小顔になりたい・・・
若い女子の切なる願いの一つかもしれません
わたくしも30年前はムチムチぽちゃぽちゃ、三つ編み眼鏡の文学少女でした。
楽に痩せたい思いが高じて、
“脂肪をつかんで投げつけたら当たった人に脂肪が移動すればいいな的妄想”までしたこともあるくらい(相当ヤバい)
現代のような情報化社会では、直ぐに検索しますよね?
「小顔 治療 効果」
みたいにキーワード並べて。
そうすると色々出てくるわけでして
「ハイフHIFUが気になる!!」
「たるみを治せば小顔になるの?」
「美容針ってどうなの?」
「小顔注射って効くの?」
などと調べまくるわけです。
とくにインスタなどでハイフという言葉の認知度が上がってきました。
当院でも人気の『ウルセラ』はHIFUの王道
ご存じない方がいて驚くのですが、ハイフはウルセラから始まりました。
美容医療で若さを保つのに欠かせない施術です
ところで、
人は何を見て若いと判断するのでしょうか?
肌のハリ
色むらのなさや透明感
輪郭・フェイスライン
などいくつがありますが、慶田が考えるに一番の条件はフェイスライン
年齢を重ねても美しい人は総じてフェイスラインが魅力的です
このような理想のフェイスラインに戻す施術はないの
手術はイヤ!糸も怖い!
って30代以降にオススメなのが『ウルセラ』です
『ウルセラ』は、超音波を用いた「たるみ治療マシン」の最高峰です
皮膚の表面には傷をつけずに、エネルギーを正確に狙った層(深さ)に届け、
点状に65~70℃の熱凝固点を多数作ります。
施術直後には伸びたコラーゲン線維の収縮による引き締め効果が、長期的には新しいコラーゲン線維の再生により、緩んだ皮膚を強力に引き締めます
皮膚の「真皮深層」から「皮下組織」、皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」や「顔面靭帯」にまで作用し、土台から引き上げるのが高い効果のゆえん。
治療後のダウンタイム(赤みや腫れなど)がほとんどないため、
治療直後から普段通りの生活をしていただける点も人気です
実際に症例写真を見てみましょう
50代女性 ウルセラ チーク&ネック照射前
ほうれい線とマリオネットライン、輪郭の崩れを治したいとのご希望です。
チーク(コメカミから頬、フェイスライン)とネック(あご下~首)にウルセラを照射しました。
照射から2か月後
輪郭が際立ち、フェイスラインのもたつきが改善しています
治療に難渋する、首のシワも伸びてスッキリ。
マリオネットラインや二重あごも目立たなくなりました。
でも、最近気になるのが、まだ若い世代(20歳前後~20代半ば)に頻回にHIFU照射を行うクリニックが増えていることです
加齢で劣化し、たるんだ組織に強い凝固点を付けて縮め、創傷治癒を利用して若返らせる治療を、既に若い皮膚に照射する事の是非・・・
ちょっと考えれば分りますよね?
