いい歳した大人がアレルギーとかの事情を除き、
出された食べ物に対してこれは嫌いだ、あれは嫌いだと口にするのは、
個人的にみっともない行為だと思っています。
しかし残念ながら、この国イギリスでは結構いるんですよ。
私の周りだけかもしれませんけど。
黙って皿によけるとかじゃなく、口でアピール。聞いてて萎える。
自分が注文したものに対してあーだこーだ言うだけでは気が済まないのか、
私の皿にもネガティブなことを言う人すらいます。
例えば私が頼んだマーボー豆腐に、
「私、豆腐の食感が苦手なのよね~」
あなたにマーボー豆腐をあげるなんて一言も言っていませんが。
それどころかそのコメント、日本人全員を敵に回していますよ。
あなたの好物の、油で揚げたワカメの方が気持ち悪いんですけどね。
(でもイギリスの中華料理屋には必ずある)
こういうのって自己主張とは違うし、なんなんですかね。
文句言われたレストランに連れて行った私たちとしては面白くないので、
じゃあ次はあなたお勧めのレストランに連れて行ってくださいってなりますね、当然。
あんだけ文句言うんだもん、ざぞや美味しいところ知っているんだろうと。
なのに絶対、マズいんですよ、毎回これが!
高くてマズいとかもう、最悪。
前回私達が連れて行ったレストランの方が何倍も美味しかった。
本人たちは絶対に認めませんけど。負けず嫌いなんで。
「出されたものは黙って食べろ」
子供の頃、良く親に言われていたこの言葉、ここイギリスでよく思い出します。