先日、新しいラップトップPCを個人用に購入したため(関連記事)、
それまで個人用に使っていた14.5インチのラップトップPC(約一年前に購入)を家で使う機会がなくなってしまいました。(そのPCを購入した時の記事)
しかし そのまま寝かせておくのも勿体ないので、会社に常駐させて、会社でミーティングルームなどに行く際にもっていくマシンとして使うことにしました。
それまで会社でミーティング用に使っていたラップトップPCは、4年前に会社で支給された Surface Book 2の15インチモデルでしたが、
非常に動作が重くて反応が悪く、ミーティング中に自分の画面を皆さんに見せてプレゼンやデモなどをする際に、支障をきたすレベルでした
(※1年ほど前にOSのクリーンインストールをしたのですが、遅さは改善しませんでした)
しかし、私物のラップトップPCを持ち込むことによって、ミーティングでのストレスは大幅に軽減されました。
やはり軽快に動くマシンを会社で使うと、効率がいいので気分もよくなりますし、ストレスの軽減につながると思います。
・・しかしここで一つ考えたいのが、「会社で使う機材を自腹で購入するというのはアリなのか?」ということです。
おそらく一般的な見解としては
「会社で仕事のために使うものは会社が支給するべき。もしも会社が支給した機材の性能が思わしくないがために仕事に支障をきたすのであれば、会社に申請して性能の高いものを買ってもらうべきだし、
もし買えないというのならば、それは会社の責任だから、社員は与えられた機材で出来うるレベルでの仕事をすればそれでいい。マシンが遅いせいで仕事が遅れるならそれは会社のせいであって社員のせいではない」
というものではないかと思います。
確かに、それは特に大企業においては正論だと思います。
本来会社が負担するべき出費(新しいPCを購入するなど)を社員の自腹で負担するなど愚の骨頂、社畜街道まっしぐらではないか、という意見があることも理解しています。
ただ、私は、どうせやるならいい気分で仕事がしたいし、
仕事・プライベートを問わず「自分自身の精神的健康状態をいい方向に向ける」のは自分自身で管理するべきことだと考えています。
だいたい、平日は一日の起きている時間の半分以上の時間を仕事に使っているわけですから、
その長い時間をいかに気持ちよく、ストレスなく過ごすかを考えることは非常に重要であると思っています。
「会社で与えられた機材が悪いせいで仕事中のストレスが倍増している。でもそれは会社の責任だから、自分でどうにかしようという意思はない」というのは、それこそ会社に束縛されているだけのような気がします。
もちろん、会社の機材を自腹で変えることを禁止さえれている場合も多々あると思うので、それはこの話の対象外になると思いますが、
それでも融通の利く部分、例えば仕事中に使うペンを、会社支給の汎用ボールペンではなくて、自分でこだわりぬいて買った手触りやデザインが極上なペンにする などというのは可能な場合が多いように思います。
(※いいペンを使うと、それだけで結構気分が上がると思います!)
したがって、「会社のため」というよりは、自分自身の幸福な人生のために、会社でより気分よく過ごすために、自分で購入した機材や文房具などを会社で使うのは 決して悪いことではないと、私は思っております。
・・なお、この記事の最初に登場したPCに関して言えば、もしも会社で使わないならばお蔵入りするか、二束三文で売り飛ばされるしかなかったので、そもそも「会社のために自腹を割いた」わけではありません
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