HP社のENVY 16というマシンはお勧めできるマシンか? | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日購入した 大型ラップトップPCですが(関連記事)、非常に快適に使えています。


さて、この記事では はたしてこのPC、HP社の ENVY 16 というマシンは、人に勧められるマシンかどうかという観点で記事にしたいと思います。smile

なおこのマシンは、アメリカでも日本でも購入可能です。
日本のモデルはおそらくキーボードが日本語配列に変更されていると思います。

アメリカのCOSTCO通販サイト

アメリカのHP直販サイト

日本のHP直販サイト

ただ、値段的には 現在日本はPCに限らず物価上昇の傾向にあるそうで、日本で購入した場合 アメリカで購入する価格と比較すると数万円割高になってしまうようですがSurprise

それはどのマシンを選択しても同じ状況だと思います。。


さて、アメリカと日本の価格差はとりあえず置いておいて、

このマシンをどういう人にお勧めできるかということですが、

まずはこのマシンの良い点と悪い点を客観的に挙げてみたいと思います。

良い点(画面関係
16インチで縦横比16:10IPS液晶はとても大きくて綺麗
・大型液晶ながらタッチスクリーン対応とても希少
・リフレッシュレート 120MHz普通の液晶モニタは60MHzが多い)なので滑らか


良い点(性能関係
・CPUは現在ほぼ最高性能といえる インテル13世代のCore i7 13700H 搭載
※もちろんCore i9などのさらに上もありますが、それらは特殊な部類と言え、値段も跳ね上がります
・メモリ 32GB はノートPCとしては特A クラスの大容量
・SSD 2TB はノートPCでは大きすぎるくらいの大容量
・グラフィックチップ RTX4060グラフィックメモリ8GB)搭載で、ゲームや4K動画編集にも耐えうる
Wi-Fi 6E対応で、Wi-Fi 5比で3倍のスピード


良い点(その他
・顔認証に対応したWebカメラ搭載で、約500万画素とまずまずの高性能
・拡張端子としてサンダーボルト4端子(現在ほぼ最上位のUSB)が2つある
・さらにHDMI出力端子、従来のUSB(タイプA)端子2つ、マイクロSDカード端子を搭載
テンキーがないのでキーピッチが広くて入力しやすい
・ボディは金属製で剛性感が高い
・デザインは全体がアルミボディで高級感があり、また16インチモデルにしては薄い


悪い点
・とにかく重い2.67kgという重量は、ちょっと抱えただけでずっしり来る
・PD給電(USB-C端子からの充電)に対応しているものの、本機は200Wという大型充電器が必要なため、そのような大容量充電器は高いし希少
冷却ファンが回るとやや気になる(ハイパワーの代償
・キーボードに、右端に一列HP独自のレイアウトのキーがあり、慣れないと間違える
多くのHP製ノートPCに共通して存在する問題です
指紋認証には対応していない


・・ということで、総じていえば「性能とデザインはほぼまんべんなく高いけれど、とても大きくて重いマシン」という感じです。

車で例えれば、昔の「スカイライン GT-R」みたいな、重くて高性能なマシン、といったところでしょうか。laugh


また、「高性能」という部分だけで言えば、なにもこのマシンでなくとも、むしろ14インチクラスのノートPCには高性能モデルが充実しているので(現在の売れ筋は、アメリカ・日本問わず14インチクラスのようです)、選択肢は多々あるようです。

したがって このマシンをお勧めできる人は、何といっても「16インチという大画面で、かつタッチスクリーンが欲しい人」というところが一番かと思います。
・・他のメーカ・モデルではとても希少だからです。

それに加えて、高性能・大容量メモリ/SSDが欲しいということ、

そして、ゲーミングPCのような派手なボディは好まない、HP社が得意とするアルミの美しいボディのマシンが欲しい、という場合にはかなりお勧めできるマシンであると思います。