選抜高校野球が幕を閉じました。最近の高校野球はバントで守り勝つ野球よりも、バントをせずに打ち勝つ野球が主流のようです。選手からしてみたら、何番バッターであれ、打ちたい気持ちが強いですから、バントは勝つための戦略としても、打ちたい気持ちを抑えてバントさせるよりも、そのまま打たせたほうがフラストレーションが溜まりにくく、その後の守備等のプレーにも好影響を及ぼすと考えます。

 このことを企業の経営に置き換えてみますと、自社の貴重な戦力である従業員のやりたいことや希望をまずは経営者が知ることが大切であり、そのデータを元にできるかぎり従業員の意向にそった企業運営を心がけていくことで、従業員のフラストレーションを抑えて、従業員がのびのびと働きやすい職場環境が整います。

 例えば、現在の職場で使う備品や機械やソフトで何か不足のものがあるかアンケートを取ったり、会議や会社行事や社内のルールで取り入れたい事項や無くしたい事項があれば、そういった従業員の生の意見を聞く場を設けたりすることで、まずは働く労働者の声に耳を傾けて、その声に妥当性があり、社内的に採用可能であると経営者が判断すれば、柔軟に採用していく姿勢です。

 そうすることで、従業員のモチベーションや生産性が上がり、更に良いアイデアが出てきたりしますから、ますます企業の経営の質が向上するという好循環を生むわけです。

 チームスポーツも企業経営もいわゆる組織における主役というのは、その組織を支えるメンバーなのです。