【怪しいおやぢ】です。

 『類聚世話百川合海』

(るいじゅ せは ひゃくせん かっかい)から……


流通(るつう)に覚えぬ、「る」の字の部。


『無類 戯気言共も』

(るいなき たわけことども)

 

 とんでもない馬鹿を云っている、という話ですが、どちらの意味で馬鹿なのか気になるところです。

 許し難い馬鹿なのか、それとも手を携える馬鹿なのか。


 前者については、せんきょえんぜつ、とか、まにゅふぇすと、などという形で知り尽くしているなぁ、などと考えてみたりします。


 後者については、話にしか聴いていない、『五日市憲法草案』を思い浮かべます。

 成り立ちも、内容も含めて、この辺が日本人の教育のピークだったのかな、とも思うと実に残念でなりません。

 

 五日市憲法草案(日本帝国憲法草案)