生牡蠣とシャンパーニュ | 内なる石のひびきに、熱き心がやどる
2021-11-29 23:04:57

生牡蠣とシャンパーニュ

テーマ:■ワインと料理のマリアージュ

生牡蠣とワインの組み合わせ。しばしばワイン業界では論議になります。

よく言われるのがシャブリとの組み合わせですね。

私は間違ってはいないと思いますが、レモンを搾らないといけなかったり条件はありますよね。

 

でもシャンパーニュは違います。これは間違いなく合います。ま、泡モノを合わせるなんて普通に合うにきまってるんですが、シャンパーニュが合わせやすいのは瓶内二次醗酵をしているからですね。

瓶内二次醗酵をすると澱と液体が触れている時間が長くなります。この原理だとシュール・リーもそうなのでミュスカデが合うのも同じ原理です。

シャンパーニュだと特に長くなるのでこの澱との接触により、旨み成分が出てくるため、亜鉛による臭みが出てきにくいです。

となるとあとは柑橘系の香りがあればなおさら良く、すっきりとしたブリュットがちょうど良いです。

デュヴァル・ルロワ、女性オーナーの繊細で上品なシャンパーニュです。

この冬は生牡蠣とシャンパーニュ。良いかもしれません。