9と9が重なる
陽のエネルギーあふれる
大切な節目。
古来中国では、
奇数は縁起のよい陽の数とされ、
陽の数字の中で、一番大きいのが九。
九が2つ重なる9月9日は、
陽の気が極まる特別な日として、
大切にされてきました。
それが、
「重陽」の節句。
この日は、
お祝いの日でもありますが、
節目に「魔」が入りやすいことから、
厄払いの意味もかねて、
日本では奈良時代から宮中や寺院で
菊(邪気を祓う効果があるとされています)を
観賞する宴が行われています。
旧暦では菊の季節であることから
「菊の節句」とも呼ばれています。
季節の植物から生命力をいただき、
邪気を払い、長命を願って、
菊の花を飾り、菊酒を飲む…。
我が家ではおひたしにしたりし、
天ぷらにしたりして、いただくことが多いかな。
食用菊をおひたしなどにするときは、
がくから花びらを摘んで、
下ゆでしてから使います。
食用菊のきれいな色をキープするには、
酢を加えるのがポイント!
湯1ℓに対して、酢大さじ1が目安。
子どもたちは、
菊花料理好んで食べませんので、
食事の飾りとして使ってきました。
食用菊ってね、
見た目の美しさだけではなく、
実は、体にいい食材なんですよ。
こんな効果があります♪
・・・・・
*解熱・解毒の効果
*眼精疲労を緩和の効果
*がん予防の効果
*免疫力の向上効果
*精神を安定させるリラックス効果
・・・・・
食用菊を使った
大人の「菊酒」のレシピご紹介します。
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杯に日本酒を注ぎ、食用菊の花びらを浮かべます♪
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レシピといえるレシピではありませんが^^
アルコールの弱い方は、
香りのみ楽しんでも。
日本酒が苦手という方は、
「梅酒」で楽しまれても。
我が家では、
食前酒にほんのり甘い
三河みりんに浮かべて、いただきます。
視覚的に美しく、風流ですよ。
菊花がちょっと手に入らないという方は、
「カモミールティー」を楽しむというのもありかしら。
カモミールは、キク科の1種の耐寒性一年草ですもの。
食用菊が手に入らないときは、
茨城県土浦市・つくば市
マクロビオティック料理教室
イエローハーモニー
小川原智子(おがわらともこ)