ぼくは、動物に何もしないで
枯れるように眠るように
安らかに旅立つ話を
しているけど
これが難しい病気がある。
それは、心臓病と肺の病気。
他にもてんかんや脳腫瘍など
脳関係の病気。
心臓や肺は呼吸に関係している
から何もせず枯れるように
旅立つのは難しいのさ。
呼吸ができなくなるとか
酸素が不足してくると
苦しくなるので
安らかに眠るように
と言うのが難しくなるのさ。
心臓病と肺の病気に関しては
医療的な介入が必要になるね。
肺癌の末期は呼吸が苦しくて
痛みもでることが多いから
酸素ボックスを用意したり
酸素吸入をしたり
痛みの管理をしたり
しないとかなり苦しくなっちゃう。
呼吸が苦しいのと痛みで
かなりつらい状態になるから
何もしないと言うのは難しい。
肺癌の痛みに関しては
通常の痛み止めが効かなく
なって来るから
麻薬系の痛み止めを使って
痛みを管理してあげることも
大事になる。
呼吸と痛みの管理は医療的な
介入をした方がいい。
心臓病に関しても
循環と呼吸との関係があって
体が酸素不足になると
苦しくなって酸素を取り込もうと
呼吸回数が増えるから
薬を使って循環を良くして
酸素を回したり
うっ血の改善したり
酸素ボックスを使って
酸素管理したりして
苦しくないように医療的な
介入が必要になるね。
酸素不足になると呼吸が
苦しくなるのもあるけど
脳も酸素不足になるから
神経伝達物質が減って
不安になる。
不安になると鳴くように
なるから不安に対しても
対応した方がいい。
抗不安薬や神経伝達物質を
補う薬などを使った方が
いいので
何もしないと言うわけには
いかないことが多いね。
ただ、心臓病も肺の病気も
過剰な点滴や医療行為は
苦しめることには変わりない。
心臓病や肺の病気は
看取っていくにしても
ある程度、内服を使ったり
注射をしたりして
薬を使う必要がある。
全く何もしなくてもいい
と言うわけにはいかない。
体や病気の状況によって
看取る時に何もしないより
多少の医療行為は必要
になることもある。
この見極めは飼主さんには
難しいから獣医に頼ることに
なるけど
過剰な医療行為になることが
あるから飼主さんは判断が
難しいね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
■ 獣医師による犬猫のための腸内環境改善サービス
「腸活」という言葉があるように、「腸を整える」ことは、免疫力を向上させ、感染症予防や病気になりにくい身体作りに役立ちます。そんな腸内環境改善について獣医師の立場から様々な方法をご提供しています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/6dckx
ぼくの勝手な他の持論の話も読んでみて!
リライズニュースでインタビューを受けました。
リライズニュースは、様々な仕事がある中、まだ注目されていない原石のような方を様々な分野で活躍されている方を紹介してくれてます。
インタビュアーが読者と活躍する人の間になり、各業界にある限界にとらわれず、境界線を越えることができる架け橋になってくれてます。
ぼくもインタビューを受けたのでよかったら観てください。
動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい!!動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん
セミナーのダイジェストを作ってみた。
YouTubeのチャンネル登録もよろしく!
https://www.youtube.com/channel/UC1TQjMRG_gzVrlaS4knm0zg/
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
両本とも当院での在庫は完売いたしました。
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプーのコツ
動画を4本無料でプレゼントします!
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえるとうれしいです。