Great British Menu
最近楽しみにしている番組がBBCでやっている「Great British Menu」です。国内それぞれの地域ごとにまず予選があり、選出された有名シェフたちがスターター、魚、メイン、デザートの4コースを作り、それをミシュラン星シェフがジャッジしていきます。ジャッジも最初は色々褒めるんですがその後に必ず「however/but」が続くのが面白い。そこで3人から2人に絞られ、次にグルメ批評家たちが同じコースを食べたのち1人に絞り、その地域予選を勝ち残ったシェフが次の本選に進みます。現在、North East, London and the South East, Scotland, Central の予選が終わったところ。North East は私たちが毎年イースターホリデーで行くヨークシャーが含まれ、3人のシェフのうち2人は既に行ったことあるレストランのシェフでした。Danny Parker (ちょっとマルーン5のボーカルに似ている)の「House of Tides」は2年前に。David Coulsonの「Peace and Loaf」は今年行ったばかり。店の外観がすごく怪しくて、まるでタトゥー屋です。デイビッドも見た目あんなですから、台所でも目立っていました。今のところ一番面白かったのはスコットランドです。Lornaはかなりのところまで行くのでは。Centralのマリアンのレストランはスーさんが行ったことあるらしく、すっごく狭く、そしてメニューも独創的だったそうです。彼女も本選行きが決まったのでまた個性的な料理を見せて欲しい。有名タレントのなんちゃって料理番組と違って、プロのシェフの料理を作る姿勢は真剣で色々勉強になります。イギリス料理はまずいなんて言われますけど、そんなこと全然無い!誤解無いように、高い金額さえ払えば美味しい、というわけでは無いです、もちろん。「イギリス料理って不味いんでしょ?」とイギリスに行ったこと無いのにツラっとした顔で言う人がいます。失礼なこと言ってるって自覚がないから困ったものです。話は逸れましたが、今まで見ていて気付いたのですが、「Umami(うまみ)」「Dashi(出汁)」「Miso(味噌)」「Yuzu(柚子)」これらの単語、普通にキッチンでシェフが使ってます。特に「うまみ」に私個人は驚いた。出汁はね、採り方はもうちょっと勉強した方がいいかも。というか出汁パックを伝えたい。いいよー出汁パック、使えるよ~。柚子もみなさん、果汁を良く使われますが、皮もいいんです、とこちらも伝えたいです。にほんブログ村