【怪しいおやぢ】です。


 『類聚世話百川合海』(るいじゅ せは ひゃくせん かっかい)……


 「は」の字の部。



 そう言えば、


 「賄賂」のことを、袖の下とか、鼻薬と言います。


『賄賂遣変化者輩』


 かなを振らないと読めません。


 『賄賂(はなぐすり)・遣(つかう)・変化者(ばけもの)・輩(ども)』


 と読むようです。


 このあたりが、江戸の戯作者の感性であり、読者の楽しみなのかもしれません。


 現代の、スポーツ新聞の表現感と似ている気もします。


 『賄賂遣変化者輩祭』……


 今なら、そうせんきょ……とでも読みます?