今日の話は賛否両論あると思う。
炎上するのも覚悟で話をするで。
安楽死の話は抵抗ある人も
いると思う。
読みたくなければ読むなよ。
「読むな」言うとるのに読んでからの
文句は受け付けんで。
安楽死をしなくてはいけない
状況はあると思っていて
例えば
・動物がガンなどの末期になり
痛みを伴ったり苦しい場合
・大型犬などが寝たきりになり
介護が必要な状況になって
飼主さんが高齢で介護ができない
他に頼める人もいない場合
・動物が認知症になり
寝たきりになり夜中も日中も
ずっと鳴いて飼主さんが
うつ状態になってしまう場合
などなど
止むに止まれぬ状況になって
飼主さんも苦渋の決断を
せざるを得ない事情もある。
自然に旅立って逝くことが
理想ではあるけど
どうにもならないこともある。
ぼくは安楽死は飼主さんの
要望があって状況を確認して
実施することはある。
安楽死は絶対にしないと言う
獣医さんもいる。
それはそれぞれの考え方が
あるからそれがいいとか悪いとか
ではないと思う。
ぼくは批判も承知で実施してる
その選択をした方が動物も
飼主さんも救われることがある。
動物も飼主さんも救われるなら
ぼくは責任をもって実施する。
責任を伴う行動は批判を受ける
こともある。
それが責任なんだとぼくは思うのさ。
安楽死を選択した飼主さんを
批判するのは違うと思う。
何カ月も考えて考えて
悩んで家族と話し合いを重ねて
目の前の我が子と向き合い
話しかけ苦しんでもがいて
悩みに悩みぬいて出した答えを
外部の人間がとやかく言う
ことでもないし
それを批判するのはおかしい。
ご近所さんに
「安楽死なんてかわいそう」
「よくそんなことできたわね」
と言われたり
SNSで誹謗中傷を受けたり
する現実がある。
あんなに苦しんでもがいて
悩みに悩んで何カ月も考えて
家族と話し合って答えを出して
安楽死をして、悲しんで後悔して
苦しんだのに
更に追い打ちをかけるように
事情も知らない部外者が
「あーだこーだ」言うなんて
飼主さんはどうしたらいいか
わからなくなる。
どれだけ我が子を安楽死
するのがつらいことか。
我が子を安楽死すると決断して
目の前で我が子の命が消えていく
瞬間をみながら
どれだけ胸が締め付けられる
思いをしてるか。
自然に命が終わっていくのではなく
自分たちの決断で命を終わらせて
いくことへの罪悪感はハンパない。
飼主さんはこれから先の人生を
後悔しながら
その責任を背負って生きていく。
それはつらいものだと思う。
ハイシニアになる子も増えている
今後は安楽死を選択せざるを得ない
状況が増えるかもしれない。
ぼくは動物と飼主さんが救われるなら
一緒に責任を負う覚悟で実施していく。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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