真っ当な先生はしません。
少なくとも、当院では
「小顔になりたいんです~」
「フェスラインが緩い気がして・・・」
と悩んでいる20代前半患者様には、
「プルっ&パンっと張っているのが若さです」
とお伝えした上で、
頬やあご下に過剰な脂肪があれば、その重みで下垂してたるんだ印象に見えるため、控えめに『脂肪溶解注射』を行います
皮下脂肪厚・代謝によって個人差はありますが、顔の場合、2~4週間毎に3回~4回の施術でご満足いただく方が多いです。
決して、たるみによって顔が大きく見えているわけではないので、『脂肪溶解注射』だけでシャープになる場合もありますし、脂肪がたっぷりついていた方は、注射後の溶けた脂肪のスペースをほんの少しタイトニングするとさらに満足感が得られます
『スマスアップ』は、RF(高周波)熱とDMS(局所電気刺激)により局所の代謝を上げ、脂肪溶解注射で溶けた脂肪の排出を高める効果があるので、『脂肪溶解注射』から2週間以内にお受けになる方が多いです。施術は温かく気持ちが良いと評判ですむくみもスッキリします。
また、若い世代には『タイタン』をご紹介することもあります。近赤外線(IR)の光と熱により真皮~脂肪層をタイトニングします 1ショットの照射の中に冷却⇒照射⇒冷却がプログラムされていますので、痛みもミニマムです。ダウンタイムもほぼなく、施術直後から引き締め効果をご実感いただけます
いずれも、穏やかな熱をきっかけに、コラーゲン密度を高めるのでアンチエイジング効果があります。
若い方は半年に1回程度のゆったりペースで大丈夫です👌
当院では、若い世代には治療すべき皮膚病や先行投資になる美容医療のみをご提案しています
ニキビコントロール・ニキビ痕治療
(『ケミカルピーリング』・『フォトフェイシャルM22』・『プラズマシャワー』)
レーザー脱毛(『ジェントルレーズプロ』)
ホクロなど審美的に気になる良性腫瘍の除去(『CO2レーザー』)
アトピー性皮膚炎などの皮膚炎の治療と残った色素沈着の治療
(『ピコレーザー』・『フォトフェイシャルM22』・『プラズマシャワー』)
注射治療なら、適応を慎重に見極めたうえで、
を初めても良いでしょう
コンプレックスは誰にでもあり、若い頃は特に気になりますよね
しかし、私たちのような専門家は、患者様の長期的なメリットとデメリットを考えるべきです。
不要な治療は適切な時期が来るのを待つことを提案していくべきではないでしょうか?
初版第3刷 重版決定
6月25日発売 慶田の新著
『女医が教える、やってはいけない美容法33』
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)
♪重版しました♪
■銀座 ケイスキンクリニック
(美容皮膚科)
東京都中央区銀座1-3-3 G-1ビル5F・6F
お電話でのご相談・お問い合わせTEL0120-282-764
銀座ケイスキンクリニック公式Facebookページ
http://www.facebook.com/ks.skinclinic
メール相談soudan@ks-skin.com
◆ その1:そもそも美容医療は恋に効くのか?
◆ その2:モテに効く美容医療とは?
◆ その3:その恋、あなたを幸せにしてくれますか?
◆ その4:カミングアウトする?しない?治療を受けてることをパートナーに伝えるか問題
◆ その5:美の資産価値としてエロティックキャピタルを増やす方法
◆ その6:大谷選手の妻に学ぶセルフブランディングの方向性
◆ その7:裏切りへの対処法;大谷選手の通訳の事件に思う事
◆ その8:浮気心の収め方
◆ その9:小陰唇形成など女性器改造の功罪、ビラビラしてちゃダメですか?
◆ その10:巨乳じゃなくちゃダメですか?理想のおっぱいを考察
◆ その11:毛穴開いてちゃダメですか?毛穴気にしすぎ病問題
◆ その12:劣化しちゃダメですか?奇跡の○歳・ルッキズムの呪縛を考える
◆ その13:無臭じゃなきゃダメですか?~女性アナウンサーSNS炎上について考察
◆ その14:過去を引きずっちゃダメですか?忘れていいこと悪いこと
◆ その15:全部欲しがっちゃだめですか?優先順位の見極め方
◆ その16:損切りしなきゃダメですか?恋愛や美容医療に失敗した時の軌道修正
◆ その17:男ウケしなきゃダメですか?~恋愛や仕事で勝つ装いや美容医療の戦略
◆ その18:トリセツ細かくちゃダメですか?~ワタシの好みを賢く伝えるコツ
◆ その19:割れ鍋に綴り蓋じゃダメですか?
◆ その20:美しくなくちゃだめですか?美の基準の曖昧さを愛したい
◆ その21:セックスの相性ってありますか?肌が合うを考察する