「自分のしてきたことを棚に上げて、その結果の今の現実に、「自分はかわいそう」アピールをする人がいる」
これを、
具体的に言うと、
例えば、
孤立している子がいて、「自分がみんなから仲間外れにされる」と言っているとする。
それを見ると、確かに、それだけを聞いたら、かわいそうですよね。
だけど、
その孤立してかわいそうに見える子が、実は、今までずっと周りの子をいじめていた、って言うケースがある。
事実は、自分は周りにもっとひどいこと（嫌がらせ）をしていたのだ。
で、その結果、みんなが嫌がらせをされたくなくて、避けていき、孤立したのだ。
※いじめと友達が出来ない、は別。友達が出来ないだけで、嫌がらせをし返されたわけじゃないケースね。
そういう例もあるよね。
自分がしてきたことの結果なのだ。
だけど、その結果だけを、＜かわいそうアピール＞している。
自分のしてきた結果なのに・・・
ここまでなる前に、やめればよかったのに・・・
（正直、これはよくあることだと思う。
だからこそ、友達が出来ないことを、こっちのせいにされないように、最後の一人になってはいけない と以前書いております。読んでいない人は読んでおいてね！）
同じように、
モラハラだって、
ずっとモラハラしていたら、その結果、嫁や子供から笑顔がなくなっていき、
それでも、モラハラしていたら、その結果、嫁や子供が逃げ出すのも、フツーに当然の結果ですよね？
でも、
嫁や子供が出ていってから、「出て行かれた！」とかわいそうぶる。
そうなる前に、やめればよかったのに・・・・
他にも、
セクハラやパワハラを続けていたら、
部下から尊敬されなかったり、
挙句に、退職したり、訴えられたり、も当然の結果だよね？
そこまで分かりやすいケースでなくても、
いつもきつい言い回しで、なんか嫌味ばっかり言う、って人がいて、
そういう人から、だんだん人が離れていくのも、当然の結果だよね？
でも、
結果だけをアピールして、「かわいそう」ってアピールしている人もいるので、
あまり、何も知らないうちから、味方した、って思わせるような言動はしないほうがいい。
かわいそうだと思っていたその人が、実はすっごい加害者だった、ってこともあり得るのだから。
今の結果が「かわいそう」だとしても、
種をまいたのは、かわいそうだと思ったその人本人、ってことがあります。
誰かを我慢させたり、誰かを傷つけているのに、
そこには気づかないふりして、突き進んでしまった結果だ。
そして、
「自分がかわいそう」だとばかり、アピールしているうちは、今まで自分がしてきたことを、反省していません。
自分がもっとひどいことしていたのに、相手の痛みは分からずに、
自分の痛みだけは、大げさに騒ぐ人がいる。
今、自分がかわいそうな結果になったとき、
自分の痛みの分だけ、
相手の痛みを理解するいい機会なのに、
それさえ、見て見ぬふりして、自分だけがかわいそうだと突き進もうとする人には、私は同情もサポートもできない。
そして、そういう人は、
自分がかわいそう、ということで、新たなターゲットを探しているのだ。
（本人にそういうつもりがなくても、結果として、かわいそうだね、って同情してくれた人が、次のターゲットになる）
私の存在が、「味方」だとも、「言い訳」にも使われて欲しくないし、
ましてやターゲットになりたくもないので、
いきなりな、かわいそうアピールには、乗っからないようにしたいなと思います。
ご注意を！
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