私はプロ野球選手でいうところの、どんなに死球を食らっても、どんなところに危険球を投げられても、感情的にならず怒らない偉大な人に憧れます。

 要は自分が目指してるなりたい人間というものが、一般的に誰もがリスペクトできるような人物像であり、その理想的な人物像になれるかどうかが、周りの人からの信用を得たり人気を高めていくことにつながっていくわけです。

 まずは、自分の憧れの人物がどんな人であるのか、その憧れの人は世間一般的に評価が高いかどうかを検証してみて、評価が高いと分析できたのなら、その憧れの人の生き様や言動を研究して、その人と今の自分がどう違うのか、自分に足りないものを洗い出してみると良いと思います。

 決して、その憧れの人は誰もが知ってる有名人とかでなくてもいいわけで、自分の会社の上司や先輩、あるいは学生時代の友人や取引先の社長や近所の知り合いの人でもいいわけです。

 今の自分が好きで自分は我が道を行くのだから、憧れとか目標の人なんていないという考え方の人もいるでしょうけど、そうであれば現状に満足してしまうリスクもあるので、そういう自己愛を大事にしつつも、自分に近い人でも何でもいいから目指すべき人というのを作ったほうがいいかもしれません。

 そうすることで、自分に対して敵対心を抱く人や批判的な人からのネガティブな発言等に一喜一憂せず、気分の浮き沈みなくマイペースに自分を高めることができます。

 このことを私に置き換えて考えてみますと、さきほどの野球選手で言うところの死球や危険球に決して恨みを持たない穏やな人ですから、更に上を目指して、自分にとってアンチ的な人にも決して反感や怒りの感情を持たない人になろうと思います。