう意味ではそのギャップに苦しまなくてもいいかも??でもそれだったら、もっと楽なとこで、、、笑)



今日の朝7:30から統計のin classファイナルと、take-home examも朝7:30までに提出しないといけなかったので、当然ながら徹夜でテストに臨んだんだけど、成績はAなはず。笑)修士の時に取ってた統計のクラスと同じテキストを使ってたんだけど、このクラスではそのテキストの半分の内容を1学期でやって、もう半分の内容は次の学期でやることになってる。だから、すごく濃い内容で、普段の研究でも使えることが多かった。

あと、午後1:30からはIntro to Counselingのクラスの先生と一対一で最後の話し合いをした。主な内容は、課題で提出した3つ目のロールプレイについて。色々なコメントをもらった。プロフェショナルに見えるとか。笑)ただ、気を付けないといけないのが、”プロフェショナル”過ぎると冷たい印象やクライアントが話しにくい雰囲気を作り出してしまうこともあること。人間味に欠けるというか。でも、自分の中では、プロフェショナルとかそれを意識したわけじゃないし、むしろ逆で、めっちゃ人間味のある感じの路線で売ってたんだけど、どうもそれが伝わってない。その理由1は、アメリカ人って結構ジェスチャーとか声のトーンの幅がでかい。で、やっぱり人間味(感情、エンパシーとか)を伝える方法としては、自分も少し自己開示をしていかないといけない。そうすることによって、関係性って作られるんだと思う。こっちもクライアントのことを知って、クライアントもこっちのことを知ってもらう。で、それは言語(verbal)でも非言語(non-verbal)の表現の仕方でも共通してる点はあるはず。だから、こういう非言語のジェスチャーの使い方や声のトーンにも意識を向けないといけない。むしろコミュニケーションは非言語の方が大切っていうしね。正直、学期の途中どうしても研究とかに費やす時間がなかったから、このクラスにかける時間・労力は最低限にしようと思ってたんだけど、最終的には結構楽しくなって、カウンセリングすることへの楽しさみたいなのを再び感じられるようになった。

で、、IQクラス。不満があるとしたら、このクラスが一番ある。先生がっていうより、設備とか環境面で。IQアセスメントの種類はたくさんあって、このクラスで扱った・練習したIQなどのアセスメントは全部で5~6個。一番使われてるIQアセスメントのキットでもクリニックには3個しかなくて、このクラスは臨床心理とカウンセリング心理の学生が合同で取るので、全部で12人ぐらいいた。で、他のアセスメントのキットは当然ながら1つしかない。全部で12人いるクラスでこの数個のキットを取るとなると、どれだけ大変か。しかも、アセスメントは練習はもちろん、スコアもそのキットに入ってるマニュアルが必要になる。スコアするだけでも1時間から多いもので5時間ぐらいかかるものもある。キットを一回で貸出できる時間は24時間で、一回の貸出でこれを全部やるのは不可能。でも、レポートの提出はほぼ毎週あるし、どう考えても数が足りない!確かに、キット1つ自体の値段も結構するし、それなりの頻度で新しいバージョンもでるので、一度にたくさん揃えるのは無理なのかもしれないけど、学習する環境の場としては不満だった(ここのクリニックでの臨床では今ある数で十分なんだと思う。そもそもそんな頻繁にはアセスメントはしないだろうし1つあれば足りるんでしょ。)。



以上が今セメ取ったクラスの感想。ここの大学のクラスを取る際にはぜひ参考に。笑)