人材の教育は人格を高めることにも配慮
会社における新人の教育では、業務内容の基本的事項は実務をこなしながら覚えていくOJT(オンザジョブトレーニング)が効果的だと思いますが、倫理的教育やマナーに関する教育まではなかなか手が回らないところも多いのではないでしょうか。 もちろん、会社としての第一優先順位は、早く仕事を一人前にこなせる実戦力になってもらうことですが、あまり実務重視や売上げ至上主義ばかりに奔走していると、長く安定した企業経営に必要なクオリティの高い人材の育成が疎かになってしまいます。 ここで言うところのクオリティの高い人材の育成は、仕事をこなす量質の両面に優れているだけではなく、人格的にも優れていることを指します。 その人格を高めるには、倫理的教育までできるのが理想なのですが、なかなかそこまで時間がないというのが実態だと思うので、実務をこなしながら仕事を覚えてもらうときに、ワンポイントレッスンとして、新人を教育する教育担当者や上司が道徳的心がけを実務を教育する機会1回につき1つ教えるようにできればいいのではないでしょうか。 何を道徳的心がけとして教えるかは、あらかじめ教本のような会社独自のテキストを作成する必要はありますが、時間はかかっても同時並行で倫理やマナーのスキルもゆっくり一歩ずつ向上していけば、仕事もできるし人間的にも魅力的な人材を育成でき、そういった人材の後に入ってくる人材も先輩の背中を見て育つので、更に見て学ぶことで人格の成長も年々加速化していくことが期待できます。 会社の成長は人材の成長がカギを握りますので、人材の成長も偏った教育ではなくて、バラン感覚に優れた教育を企業独自に考えることが生命線となります。