14歳になったらグリーンカードを更新 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

ところでグリーンカード(アメリカ永住権)に関しては、我々はもう何もしなくていいと思っていましたlaugh

あるとすれば9年後、もしも永住権を更新するならば更新手続きが必要になりますが、

9年後にまだアメリカで働いている可能性は低いものと思われ_

また、アメリカに持ち家がなく家賃は超高いのでリタイア後にアメリカに住み続けるのは難しく、

結果たぶんグリーンカードを更新することはないだろうと思っております。

というか、グリーンカードの取得やビザの更新は死ぬほど大変だったので、もう関わりたくないというのが正直な気持ちです_
取得時の記事


ところが。

今、うちの子のグリーンカードを更新する必要が生じましたSurprise

それは、14歳になる前にグリーンカードを取得した場合、満14歳になったところで更新が必要だったのですOMG

ちなみにそういった通知が親切に届くわけではありません

自分たちでしっかり管理して、時期が来たら自分たちで更新手続きを開始しなければなりませんOMG

・・今回は、この夏うちの子と奥さんが日本に旅行に行くためのチケットなどの準備をうちの奥さんがしているときに、そのことに気が付いたということでした。

うちの子のグリーンカードを更新しないままアメリカを出国してしまうと、アメリカへの再入国時に拒否されると思いますOMG。。更新していないグリーンカードは当然無効ですからね


なお、なぜ14歳で更新が必要になるのか、また更新では具体的に何をするのかということですが、

まず14歳になる前にグリーンカードを取得した場合、その取得手続きの途中で指紋や顔写真をとるプロセスがありますが、14歳未満の子供の場合は、指紋は左右の指一本ずつしか採取されません。
本来であれば、全部の指の指紋をとられます

おそらく子供の場合は その後成長して指なども大きくなって照合が難しくなり、また顔写真も変更しないと大幅に変わる可能性が高いため、ある程度成長したところで再度採取・撮影しなおすことにしているものと思われます。


その「ある程度成長」のラインが14歳、ということなのだと思います。


したがって、14歳時のグリーンカード更新のプロセスとは、その指紋採取と顔写真の取り直し がすべてであるといえると思います。

それが済めば、更新されたグリーンカードが送られてくるはずです。


ということで、我々は大急ぎでうちの子のグリーンカードの更新の申請をしました。

方法は、USCIS (U.S. Citizenship and Immigration Service)のWebsite(https://www.uscis.gov/)に行ってアカウントを作成し、

トップページの「Green Card」タブを選択して「Replace Your Green Card」を選択、

そして「How to Replace Your Green Card」を開いて、説明の中の「online」のリンクを開きます。

そして「File a form online」を選択し、さらに「I-90, Application to Replace Permanent Resident Card」を選択します。

I-90 というドキュメントが、グリーンカードを更新するための書類になります。

そしてI-90の作成を開始すると、あれこれ質問が表示されますので 一つ一つ答えていきます。質問の数は15個前後だったかと思います。

なお我々は現在申請中のため、上記のページに行っても質問は表示されず、質問部分のスクリーンショットは現在取れません_

質問にすべて答えて申請しようとすると、通常の10年単位の更新の場合は更新料金を支払うページになるらしいですが、

14歳になったために更新が必要になった場合は料金は発生しないようですsmile 請求額0ドルと表示されました。

そのオンライン申請の1日後くらいに、更新リクエストを受理したという内容の書かれた書類と、そして指紋採取のためのアポイントの日程の書類がアップロードされていました - 結構早かったですSurprise

・・噂では、アポイントメントが取れるまでにはもう少し時間がかかると聞いていましたが、

現在たまたま空いているのか、翌日にはアポイントメントが確定していました。

なおアポイントメントは基本的に先方の都合で決められますが、都合が悪ければもちろん日時を変更してもらうこともできるようです。

我々はもちろん、言われた日に都合をつけて指紋採取に行くことに_

・・2年くらい前にグリーンカードの取得の手続きの一環でやってきた、USCISのオフィスへとやってきました。


初めて行った時の記事

以前来たときはとても混んでいて、受け付けてもらうだけでも20~30分くらい待った記憶がありますが、

今回は空いていて、数分待っただけで受け付けてもらえましたsmile

もしかしたらトランプ大統領の方針の影響で、永住権を取得しようとする人が減ったのか、取得がさらに難しくなったことの影響なのかわかりませんが、とにかく待ち時間は少なくて済みましたsmile

なので、お昼を近くのショッピングモールで済ませて我々の街に戻っても、まだうちの子が午後の授業に参加できるだけの余裕がありました。


そして現在、Website上では「本件は現在レビュー中」というステータスになっています。


何事もなければ、1~2か月くらいで更新されたうちの子のグリーンカードが郵送されるはずです。

・・うちの子の日本旅行までに間に合うといいのですが_

※万が一間に合わなくとも、現在更新中であることを証明できる書類をあわせて持っていけば、再入国できると思います