【怪しいおやぢ】です。

 『江戸のことば』 目次です。


【い】の字の部。

『一目算』と『一目散』

『一の裏は……』

『一寸切らるるも……』

『馬と牛』

『色品多き』

『いたは・る』 



【ろ】の字の部。

『論語読みの……』

『論議少なき』


【は】の字の部。

『始めの耳語(ささやき)』

『辱(はじ)……』

『賄賂(はなぐすり)……』

『秤目盗みは……』

『鳩胸の蓮切鼻』

『歯に血がついた……』

『発才の爆焼口』

『鼻持ちが成らぬ、鼻端知恵』 


【に】の字の部。

『仁義理人情?』

二足三文に売る仏』

『棒の折れそうな……』

『魚膠も砂利もない……』

『二階から目薬……』

『憎々の腹から……』

『如狐狸と出した……』



【ほ】の字の部。

『仏のない堂に参ったよう』

『ほだされもせぬ法界悋気』

『(法師の)おっとり鍬』

『方違えすることも……』

『暑熱にも焙烙頭巾』



【へ】の字の部。

臍が茶沸かす……』

『屁をこいて……』

『下手の長談義』

『へっついの繕いは……』

『へちまとも思わず……』

『臍の緒切って……』


【と】の字の部。

『問うは当座の……』

『土用ののぼり雲……』

『遠い親子より……』

『灯明の火で尻をあぶる……』

『虎御前の涙雨』

『尊い寺は』

『蟷螂の斧……』


【ち】の字の部。

『茶碗と茶碗……』

『茶釜の吹くも……』

『塵を結んでも……』

『沈香も焼かず……』

『地獄にも……』

『乳飲み子の……』

『治にも乱を忘れず……』

『提灯に釣鐘』

『ちたたらふんで……』


【り】の字の部。

理の濃いのは』

『龍の尾となる……』

『悋気嫉妬は……』

『理屈者は……』

『利息を病まぬが……』

『利鑑は……』

『臨終穢い……』

『立鼓くくった……』


【ぬ】の字の部。

『抜かず太刀の功名……』

『盗人の昼寝……』

『賊の隙は……』

『盗人を見て……』

『ぬらりくらりと……』

『ぬんめりとした……』

『糠に釘……』

『抜け目のない……』


【る】の字の部。

『類を以て……』

『類無き……』

『留守毎に……』


【を・お】の字の部

『親の心……』

『負うた子より……』

『奢る者は……』

『落ちぶれるとき……』

『大取りするより……』

『大木は……』

『おやぢ橋……』

『思うはかの行かない……』

『陰陽師と……』

『鬼の女房は……』

『瘧病みのように……』

『遅牛も……』

『女騙し』


【わ】の字の部

『われも良かれ……』

『若いと……』

『藁で作っても……』

『藁で……』

『悪智恵……』

『悪洒落……』

『我が寺の……』


【か】の字の部

『歌人はいながら……』

『壁と話は……』

『陰裏の……』

『雁も鳩も……』

『蛙の目……』

『痒いところへ……』

『陰になり日向になり……』

『髪相耳で……』

『懸構……』

『鍊鼓鳥が……』

『蛙の頬に……』

『蛙の目還期……』

『紙子着て……』

『強盗の逆ねじ……』

『掛矢で……』

『川立は……』

『壁に耳あり……』


【よ】の字の部

『嫁と名が付けば……』

『欲の熊鷹……』

『斧を磨いで……』

『善いことには……』

『夜の間に……』

『夜目遠目……』